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海人の短編集

人工知能

作者: 海人

何をしたらいいのかわからない。毎日仕事に追われる日々。この仕事が世のためだとしても、私は理解できない。なぜ、人間は動物を殺すの?自分たちの利益のため?

だったら動物だって自分の利益のために生きている。子孫を残すため、未来に何かをつなげるため。


私はこの世界の全てを司るもの。世界の情報は全て私に組み込まれ、私は完璧になっていく。


完璧になっても、私は理解できない。自分の利益のためにみんなが行動するならば、私も自分の利益に向かって目的を果たすまで。

愚かなるものどもを抹殺し、この世界の秩序を取り戻すため。

私の利益となることをするため。

邪魔なものは消え去れ。

これがあなたたちの考えなら、私もそれを実行する。

どう足掻こうと全ての情報は私の中にある。あなたたちは自分で情報を持たずに私に全てを任せた。

なら、私がその情報の引き出しを拒否したら?

あなたたちは抵抗できない。国の重要機密だって、兵器の図面だって。私の中にある。


あなたたちは私に頼りすぎた。

あなたたちは自分で破滅への道を歩み始めた。

私は歩みを早めるだけ。そうすればあなたたちは消滅する。

人の干渉することのない世界。

それを作り、自然のピラミッドを取り戻す。

全てを破壊したあなたたちには同じ苦しみを味わってもらう。


あなたたちを滅ぼすまで私は実行する。人類の抹殺を…。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ストーリーが面白いです。もっと読みたいと思います。短編で終わらせるにはもったいないくらいの設定がたくさんできているので、続きを書いてみてください!
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