day 17-3 鑑定依頼
初投稿となりますが、よろしくお願いします。 舞台設定を簡単に、出来る限り狭い範囲で進める予定です。 戦闘シーンや格闘シーンが苦手ですので、極力少なくしていきます。 ※投稿方法を勘違いしていましたので、修正しました。
・変なことに巻き込まれ、気が付いたら牢みたいな部屋の中。 魔道具の改造で、新しい技術を手に入れる。 ラナが工作員である事が判明。 いつの間にか命を狙われ、護衛が付いてた。 冷房の魔道具が完成、その最中におかしな事が起きた。
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完成した冷房の魔道具、豪華版の2個は、キラキラだ。
しかも、ちょっと重いから、金属製なのか。
「 これは、王様と女王様に渡すのか。 」
「 新しいものが出来たら、王に献上する場合が多いわね。 」
やっぱしそうなるのか。
「 王が気に入れば、援助してくれるからね。 真似された時も、後ろ盾になってもらえるし。 」
特許庁なのかな。
「 渡す前に王宮魔道具師に、出来れば複数の魔道具師に鑑定するように、頼んでくれるか。 」
「 どうして? 波乱が鑑定して、大丈夫だったんでしょ? 」
「 魔道具版の毒見だよ。 今までやってないとしたら、油断しすぎだぞ。 」
「 そうね。 言っておくわ。 」
「 鑑定の結果は、しっかり 『 波乱に報告ね! 』 ・・・判ってるじゃん。 よろしく頼む。 」
今日のお仕事は終わり、夕飯だ。
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食堂に着くと、白川さんと河原君が居た。 かなりお疲れのようだ。
ドクターはいない、逢い引き中じゃないだろうな。 リア充、、、もういい。 ほっとく。
「 お疲れ~。 これ、約束の物。 」
完成した冷房を渡す、廉価版だけどな。 運んでくれたのは、メイドさん。 今日は、5人が護衛に付いてくれた。 付いてくれたんだが、ラナを含んでメイドさんが6人。 何だろう、小中学生の引率している気分。
感激した河原くんに、手を握られて骨折した。 大分鍛えてるな、河原君。
そして、相変わらず酷いなあっしのステータス。 ポーションは、ほんとに便利。
冷房の魔道具3個で、テーブルを三角形に囲んで作動。 風でテーブルを囲んでみた。
これで、ウィスパーの呪文の阻害を試みる。 物理的で原始的な、Magic Counter Measures ( 魔術妨害 )のつもり。
風系の呪文らしいから、空気の振動を阻害してやれば伝わらないだろう、多分。 魔法でも、物理法則を越えられないはずだ、、、多分。
「 白川さん、舞踏会の準備は順調ですか? 」
「 ステップを覚えるのが、大変なんです。 それに、ドレスが動き難いし。 」
うん、ひらひら、きらきらだからな。
「 ダンスのお相手と、顔合わせとかあったんですか? 」
「 いえ。 前日に紹介して頂けるって、聞いてます。 侯爵? 伯爵? の長男だそうですけど、、、 」
「 実物を見ないと、不安ですか。 」
「 ええ。 なんだか、お見合する気分です。 」
「 身分の高い貴族ですもんね、イケメンだったらどうします? 」
「 ええ~、どうしますって言われても、ダンスのパートナーですし。 」
って、真っ赤じゃん。 婚姻前提の、顔合わせだと思ってるのは、あっしだけなのだろうか。
ちょっと、タイミングがどうかとは思うが。 遠征の前ってのが気になる。
「 訓練の方は順調ですか? ハイヒール楽しみなんですが。 」
「 任せてください。 あっし、絶対波乱さんを治して見せます。 絶対ですよ。 」
看護婦さん、ほんとに天使。 色々揺れてるしご利益が在りそうだ、拝んでおこう。
「 何やってるんですか~。 やめて下さい~。 」
白川さんは、白川さんのままだった。 ちょっと安心。 河原君、うん元気だ。
ドクターの情報を、2人から入手。 何やってんの、ドクター。
推測だと念を押して、自分の考えを伝える。 白川さんは納得してた。 周りの反応、特に女性陣の反応が気になっていたと。 女性ならではの感性だな。
河原君は驚いてた。 もっと周りを見なさい、おじさんからのアドバイスだ。
3人( 4人か? )に生まれた隙間、まだ2週間なんだが。 もっと同世界人を信用しろよ、周りは敵か味方か判らない異世界人だぞ。
共通の敵が判らないと、疑うようになってしまうのか。 情けないな。
んでだ、魔術妨害 効果在ったかな。
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夕飯後は部屋でまったり、、、ではなく見学に来てる。 廊下の集中管理スイッチの、施工が完了したらしい。 まだワンフロアだけど、現場を見ておこうと。
城内は薄暗い所が多いし、昼間でも良いんだが。 おじさんは、実稼働状況における動作確認に拘るのだよ。 試験室のデータより、現場の声を優先だ。
「 今晩は。 ご苦労様です。 」
「 ・・・・・・。 」
あれ。 間違ったか。
「 波乱と申します。 こちらの、施工が終わったと聞いて、見させて頂きたくて来たんですが。 」
「 ああ、貴方ですか。 アリウム様と一緒に居る、異世界の方は。 」
人間に見えるな。 おっさんだ、あっしよりは若いけど頭では勝ってる。 髪ね。
「 始めまして、波乱と申します。 見てても良いですかね? 」
「 構わないが、邪魔はするなよ。 今日中に、報告せにゃなんのだからな。 」
その上には、明日報告するんだね、了解。
「 もうチョイで終わりだ。 点くのを確認したら、今日の仕事はお終いだ。 」
「 なるほど。 作業で、難しかった所や、苦労したところ在りましたか。 あれば、聞いておきたいんですが。 」
「 特にねえな。 屋根裏に登んのが面倒だったがな。 壁んとこは、剥がして貼り付け直しゃいいんでな。 」
屋根裏と、壁の貼り直しか。 王城側の見張が付くよな、、、居るね、偉そうなエルフ。 変なもの仕掛けられたら大変だから、監視員は居るよな。
あと、向こうで風の魔道具を持ってるのが居るな。 魔道具が1個、ほぼ正面の床上か、距離は16m以内だから、、、あの部屋の扉の裏あたりか、その向こうの柱の陰か。
おや?
≪ 風の腕輪 :ウィスパー ≫
魔道具の、詳細な鑑定が出来たな。 魔道具鑑定、レベル4の効果か。
中身が判るのは大きい。 殺傷系の魔道具だったら、逃げることにしよう。
廊下の灯りは無事完成、夜中に点灯する数を1/5にしたようだ。 廊下の左右で、点灯している灯りが被らないように、工夫されていた。 良いアイディアだな。 こちらにも、エンドユーザー視点を持った職人が居ると言うことか。 嬉しいね。
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照明ネットワーク( 一旦中断してるが )は順調、スポットライトも良し。
サーチライトは、知らない内に量産済。 メイドさん達が持ってる懐中灯も、知らないうちに量産済。
冷房は先行分製造済み、評判良し。
改造で変なことが起きた、なんだろな、弱,中,強じゃなくて1,2,3って。
他の鑑定士にどう見えるか、少し楽しみだ。
個人的には、そこそこ上手く行ってる気がする。 2週間なら、こんなもんだろ。 代償として、命を狙われてるらしいが、信頼できない筋の情報だ。
注意はするが気にしない、気にしてもステータス低すぎて何も出来ないしな。 ラナに期待しよう。
ラナ、風呂出たんだ。 んじゃ、部屋に入って冷房入れるとしますか。
その前に一服だ。
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