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day 14-1  並と中

初投稿となりますが、よろしくお願いします。 舞台設定を簡単に、出来る限り狭い範囲で進める予定です。 戦闘シーンや格闘シーンが苦手ですので、極力少なくしていきます。 ※投稿方法を勘違いしていましたので、修正しました。



・変なことに巻き込まれ、気が付いたら牢みたいな部屋の中。 何とか出所して3人に再会。 最後の1人は犯罪者になった。 脱無力を目指して、アリウムと共に魔道具の改良に、取り組み始め新しい技術を手に入れる。 魔道具改造に成功はしたが。



|||||



 「 舞踏場改造計画は、順調なのかね。 」


 「 順調よ。 灯具と棒の手配は済んだわ。 」


どうやら、成功を確信したらしく、城中の廊下にも手を出すらしい。

素材、高くなってるだろうな。 



 「 そっちは、任せておけばよいわ。 それよりこれよ。 」


机の上には4種類の魔法陣、魔石付き。 1つは見慣れた灯具用だが。



 「 これは? 」


 「 コンロ用の魔法陣と、冷蔵庫用の魔法陣と、扇風機用の魔法陣よ。 」


なるほど、火、氷、風か。 土はどうした。



 「 灯具用と同じことが出来るか、やってみてくれる? 」


 「 了解。 それと、昨日改造した魔法陣も、用意してくれるか。 」



 「 いいけど、どうするの? 」


 「 何回改造できるか、確認しておこうと思ってね。 」


元の魔法陣、ぐるっと取り囲むように改造できれば、4~5回は行ける。

魔法陣は高価、ならば複数回使ってレベル上げするのさ。 原価低減だよ原低。



|||||



作業の前に、能力を確認しておく。 おじさんは、体力に余裕が無い、効率的なレベルアップ計画は必須だ。



   名 前:波乱万丈(はらん ばんじょう)

   年 齢:55

   称 号:巻き込まれた病人

   職 業:ENGINEER

   レベル: 1

   H P: 9/10

   M P:10/10

   筋 力: 7/ 7

   知 力:20/20

   素早さ: 8/ 8

   器用さ:21/21

   技 能:エンジニアリング

   技 術:魔道具操作 ≪ 魔道具破壊 ≫ ≪ 魔道具解析4 ≫ ≪ 遠隔操作4 ≫

             ≪ 魔道具改造1 ≫



魔道具操作には、殆ど魔力消費が無いのは確認済み。 重要なのは、改造にかかる魔力量だな。

時間チェック 〔 09:35 〕 始めよう。


 ≪ 灯りの魔道具(カイ): 発光弱,発光並 ≫


前回の改造は、" 弱 " になったんだな。 " 暗く " で " 弱 " か。

んでは、" 中 " に挑戦しよみようか。


暗くで " 弱 " なら、 " 中 " は、ほんのり? ほんわり? イメージが判らん。

めんどうだな、中で良いか。 弱と普通の間の明るさを " 中 " だ。



中、中、中・・・・・・・

完成したら、ネズミになりそうな感じだな。


中、中、中・・・・・・あ、ダメだ。

元から在った小さな魔方陣が、ほのかに白く光っている。 そこじゃ無い。


 「 光ったわね。 」


 「 だな。 魔力の流れはどうだった。 」



 「 最初から、小さな魔方陣に集中していたわね。 でも、、、 」


ん、でも?


 「 そこから、流れてなかったわ。 集中しておしまい。 」


 「 魔力は流れるんだ。 」


 「 当たり前でしょ。 流れなかったら、何も起きないでしょ。 」


ごもっとも。 何か疲れた感じはするんだが。




   名 前:波乱万丈(はらん ばんじょう)

   年 齢:55

   称 号:巻き込まれた病人

   職 業:ENGINEER

   レベル: 1

   H P: 9/10

   M P: 9/10

   筋 力: 7/ 7

   知 力:20/20

   素早さ: 8/ 8

   器用さ:21/21

   技 能:エンジニアリング

   技 術:魔道具操作 ≪ 魔道具破壊 ≫ ≪ 魔道具解析4 ≫ ≪ 遠隔操作4 ≫

             ≪ 魔道具改造1 ≫



 「 減ってるね、魔力。 」 時間は1分未満か、今度はストップウォッチ機能を使おう。


 「 使ったら減るわよ? 普通。 」


アリウムをぐりぐりしておく。 使ったら減る、知ってるよ、知ってるけどな。

ぐりぐりすると、痛いのも知ってるけどな。


ラナに点灯してもらうと、普通 → 暗く → 消灯だ。 変化無し。

疲れただけで変化無し、魔方陣光ったんだがな。 



無改造の灯りの魔道具で、再実験。 泣くほど痛くは無かったろ、大げさだなアリウム。

まずは、魔道具鑑定。



 ≪ 灯りの魔道具 : 発光 ≫



無改造のこれを、目標は " 中 " と " 普通 " 。

何に使えるかは知らん、実験だよ実験。


中、中、中・・・・・・・

ネズミじゃない。


中、中、中・・・・・・

光り始めたな。 光った場所は、、、さっきと同じ?


中、中、中・・・・・

光りが無くなったな。


 「 出来たの? 」


 「 そのはずだ。 今回は、普通と中くらいで点くはず。 」



 ≪ 灯りの魔道具(カイ): 発光中,発光並 ≫


魔道具鑑定では、上手くいってる。 魔力は減ってない、時間は30秒くらいか。

しかし並か、肉が食べたくなるのは何故だ。


 「 点灯っと。 うん、点くわね、普通とちょっと暗い、2種類なのね。 」


完成確認。 


 「 良い感じね、こちらの方が、欲しがる人が多いんじゃ無い。 」


そうなのか、常夜灯の方がよいと思うんだが。 使わないのか、常夜灯。

最後の1つは、3段階に。 普通、中、弱だ。 魔力満タン、ストップウォッチ良し。


10秒で光り始め、15秒で何となく形が出来、30秒で魔方陣が定着。

魔力消費無し、早速鑑定だ。


 ≪ 灯りの魔道具(カイ): 発光弱,発行中,発光並 ≫


よし、完成。


気が付かれた点など在りましたら、読後の感想と評価をお願いします。

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