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死神  作者: 藤川篤人
1/1

一章目『扉』

初投稿です。悪いところがあれば評価よろしくお願いします!m(_ _)m

注意(スプラッター系ではありません。)

僕はその日いつもどうりに起床した。新聞をとるまではいつもどうりだった。

僕は新聞をとる。新聞のテレビ欄を見る。面白そうな番組がこの日の晩にやっている。

「見なきゃな。」

一人でつぶやく。

そして新聞を開ける。

自分には関係のない記事が並ぶはずだった。しかしそこにはKという親友の名前があった。

記事の内容は確かこんなはずだった。

『工事現場に青年が入り転落死。

****にある工事現場でKさん(18)

が転落死した。

作業員は全員出はからっていて誰もKさんに気付かなかった。この事件は会社の管理体制が悪かったことが原因であると懸念されている』

僕は記事を読み終え事件現場の写真を見ておもわず新聞を落としてしまった。

    ◆

昨日のことだった。

別に何もすることがなく、適当にテレビを回している時

携帯電話が鳴った。

Kからだった。

「もしもし、何の用?」

「扉が見えるんだ。」

「頭打ったか?」

「いや、まじめに聞いてくれ。扉が見えるんだ。」

僕は彼の冗談だと思った。

「いいかげんにしてくれ。用事が無いなら切るぞ。」

「聞いてくれ。扉なんだ。白い壁に扉があるんだ。これは夢で見たことがある。確か夢では開けようとしたところで目が覚めたんだ。これは夢じゃない。開けられるんだ!」

全く意味がわからない。

「切るぞ!」

「じゃあ来てくれ。場所は****だから。」

「僕を騙して何が面白い!?」

プツッ

ツーツーツー

全く持って意味がわからない。行ったらどうせいないだろう。何回かあった手だ。

また携帯電話が鳴った。

「かけてくんな!」

「待ってくれ!切ら…」

プツッ

ツーツー

僕は電源を切った。

そして僕の贔屓のお笑い芸人が出てきたのでリモコンを置いた…。

    ◇

あの時の話は本当だったんだ。写真によると工事現場には白いフェンスに従業員用の出入り口がある。ああ、あの時止めていればその場に僕がいれば!

僕は何の意味もなく外に出た。

最寄りの駅に行く。その時だった。白い壁と扉にを見つけた。

あそこには彼が居るんだ。僕を待っているんだ。助けてもらうのを…。

誰かが止める。僕は叫ぶ。

「放せ!あそこには彼が僕を待って居るんだ!」

僕はその誰かを床に叩きつける。

そして勢いをつけて飛び込んだ…。

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