第1話
バイオハザード発生 時刻 20XX年5月10日 13時30分
アメリカのとある射撃所付銃器店で射撃中にラジオから緊急放送が流れる。
放送と同時にイーサンの電話に着信が有る。
電話の相手はアルバート個人の電話からだ。イーサンは電話に出る。
アルバートは慌てた様子で要件を伝える。「悪いが休暇は取り消しだ。今から近くの州兵の基地に行き、装備と人員を受け取り、基地司令に詳細を聞くように」とまくしいたてる様に言うと電話を切った。
イーサンは同期のキャシディに連絡をして、先程の内容を伝える。
キャシディには少し情報が入っており、「ゾンビらしき生命体と軍が戦ってる」と言う。
イーサンは車に戻り、ラックトップ(ノートPC)から近くの州兵の基地を検索し、ナビを頼りに移動する。
アルバート視点
電話を切った後「私の考えが読まれてないと良いが」と呟く。
アルバートの一面には生物・科学兵器いわゆるBC兵器の開発担当でも有る。任されたエリアでBC兵器の実験場をして、その結果を報告・投入の決定権を持つ。
同時刻 アフリカ アネット視点
アネットは旅行でアフリカに来ていたが、変わった現象が起きる。
その現象はアメリカで起きたバイオハザードと同じ現象である。
アネットはアフリカに有る武器屋でハンドガン(M1911A1)と5マガジン、弾3ケース(木箱)を購入。装弾している。
アネットがアフリカに有るアメリカ大使館に向かうも、ゾンビらしき生命体が増え、人間が徐々に減っていく。
同時刻 ロシア アレックス視点
モスクワ近郊の基地にアレックスはいた。何故居るかと言えば、世界の軍隊格闘をマスターするためだ。(コマンドサンボ)
アレックスはニュースで自国でバイオハザードが起きたことを知る。
基地の武器購入・販売網を利用してAkシリーズを各種とサイガ12・SVDを20丁ずつと弾薬10ケース(木箱)・LAVと牽引式の荷台も購入。
ロシアの沿岸部に向かい、アラスカからアメリカに渡るようだ。
アメリカ 時刻15時20分
隣国との国境には検問所が有り、隣国の軍隊が入国を拒否している。
何故拒否するのか?それは足元に答えが有る。 そう。死体だ。しかも数えきれないくらい
但し、その死体には変わった特徴が有り、その特徴が普通の人間では無いことを物語る。
その特徴とは眼が赤目または白目になっている。口から濁った泡を吹いてる。そして人間の手足または身体の一部を持ってることだろう。
そう。いわゆる『ゾンビ』と呼ばれる存在である。
検問所で下着姿(女性や子供は衝立や影)で傷をくまなく調べていく。
傷が有るものは隔離される。(スクールバスを利用して移動する)
隔離先は洋上のタンカーの船倉に入れられる。
傷の無い人はメディカルチェック→検問所の先に進む。