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俺の失業物語  作者: ハタネットつかさ
11/13

食肉卸会社

ここで頑張ろうと決めた矢先に

 タウンワークで俺に合いそうな配送の仕事を見つけた!飲食店2〜30軒の配送で35万だ!これなら生きていける。通勤時間、勤務時間とも言うことない!ただ週休制のようだが贅沢は言えない。今度こそ落ちるわけにはいかない。手書きだった履歴書をパソコンで作成した。

面接に行く前に会社を下見に行った、通勤時間、立地、会社、事務所の雰囲気、佇まいを見に行った。特に問題はないように見えた。面接当日も順調だ、やはり経験者は即戦力になるという。そして、出勤するよう連絡が来た。地下の店の納品が大変だという話だった。食肉200kgを階段で降ろすらしい。だが!2階に上げるわけでなく助かった。しかもケースを何回かに分けて降ろすだけだ。あとは台車で転がすだけだ、問題はない。ここで頑張るつもりでいたがなんだか居心地が悪い!変にアットホームなところがある。加工現場の職人は年齢層が高く!あまり喋らない、もしくは喋り続ける人がいる。なんだかアンバランスだ!馴染めない。決定的な事は、2日目に起こった!配送の空き時間に、ベーコンをカットして袋詰めする作業についた。何気なく賞味期限を見ると数日過ぎていた。前の会社では絶対にお客さんに出すことは無かった。ここてはパックを破り、カットして袋詰めにして激安販売しているらしい。安いには理由がある。その夜、会社に辞意を伝えた。バイト代は断った2日目では何の役にも立ってなかったからだ。

早めに辞めて正解だと思う。また探そう!

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