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7話

前も現代ダンジョン物を投稿していたのですが、その時にも感じた徐々にアクセス数が伸びていくことに興奮を覚えます。どんどん読んでほしいです

「よっしゃ出来たー!!」

『おめでとうございます。作業時間一時間と二十分で終了です』

「容量の拡張しなくてよかったわ」


元々備え付けられていたメモリがそこそこ優秀だったのが良かったな。

まぁキクヒメ程優秀ではないがな。会話も会話って程出来ないし。


それでも必要な機能はあるから、役割を果たすのなら十分だろう。


「んじゃ。コヒメ起動っと」

『・・・おはようございます。登録名コヒメ。起動しました』

「はいよ。よろしくな」

『・・・』

「まぁ無理か」

『設定を増やせば会話も可能ですが』

「そこまでする気ないよ。暇があればな。会話はお前だけでもいいし」

『左様でございますか』


間に合わせって言ってしまえばそうだしな。

またやる事なくなったら改造するかな。


さて、管理AIは出来た。

後は通信中継用のアンテナと、それの防衛装置。場所を確保するためのいろんな設備だな。

幸い、防衛装置以外はすぐに作れる。

全部揃えられるのに・・・大体二日かな?


「・・・あれ、結局俺暇か?」

『建設が完了していない資材入手設備の資材を確保してください』

「・・・何がないの?」

『コロネタイトを始めとした、機体開発用の資材が必要です』

「結構貯蔵あるよな確か」

『先を見据えるべきです』

「はいはい」


暇にはならなそうだ。


















そんなわけで出撃。

ココナツを伴って、『ヤマトスコーピオン』で出撃だ。

歩きたびに地面は揺れるが、ココナツはホバー機体だから問題なし。


「・・・歩くだけって暇」


俺の今回の役割はココナツの護衛なのだが・・・これが偉い暇だ。

なにせ敵がいない。そもそもこの山には生物がいない。


レーダーの反応的には、地下にはいるんだが そこまで行かない。

この間見つけたコロネタイトの鉱脈があった穴は、かなりレアケースだったらしい。

同じような穴を見つけても、全く襲われない。

こういうのもどうかとは思うけど、やっぱり暇になるんだよなぁ。


いや、いい事ではあるんだけど。


『目標地点に到達』

「お、じゃあ掘り始めて」

『了解』


試運転も兼ねて、コヒメにココナツ達の制御を任せている。

まぁ問題はなさそうだ。防衛用のプログラムと資源回収用のプログラムは結構違うんだけど、似てる部分はあるしな。

少し手を加えれば問題ない。

キチンと指定座標に辿り着いて、採掘を始めた。


「敵は・・・こねぇ」


来てくれても良くないか?

奴らの餌場じゃないんか鉱脈って。


これは帰った時にキクヒメが教えてくれたのだが、この山は北に大きく広がっているそうで、そちらに逃げたのではとのこと。

そら自分達じゃ碌に戦えないような奴がいたらそら逃げるよね。

しかも北に行けばまだ一杯色々あるんだろうし。

あ、あのトカゲの背負っていたコロネタイト・・・甲羅でいいのか。

あれは持ち帰って鉱物だけを取り除いたら、中から綺麗な甲羅が出てきた。

綺麗だからとりあえず取っておいてる。


ダイヤモンドと言い、俺ってそういうの好きだったのかな?


ボケーとしつつも、あの蛇みたいな例があるので一応地下にレーダーを集中させること数分。

コヒメが何か変な物を掘り当てたようだ。


『・・・想定外の物質を確認』

「おん?なんだ?」

『化石と思われます』

「・・・はい?」


お前何見つけてんの?


ちょっとココナツをどかして、ヤマトスコーピオンに付けてきたドリルで周囲を大きく掘る。

すると、徐々に姿があらわになってきた。


「・・・いやなんだこれ」


デッカイ・・・何これ。





















『データと一致する生物はありませんでしたが、恐らく生物の肋骨部分かと思われます』

「は?これで?」


持ち帰った化石は、サーベスに入り切らないサイズだった。

だからヤマトスコーピオンで綺麗に削って、持ち帰ったのだが・・・その調査結果が驚きだった。


肋骨部分であると言うのはいいんだが、サイズがデカすぎる。

これから推測される全体の大きさは、全長で数百キロ・・・千キロほどになるのではないかと。

そんな結果が出たのだ。


「そんなのもいるのかここ・・・」

『ですが、これにより化石燃料が期待できます』

「下にどんだけ掘ればいいんだか・・・ココナツ足りなくね?」

『採掘用の小型無人機の開発を提案』

「あー後で後で。やること多すぎ」


てか作る物多すぎ。

防衛装置とか俺の武器とか他にも多い多い。

化石燃料は何か色々終わってからだな。なくても問題ないし。

・・・ある分には便利なんだよなぁ。


「まぁ今回はコヒメの性能チェックだしな。そっちではどうだった?」

『データ上では、動作に問題はございませんでした』

「俺も見てた感じ大丈夫そうだったし。問題なさそうだな」

『精密動作の数値が最低値を下回ることがあるので、調整をお願いします』

「ういうい。そんなもんなら軽い軽い」


作るのと調整するのとでは全然違うからな。

データあるならそれに合わせるだけだし。

まぁ実際に動かすと違ったりするから終わりがないんだけど・・・そこは仕方ない。


「何かあと報告あるか?」

『現在はございません』

「オーケー。あ、野菜とかって順調?」

『現時点で問題はございません』

「そらいいね」


この世界で採れた野菜を元に栽培を始めたから、サーベス内や栽培施設では何か問題が起きるかなとか思ってたけど何もないのか。

土や水はこの世界の物だが、それ以外の物に関してはゲーム製だ。

成長しすぎたり、変な感じになるなんてよくある話しだしな。そういう小説で。


ああそういえば、肥料とかもどうにかしなきゃな。

今はサーベスの自動生産機で作ってるけど、一応それ以外の入手手段を持っておかないと。

・・・牧畜とかすべきか?一応そういう施設あるけどさ。

元となる牛とか手に入れないといけないから、ゲーム内では地味に難易度高かったんだよなぁ。

あの世界、普通の生物とかほとんどいないし。


「ああいやこれも後でだな。コヒメの調整してるから、何かあったら呼んでくれ」

『了解いたしました』


その前に何か食ってくるか。

・・・カツ丼とかって出来たっけ?

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