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Daily  作者: 斎藤一樹
27/31

[番外編] Daily×松岡修造


 ……やっちゃったんだZE☆


 なんか本当、ごめんなさい。つい、深夜のノリの出来心だったんです! 後悔はしています、でも反省と自重はしていませんが何か(キリッ


 ちなみに予約投稿です。


週が始まる月曜日の朝、朝礼に参加するべく僕達は体育館に行った。校長先生の長い話を右から左へと聞き流しつつ、ちらりと時計を見やった時、丁度校長がマイクを置いた。号令に合わせて、礼をする。続いて、副校長にマイクがバトンタッチされ(マイクのくせにバトンタッチとはこれ如何に)、副校長の事務的な声がマイクとスピーカーを通して響く。


「えー、今日から新しい先生がいらっしゃる事になりました。それでは先生、自己紹介を」


 騒めきが広がってゆく。


「どうも、松岡修造です」


 ……は?




 松岡先生(笑)の話は長かった。そして。


「……何で分かってくれねえんだってとき、あるよな。でも大丈夫!俺に付いてこい!!」


 その言葉で、松岡先生(苦笑)の話は終了した。




 そして、その日の放課後。なぜか演劇部室に松岡修造がいた。なんか物凄いレベルの違和感が彼を中心として放たれている、気がする。僕達は劇の練習を始めた。そして、それは


「もっと、熱くなれよォッ!!」


 という松岡先生の雄叫びによって中断された。スーパー説教タイムスタート。


「どうしてそこで諦めんだそこで!」


 何一つとして諦めた記憶は無いのだが。


「堂々としろ、堂々と!」

 まあ、確かに演劇においては羞恥心を捨て去り堂々と演技する事が求められるが。


「一番になるって言っただろ!?」


 まあ、どうせ成るのならそうなりたいものだ。しかしアンタに言った覚えは無い。


「でも大丈夫!」


 何を根拠に。


「俺に、付いてこい!!」


 出来れば遠慮したいところだ。


「今日からお前は、富士山だ!!」


 やだよ、山になんかなりたくねえよ。


 ふと、遠くから僕を呼ぶ声が聞こえた気がした。それはとても微かで、でもそれでいて無視できない響きだった。僕がその声に意識を向けると、意識が次第に薄れていく気がして─────。




 ふと気が付くと目の前に凛の顔のどアップが。


「うわっ!?」


「おはよう、お兄ちゃん」


 何だ、夢オチか。道理で支離滅裂だった訳だ。しかし、夢の中でまで僕はツッコミ担当なのか……。猛烈にふて寝したくなってきた。まあ、寝ないけど。凛も居ることだし。


さてと。それじゃあ、今日も楽しい楽しい日常(Daily)を開始するとしよう。



 最後に。


 ……松岡修造さん、ほんとゴメンナサイ。でも大好きです。

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