表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/241

10話

お昼分です。

朝から調子が良いと二回投稿出来る?かも

「こっわ!!!!」


海の中で見る巨大生物は非常に怖いな。

ゲームとかでも深海とかって何か不安になるけど・・・マジ物見ると猶更怖い。

ドラゴンとか見るよりよっぽど怖いんですけど。


シャイクを呼び戻して距離を離す。

だがこのクラーケンは俺を狙ってここに来たのだろう。

触手が俺に向かってくる。


それを走りながら回避する。

時々回転しながら、触手を交わしていく。

隙を見て魚雷を撃つが、デカすぎて効果が薄い。


「何か他にあったっけ!?」

『『ドルフィンレーン』に、対巨大生物用の武装は装備されておりません』

「ですよね!?」


元々戦闘メインじゃないしなこいつ。

シャイクの武装もそういう面ではだめだ、基本的に補助装備だし。

パイルバンカーは・・・これはそういう目的ではないからなぁ。

先端付け替えてドリルとか付けれるから、元々戦闘用じゃない。

あと流石にこのサイズの敵は想定していない。


「武装送るのどれくらいかかる」

『2分です』

「・・・しゃーないか!!」


背に腹は代えられん。

『ドルフィンレーン』の装甲では万が一が起きる。

手早く済まそう。


「リミッター解除!シャイクライン起動!!」


シャイクの形状が変化する。

より洗練されたフォルム・・・まっすぐに突き進むことのみを考えた形状に。

シャイクは、高機動で自由に海中を進むためのバイク。

その機動力を・・・すべてまっすぐ進む為の推進力のみにつぎ込む。

それが形態変化の一つである『シャイク・ラインモード』


そしてリミッター解除は・・説明するまでもないだろう。

全機能を短時間向上させるための切り札。

稼働時間は3分。時間経過後は20分機能の低下が起きるが・・・


「その前にぶち抜く!!」


パイルバンカーの設定を変更。

本来は打ち出して自動で戻ってくるようになっているが、撃ちっぱなしにする。

エネルギーラインも繋いで、貫通力を大幅上昇。

一気に近づいて、文字通りぶち抜く。


機体温度が急上昇する。

そのせいで機体が赤くなってきている・・・


エネルギーが最大点に至ったところで、触手の回避を辞めて一旦すべて振り切る。

距離を離して反転。その後一気に加速する。


先からエンジン部まで、赤く染まったシャイクがクラーケンに接近する。

無論触手は襲い掛かってくるが、それらはすべて俺がビームライフルで撃ち近づけさせない。


その状況になって、ようやく脅威を認識したのか、クラーケンの大きな体が動き始めるが・・・もう遅い。


パイルバンカーが、放たれた。

海中で轟音を響かせながら突き進む赤い線が、クラーケンの目と目の間に命中。

着弾し、肉を破って進んでいく。

完全に体内に入り込み、見えなくなったその時・・・チャージされたエネルギーがクラーケンの体内で爆発した。


内臓をまき散らしながら、奇声を上げたクラーケン。

明らかに致命傷。数秒と持たずに、生体反応がなくなった。


「・・・びっくりしたんですけど!?」

『お疲れ様でした』

「いやマジで・・・あ、リミッターオン。ラインモード解除」


シャイクが戻っていく。

限界時間までリミッター解除をしなかったから、機能低下も最低限で済んだ。

まぁ回避と攻撃で一瞬しか使わなかったしな。


打ち出したバンカーの釘は・・・ためだな。爆発させたから壊れてる。

こうやって使うと消耗品になっちゃうからなぁ。

本来なら数発撃っても壊れないくらいなのに。


まぁ回収はするか。廃材は廃材で使い道あるし。

うわぁ。綺麗に折れてんなぁ。


・・・うん、あんなデカい怪物の内臓ぶちまけちゃったから、非常に良くない光景になった。

綺麗だった景色が急に殺伐とした感じに・・・


あ、触手もとい足は結構傷なしで残ってるな。

・・・スゥー


「食えるか?」

『エネルギーによる汚染の懸念がございます』

「・・・だよね」


爆発させたからなぁ・・・





















「大漁だったな!!」

『お疲れ様です。すべて食糧庫でよろしいでしょうか』

「おーけー」


帰ってきました。

シャイクは一旦整備に回して、ドルフィンレーンは後回しだ。

まぁリミッター解除もしちゃったしな。壊れたら修理大変だし。

・・・本当に大変だしな。何もかもが。


「なんか海産物の料理ってあったか?」

『オーダーを頂ければ、すべて可能でございます』

「お?配給機ってそんなに便利だったか?」

『アップデートされております』

「あー・・・そういやそんなのあったような」


見た目優先で置いたから気にしてなかったけど、そういえばそんなのあったような。

まぁメニューが多いのはいいことだな。

サーベスも基地の食糧生産設備は、野菜と小麦しか出来ないからな。

米は課金で籾を手に入れておけば出来る。

だから俺のカレーはライスではなくパンがお供だ。

この世界で見つければ話は別だけど・・・まぁないもんはない。


それと同じで、海産物は自分で一度手に入れないと生産出来ない。

養殖するための元が必要ってことだな。


だけど、今回は大量に物は手に入った。

多いのはサンマ?とウニと貝系。

それに海藻だな。海藻はちょっと手を加えないと海苔にならないけど・・・あったかそんな施設。

食品加工施設はあるから、それで出来るといいけど・・・


「まぁ今はともかく飯だ飯。全部食えそう?」

『問題はございませんでした』

「ウェーイ宴じゃ宴」


酒飲めないけどね。未成年だしそもそも酒は実装されてません。

オイルならあるよ!!・・・飲まねぇよ。


早速配給機で注文する。

サンマはそのまま焼いてもらう。これが一番でしょ。

・・・というか、俺がそこまで料理に詳しくないから全部素材を活かすしかないんですけど。


「でも豪華であることには変わりなし!!」


ウニもホタテも、何もかも大漁。

日本でこの光景を見ようとすると、どれだけかかることやら。


先ずは・・・ホタテから行こうか。

刺身と焼きがあるが、先ずは焼きから。熱いうちに・・・


「!?!?」


う・・・上手い!!

肉厚でジューシー。肉かと思うほどのうま味が噛むたびにあふれてくる。

そして噛み切りにくさがほとんどない。それでいて貝特有の上手い歯ごたえがしっかりと残っている!?

なんだ・・・俺が今まで食っていたホタテは偽物だったのか!?


「つ、次は刺身行くか・・・」


こ、怖くなってきたんだが・・・箸は止まらない。

むしろ次を早くと本能的に動いてしまう。


刺身も非常に厚く切られている。

ぷるっぷるの身が、光を反射して輝いている。

醤油をすこしだけつけて、頬張るように口に入れる。


「・・・」(ツゥー


涙が零れる・・・


甘い・・・甘いのだ。

醤油のしょっぱさが、ホタテの甘さを引き立てている。

俺は今まで焼いた方が好きだったが・・・これは鞍替えするしかないだろう。

口を通り、呼吸と共に鼻から抜けていく香りも完璧だ。

ただ切っただけなのにも関わらず、これだけのポテンシャルを持つというのか・・・


「え、このまま食べてたら死ぬのでは?」

『身体に影響は認められません』

「メンタル的な問題だから」


これ・・・もう一回潜ってくるか・・・

よろしければ評価やブクマ登録お願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ