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day 14-3   色とりどり

初投稿となりますが、よろしくお願いします。 舞台設定を簡単に、出来る限り狭い範囲で進める予定です。 戦闘シーンや格闘シーンが苦手ですので、極力少なくしていきます。 ※投稿方法を勘違いしていましたので、修正しました。


・変なことに巻き込まれ、気が付いたら牢みたいな部屋の中。 何とか出所して3人に再会。 最後の1人は犯罪者になった。 脱無力を目指して、アリウムと共に魔道具の改良に、取り組み始め新しい技術を手に入れる。 魔道具改造は、暑さ対策用魔道具でお金を稼ぐことに。 



|||||



 ≪ 風の魔道具 : 微風 ≫ を、何処まで強くするかだが。

スポンサー( アリウム )は、どーんと行け、だそうだ。



魔石1個で24時間、1時間で使い切ると24倍か。 1秒だと24倍の3600倍。

さすがに不味い、天井が抜ける。


スポンサーの意向には、一定の配慮が必要だ。 但し、問題が起きたらこちらに責任が来ることも、おじさんは知っている。


10倍,100倍,1000倍の出力にしておいて、アリウムに自分で動作させよう。

準備はしますが、あくまでも責任はそちらで、だ。



10倍,100倍,1000倍・・・・・・

魔法陣が焼切れても知らん。 


10倍,100倍,1000倍・・・・・・ん?



 「 波乱ダメなの? 」


 「 ちょっと待て。 」


目がチカチカする、何か見えた気がするが。 何だったんだ。


 ≪ 風の魔道具 : 微風,10倍微風,100倍微風,1000倍微風 ≫



魔道具鑑定では、完成してるな。

10倍の微風は、並とかで良いと思うんだが。 1000倍の微風ってどんな風だ。


 「 完成した。 元の魔方陣に、10倍,100倍,1000倍が追加出来た。 」


 「 4段階に変更出来るのね。 」


そうなるな。


   名 前:波乱万丈(はらん ばんじょう)

   年 齢:55

   称 号:巻き込まれた病人

   職 業:ENGINEER

   レベル: 1

   H P: 9/10

   M P:10/10

   筋 力: 7/ 7

   知 力:20/20

   素早さ: 8/ 8

   器用さ:22/22

   技 能:エンジニアリング

   技 術:魔道具操作 ≪ 魔道具破壊 ≫ ≪ 魔道具解析4 ≫ ≪ 遠隔操作4 ≫

             ≪ 魔道具改造2 ≫


やっぱり、魔道具改造が上がってる。 何が変わったのか不明だが。


 「 じゃ、早速使ってみましょう。 」


 「 その前に、部屋を片付けよう。 高価な物を、となりの部屋へ。 」



メイドさんが、家具や美術品を魔道具部屋へ移動していく。 魔道具部屋の荷物は、動かせないしな。

それにしても、何人いるんだメイドさん。 重そうな家具を1人で持ってるし、色々凄い。



部屋の真ん中に机、後は壁際と隣の部屋へ移動済み。


 「 いくわよ。 」  微風だな、髪が動いてる。


 「 10倍行くわよ。 」  10倍は凄いな、映画やテレビで使うの大型扇風機くらいだ。


 「 これなら、箱に入れたら使えそう。 」


そりゃ良かった。


 「 100倍いくわ。 」  行くのか、ちょっと隠れる準備をしておこう。



部屋の中で天井に向かい、強力な送風機を稼働したらどうなるか。

その答えが目の前にある。


気流は天井から壁へ、さらに床に吹きおろし、魔法陣に向かう。 魔方陣への空気供給時に、速度が乗ってるから出力も上がる、風のバイアスだな。


部屋の中で吹き荒れる暴風。 気流が回り、魔方陣へ引き寄せられているメイドさんが1人。

片手で引き寄せ抱き止める。 そろそろ限界じゃないか。



 「 アリウム! 止めろ! 」


って、居ない?  いや、魔法陣を置いてある机の下で、丸まってる。


 「 止めろアリウム! 」


風の音で聞こえないのか。 あ、机がぐらつき始めた、倒れるな。 ほら倒れた。

魔法陣は机に引っかかってる、反動無しは凄いな。 さすが魔法。


今度は壁に吹きつける強風、メイドさん達が壁に張り付けられた。

あ~、なるほど。 色とりどりですな、目の保養。 しばらく見ていたいが、そうもいかんな。


魔法陣の裏側は、ほぼ無風だ。 床を這って気流の外へ、何とか止める。 が、部屋は散らかりまくり。



 「 おい、アリウム。 直ぐに止めろ、危なかったぞ。 」


 「 驚いちゃって。 」


てへっ、って言ったからチョップ入れといて良いよな。



|||||



 「 凄いわね、100倍。 風の魔法みたい。 」


 「 攻撃力は無いけどな、15分くらいしか持たないし。 」



 「 1000倍は、室内では無理ね。 」


誰でもそう思うよな、メイドさんが総出で片づけてるし。 でだ、



 「 真面目な話なんだが、、、アリウム。 メイドさんの下着に・・・ 」


一斉に止まって、こっちを見るメイドさん。 違うからな、見たけど違うからな。

慎重に言葉を選べ、私。 一言間違えただけで、致命傷だ。


 「 生地は色々よ。 色や形は個人の好みだから、後で買った店を聞いて 『 違う。 』 え? 」



やはりそう来たか、冷静に冷静に。 おじさん + セクハラ = 人生が終わる。


 「 腰の部分の固定は、何を使ってるんだ。 」


 「 レジよ。 伸びたり縮んだりするの、紐と違って楽よ。 紐よりちょっとだけ高いけど。 」



 「 それ、手に入らないか。 できれば、薄いのが良いんだが。 」


 「 薄い下着ね、集めておくから 『 違う。 』 んふふ。 」



 「 判って言ってるだろ、アリウム。 」


にやにやしている、アリウム。 

片づけながら、顔だけこっちを見ているメイドさん。 早く掃除しろ。



真面目モードへ移行。 ゴムに似た素材で、名をレジと言うらしい。


 「 で、波乱。 レジを何に使うの。 」


 「 水や風、冷気の漏れを防ぐのに使える。 」



 「 手配しておくわ。 ( 波乱は女の子に、興味が無いと思ってたのに。 ) 」


ぶつぶつ言うな。 全部聞こえてる。



 「 服も下着も、紐のやつしか無かったから、レジだったか。 あれが在るとは、思わなかったんだよ。 」


 「 え? 」


ん?



 「 普通、レジを使ったやつを穿いてるわよ。 」


そうなのか?


 「 見たこと無いんだが? 」


 「 え? 紐なの? 」


 「 俺のはベルト以外は、全部ひもだぞ。 見るか? 」


見せないけど。 近寄ってきても、見せないぞ。

だから、メイドさん達も俺の後ろに立つな。




|||||




 「 こんばんは、ドクター。 」


 「 体調はどうですか? 」


 「 大丈夫ですよ。 」

 

2人もやってきて、夕食開始。 そろそろ、お米が食べたい。



3人とも、訓練は順調に進んでいるようだ。 実戦が近いから、本気モードだな。


 「 これから暑くなるようですが、良い魔道具は無いですかね。 」


 「 考えてますよ、ドクター。 とりあえず、改良型の扇風機と、小型冷蔵庫は用意するつもりです。 」



 「 冷蔵庫って、あの重いのっすか? 小型にしたら、中に物を入れられ無いんじゃないっすか? 」


ん?


 「 河原君は、持ったことが在るのか。 」


 「 ソファの傍から、ベッドに近づけたんすよ。 」


ほ~。


レジが手に入りそうなんで、小型軽量版を用意すると言っておいた。




部屋に戻って、ラナとデザート。 もちろんベランダだ。 部屋に隠されていた魔道具が、風の魔道具でウィスパーが掛かっているのは判っている。 盗聴系だ、魔道具解析に感謝だな。


いつでも壊せるんだが、色々面倒になりそうなので放置。

んでも気になるんで、ベランダでゆっくりすれば良いだろうと。



今日は収穫が多かった。

風の魔道具は、空気銃になりそうだ。 弾体の工夫次第だが。


ゴムに似た素材、レジの存在も大きい。 パッキンに、小形のスリングショットに、適用範囲は広そうだ。

風の魔道具と、組み合わせても面白いな。


 「 それにしても、俺だけ紐パンとは思わなかった。 」 


 「 私も紐ですよ。 」


ラナがスカートをめくっている、慰めてくれてるのかな。 良い子だ。

中世っぽかったから、紐でも違和感は無かったんだが。


部屋は広くて豪華、冷蔵庫付、他にも何か在るのかな。

食堂に、誰も夜食を取りに来ない訳だ。 夜に会わない時点で、気付くべきだったな。

巻き込まれは、辛いですな。 その分自由に動けるから、助かっているが。


明日から、遠征する3人の為の暑さ対策と、空気銃の検討を始めよう。

で、そろそろスカート下ろそうかラナ、風邪ひくぞ。 そろそろ夏みたいだけど、うん、もう充分だから。 魔法のナイフ、今日は背中に在るんだね。

気が付かれた点など在りましたら、読後の感想と評価をお願いします。

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