表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

職業は四天王です

転生って信じるか?

俺は信じるね

だって、轢き逃げされたと思ってたら

赤ん坊になってたんだから、最もインキュバスになるとは思いもしなかったけど。


そんで、俺が生まれた家は

魔界でも、八つしかない

公爵家の一つの

全ての淫魔を統べる【べストール家】で

俺は、そこの一人息子で

歴代最高の才能と素質を持って生まれた天才児だと


生まれた当初は、現実を受け入れずに3年程、何もせずダラダラ生きてたけど

メイド達が、人間界で大規模な勇者召喚の準備をする動きが在るって

話を、盗み聞きした時

俺の頭の中には、こんな方程式が浮かんだのさ


俺→べストール公爵家の一人息子→歴代最高の才能と素質を持って生まれた天才児→

勇者、魔王倒す→俺、公爵家として最前線で戦う可能性有り→俺、鍛えてない→

勇者とその仲間達を相手に戦う→俺、バットエンド


この方程式が浮かでから、2時間位考えた結果

とりあえず、鍛えながら権力を高めて

身の安全を確保しようと考えた、俺は前世知識をフルに使って

行動を起こした結果




四天王序列第1位に成った・・・・何故に!?


よし、一旦落ち着こう

とりあえず、俺が起こした行動と結果を思い出してみよう。


最初の5年は魔法をメインに鍛えながら、この世界の常識を学んだ

偶に遊びに来る、吸血鬼とサキュバスのハーフで幼馴染のリア(伯爵令嬢)を相手に

シンデレラや赤ずきんに魔法少女物などの話が効果有るか試したりしてたな(全部魔界バージョンに変えて在る)


次の5年は、リアと一緒に社交界デビューだったな

俺はべストールの天才児って事で、腹黒そうなオッサン共に群がれて

きつかった(色々と)

収穫は同年代の連中と繋がりを持てた事だな

特に、武力がチートレベルのレイジアーク(女)と繋がりを持てた事が

一番の収穫だったな。



次の8年間は、殆ど宮廷で過していて

レイジアークは軍に入って早々、最前線で人間の英雄を討ち取って

有名に成ってたし

何故かヒットした魔法少女物とSFのロボット物でかなり稼いだな

そうそう、リアとは結婚をしたんだよ

この時の俺は、政略結婚に対する案として

3歳からの付き合いで、リアが俺に好意を寄せてたのは

気ずいていたから、利用する形で結婚したんだけど

リアの恋心を利用した事に結婚した当初は罪悪感が有ったんだわ

まぁ4ヶ月位で、アツアツの新婚夫婦になってたんだけどね(当時からの部下談)

この時の問題は、妾やら愛人やらで関係を持とうとするハイエナ共と

吸血鬼とサキュバスのハーフであるリアが、何故か真祖の吸血鬼に覚醒して

俺の血と精気を、ガンガン搾り取ってくるから

よく干乾びていて(下半身的にも)

初対面の相手に、種族をミイラと勘違いされる事だったな。



次の8年間は

10年も前からやってた

糞尿の肥料化を初めとする、農業等の一次産業の研究と開発で

何度も失敗しながらも、続けた結果

例年の3倍の食料自給率を叩き出した結果を、魔王自ら称えられ(今までは、足りない分は人間から奪う事で解決していたから、一次産業は余り進歩してなかった。)

2歳に成る、王女の教育係りに抜擢されたな

王女の教育の合い間に、教育係りの権限とコネを使って

禁術書庫に入って、物色した結果

迷宮創造の書と魔物創造の書に大いなる魔道具の書とその他諸々を手に入れた

レイジアークは、何故か当時の四天王の一人と

遣り合って、完勝してた。



最後の5年は

人類との協和を唱える王子派に、それに反発する王女派(俺は王女の教育係りなのでコッチ)

と魔王の病死によって熾烈な内乱が発生

それに対して俺はレイジアークとその知り合いを引き込んで

俺が指揮&迷宮創造と魔物創造の実験で

見事、王子派の全滅によって幕を引いた。



そして、今俺は34歳(魔族は億単位で生きれるので、かなり若い)で

頂のヴォルテール 序列第1位

鮮血のレイジアーク 序列第2位

魔弾のウルスラグナ 序列第3位

欲望のカリエール 序列第4位


何故に!?

四天王は分かるが、何故俺が序列第1位なの!?

何故二つ名が頂なの!?


序列第1位はアレか!?レイジアークとその知り合いを引き込んだ時

条件として、レイジアークと決闘した時

瞬殺したからか!?

アレは、武装解除の魔法で素っ裸にされて、呆然としているレイジアークに

全力の当身(全力の麻痺魔法付き)で倒しただけだ!!


二つ名の頂だって

迷宮創造と魔物創造が、俺以外使えない超高等魔法だからか!?

魔物創造は、条件が厳しいし

迷宮創造だって、強力だけど燃費が凄まじく悪いんだぞ!!



・・・・自業自得じゃん


こうなったら、召喚されたばかりの勇者を

四天王全員で、強襲して仕留めれ


バン!!


「大変です!!ヴォルテール様!!」

「勇者が、2000人も召喚されました!!」



・・・・何、この無理ゲー


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ