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Daily  作者: 斎藤一樹
7/31

第二話 その1


 うわ〜い、宿題が終わらな〜い〜!


 どうも、斎藤です。未だに自分のペンネームに違和感があります……。


 ええとですね、冒頭で述べた通りの事態の為、明日(8/28 00:00)辺りの更新が無いかも知れませんが、どうか御了承下さいませ。ええ、身勝手だとは分かっているのですが。何分私も学生なもので……。


 こんな作者ですが、これからも温かく、生温く、たまには絶対零度の視線でも構いませんので見守っていただけたらな、と思います。




 P.S.


 …私はMじゃないですよ?念のため。寧ろ隠れドSとよく言われ(ry


 さて、台本に関しては部長が「しょ、しょうがないわね、誰もやる人がいないみたいだから私がやってあげるわよ!」というツンデレ台詞と共に宣言したので、僕たちは生暖かい眼差しと共に彼女に一任することにした。

 今はもう、新入生勧誘を主目的とした春の公演も終わっているので、僕たちは本格的にやる事が無い。僕たちは備品であり大道具でもあるソファーや椅子等に腰掛け、思い思いに好き勝手に過ごしていた。

 …いや、一応これでもさっき発声練習とかやったんだよ?怠けていただけじゃなくて。

 僕もその例に漏れず、この間からマイブームになっている「と〇る魔術の禁書〇録」を片手に、ソファーで寛いでいる。

 この部室には、台本等を仕舞う本棚とは別にもう一つ本棚が存在する。そこには歴代の先輩方が収集したライトノベルや同じn……ゴホン、薄い本が数多く保管されている。まあ収集したと言っても、それぞれが読み終わった本を持ち寄っただけなのだが。これが意外とかなり品揃えが良く、禁〇目録シリーズも最新刊まで揃えてある。かく言う僕も別のシリーズの物を10冊程持ち込んだのだが。

 そんな感じのグダグダとした空気のまま、本日の部活動が終了した。荷物を纏めて帰り支度をしていると、春原が声を掛けてきた。

「ねぇ鈴木、この後って空いてる?」

 一瞬、部長のいる方向から妙に鋭い視線と軽い殺気が放たれた気がするが、よく分からなかったのでスルーした。

「ん?ああ、問題ないよ」

「そう、良かった。じゃあさ、これから買い物付き合ってくれない?」

 やけに嬉しそうな顔で春原が言った。僕の方も特に問題を感じなかったため、

「いいけどさ、それぐらい」

 と承諾した。

 ……部室を出る時、部長がとても悔しそうな顔をしている事と、春原が不思議なぐらい上機嫌で勝ち誇った顔をしていたのが印象的だった。

 ……何をやっているんだろう、この二人は?

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