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day 18-2   配置図

初投稿となりますが、よろしくお願いします。 舞台設定を簡単に、出来る限り狭い範囲で進める予定です。 戦闘シーンや格闘シーンが苦手ですので、極力少なくしていきます。 ※投稿方法を勘違いしていましたので、修正しました。


・変なことに巻き込まれ、気が付いたら牢みたいな部屋の中。 魔道具の改造で、新しい技術を手に入れる。 いつの間にか命を狙われ、護衛が付いてた。 命が危ないらしいんで、ラナを専属護衛にしてもらった。 舞踏場に設置する、魔道具のレイアウトを決定。



|||||



絶賛、休憩中である。


結局、ラナ、アリウム、メイドさん達と踊った。 何人居たんだ、メイドさん。

みんな、楽しそうだったからな。 楽しんでくれれば、おじさんは嬉しい。

んでも、昼食は食べられそうもない。


おじさんと踊ってくれる若い()は貴重だ、本気で喜んでくれる若い()は絶滅危惧種だ。

大切に育てないとな、全員150才超えてるらしいけど。



 「 んじゃ、アリウム食べながら聞いてくれ。 私はいいから、ラナ食べなさい。 」


大きい紙に、レイアウト案を書いた。 忘れないうちに形にしとかないと、翌日には忘れることが、まれによく在る。 事実だ認めよう、そして対策だ。


 「 でだ、冷房を最低8台、出来れば10台。 予備に2台。  」  むぐむぐ。


 「 スポットライトは4台。 予備に1台。 」  もぐもぐ。


 「 前もって、動作確認もしたいから、5日以内に全部揃えたい。 」  ごくごく。


 「 取り付けてくれる職人と、操作する人員が欲しい。 操作訓練も必要だな。 」   こくこく。



判ってはいるようだな。 食べ物と一緒に飲み込んだから、忘れないだろ。

文字通り身に付く・・・・・・脂肪となってな( 黒い笑み )。



 「 費用は、王城持ちになるのか? それとも王様か? 」


 「 もちろん、王が出すわ。 王が主催する舞踏会だからね。 」



 「 了解した。 発注は任せてよいか? 」


 「 任された! 」  胸を張ってるけど、食べながらだと、、、ほら喉に詰まらせた。




 「 じゃあ、波乱が改造するのが17台だから、2日は必要よね。 取り付けに半日、5日後位に動作確認ね 」


 「 ん? 改造は要らないだろ、そのまま使えば・・・・・・ 」


忘れてた。 風の強さ、冷却の強さ、可変タイプに出来るの自分だけだ。 本気で忘れてた。

ど忘れ、それは脳内シナプスの異常な運動、おじさんには責任が無い。


思い出したら、どっと疲れてきた、ちょっと横になろう。 いやいや、床で十分だから寝かせてくれ。

1時間30分後に会いましょう、お休みラナ。




腕時計のアラームが鳴る、 《 14:05 》。


   名 前:波乱万丈(はらん ばんじょう)

   年 齢:55

   称 号:巻き込まれた病人

   職 業:ENGINEER

   レベル: 1

   H P: 9/10

   M P:10/10

   筋 力: 7/ 7

   知 力:20/20

   素早さ: 8/ 8

   器用さ:24/24

   技 能:エンジニアリング

   技 術:魔道具操作 ≪ 魔道具破壊 ≫ ≪ 魔道具解析4 ≫ ≪ 遠隔操作4 ≫

             ≪ 魔道具改造4 ≫



よし、戻った。 身体が重いのは、気のせいだ。



 「 下りてくれ。 」


ラナ、アリウム、メイドさんの一部が折り重なって寝てる。 起きてるのは、、、交代で護衛ね、ありがと。

集まって寝るのは何でだ、もう暑いだろ。 ここにも冷房が在るね、知ってる。

離れて寝るとちょっと寒い? だったら、冷房弱めろよアリウム。



 「 冷房は細かく調整しろ。 」


 「 調整できるの波乱だけでしょ。 」   そうだけれども。



 「 寒すぎたら弱くする。 それでも寒かったら、距離を離す、出来るだろ? 」


 「 その手が在ったわね。 」


道具は使い方だよ、使い方、アリウム。 




コーヒーとタバコで、気分転換。 こんなにのんびりできるとは、良い身分になったな。


今日は遅れてた、遠征用の小形冷蔵庫を作っておく。


構想は簡単、木の箱の床面に木屑を入れる。 その中に一回り小さな木の箱を入れる。

木と木の接合面には、レジを挟んで防水してある。 隙間に木屑を追加して、吸湿及び断熱材にする。 

木屑は定期的に交換して頂く、どうせ結露するからな。



魔方陣は、冷蔵庫の扉部分の内側に設置。 魔石への魔力補充も楽ちんだ。

冷やすのは小さな箱の方。 上開き型の、携帯冷蔵庫。 

4セット組み立て。 改造で、冷却強度の1/8と1/4を追加する。


≪ 冷却の魔道具改 : 弱( 1/8 ),中( 1/4 ),強( 1/1 ) ≫


完成。 魔道具鑑定でも問題無し。

どの程度冷えるかは、使って貰って確認だな。 木の断熱性が不明だ、異世界の木だし。

何とか、遅れを取り戻せた。 軽いから、私の貧弱なステータスでも持ち運べる。



|||||



夕食後に、ベランダで一服。


小型冷蔵庫は、使って欲しいと伝えた。 木の断熱性、外気温、冷却の魔法陣、3者のバランスのデータが欲しい。 データを入手したら、手直し。



アリウムに依頼してた、冷房の魔道具の鑑定は問題無しだそうだ。

紙に書かれた鑑定内容は、すべて同じ。


≪ 冷房の魔道具 : 弱,中,強 ≫


とだけ書かれてた。 1とかⅡは、見えなかったようだ。 これは、どう捉えるべきか。



 「 波乱様、入浴の準備が整いました。 」


 「 ありがと。 これを吸い終わったら、入るよ。 」



一緒の部屋で寝起きするようになり、ラナは身の回りの世話をしてくれてる。 今まで以上に。

掃除、洗濯、マッサージ、お風呂で背中を流す。

もちろん、湯あみ着は身に着けてる。 何の問題も無い。



あれ?


 「 ラナ、少し大きくなったか? 」


 「 判りますか? 少しだけ、大きくなったんです。 全然変わらなくて、諦めてたんですけど。 」


嬉しそうだな。 んでも、そこじゃない。

横に並んで、手のひらで頭の位置を確認。 やっぱし、大きくなってるな。


 「 ラナ、身長を測ってみようか。 」



ベランダを出て、すぐ横の柱に沿って立たってもらう。

ここなら、傷があっても気が付かないだろう。 傷だけに。 


 「 手は体の横にね、つま先を45度に開いて、顎を引いて。 」


三角定規なんてないが、直角が在れば良いから板で代用。 柱の傷。



 「 これが、ラナの今の身長。 時々測って、比べてみようか。 」


 「 はい。 」


良いお返事だ。 



風呂で、髪の毛を洗ってもらいつつ聞いてみた。 夜中に、ビクッとして目を覚まさないかと。


 「 なんで、判ったんですか! 」


 「 急に身長が伸びる時期が来ると、皆そうなるんだよ。 」


寝相は良い方だとラナは言ってた、つまりは成長期だな。


・・・・・・150才過ぎて?





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[気になる点]  三点リーダーを2つ繋げるべき所が何故、、、になっているのか?  微妙に気になって仕方がない
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