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day 10-1  知力より筋力よりステータス

初投稿となりますが、よろしくお願いします。 舞台設定を簡単に、出来る限り狭い範囲で進める予定です。 戦闘シーンや格闘シーンが苦手ですので、極力少なくしていきます。 ※投稿方法を勘違いしていましたので、修正しました。



・変なことに巻き込まれ、気が付いたら牢みたいな部屋の中。 何とか出所してドクターと看護婦さんに再会。 遅れて、救急隊員の1人も合流。 最後の1人は犯罪者になった。 全員揃って、訓練の始まり。



|||||



朝飯後、クリスさんの先導で、4人で訓練場へ移動、室内だ。

ラナは、部屋の掃除をしてくれるって部屋に残った。 作りかけの魔道具には触らないように。


歩きながら、ドクターと雑談していたんだが、周りの視線が変だった。 睨みつけている奴の顔は、覚えておこう。

眼だけで見てたから、はっきりは見えていない。 覚えていられるか、自信は無い。


他にも、数種類の視線が在ったんだが、良く判らなかった。 それでも、私達が複雑な立場に置かれていることは理解した。 おじさんは冷たい視線には敏感なのだよ、無視スキルのおかげで気にならないだけで。


|||||


実技の教官は、革製の鎧を着た人間の女性だった。 白系の肌だが日焼けしており、赤い髪が似合っている。 スタイルは良い。 良いんだが、多分筋肉だろうな。 名前は、上から95-68-85か?


好きなのを選べと、木製の武器が数種類用意されていた。 ドクターと白川さんは杖で決定、河原くんは槍と剣で迷ってる、盾は持つそうだ。


私は、何を装備すべきか悩んでいる。 見ただけで、大剣は無理なのはわかる。 長槍も無理だな、重そうだ。 短剣と盾から始めるか。



 「 お前は走れるのか! 」 剣を選ぼうとしていると、声が掛かった。


 「 走るのは苦手です、教官 」 


サーは付けなくて良いだろ。 教官の名前は覚えていない、スタイルは良いんだけどね。



 「 それでは剣はよせ。 剣は動き回るからな」


なるほど。 走りながら、何百回も剣を振るのは無理だ。


 「 では、長槍にします。 教官」


 「 それが好いだろう」



重すぎて無理だった。 持ち上がらず、先端が地面を擦ってる。 短槍も両手持ちになった。


木製だよな、60cmの木製の槍。 元の世界で、米30kgは平気で運べたのに、何故持てないのか。 結局、色々試して使えそうなのは杖と小剣だけ。 ナイフは試していない。


組手のお相手は、白川さん。 んでも、杖の白川さんに、やられっぱなし。


指導通りに、杖で防いでも手が痺れるし、打ち込むと衝撃で杖を落としてしまう。 何度やっても同じだ。

筋肉は落ちていないのに、なぜこうなる。


「 波乱さん、大丈夫っすよ。 練習すれば、何とかなりますって」


「 おい、痛いぞ」


河原くんが、背中をバンバン叩いてくる。 



「 そうすか? 全然 力入れて無いんすけど? 」


本当か? 骨が軋んだし、ものすごく痛いんだが。 大げさっすよ~、とか言うから、上着を脱いで背中を見せたら、納得してくれた。


背中は、手形の紅葉が満開になっているはずだ。 教官が、急いでポーションかけてるが。 背中どうなっているんだ。


「 どんな具合なんだ? 」


「 だ、大丈夫っすよ、波乱さん」


大丈夫だったら、ポーション要らないだろ。



「 大丈夫っすよ、波乱さん。 大丈夫」


骨が血が、、、って、小声で言うな。 聞こえてるぞ、もう痛くないから良いけどな。



ん、これって。 ふと思いついて、短剣に持ち替えてもらって、白川さんと再戦。 

今度は、形になった。 小剣も落とさなかったしな。



   名 前:白川 聖(しらかわ みやび)

   年 齢:25

   称 号:召喚されし者

   職 業:聖女

   レベル: 1

   H P:10/10

   M P:23/23

   筋 力: 7/ 7

   知 力:10/10

   素早さ: 7/ 7

   器用さ:10/10

   技 能:魔法適正,鑑定

   技 術:水の魔法3,光の魔法3,鑑定3,杖術1



   名 前:波乱万丈(はらん ばんじょう)

   年 齢:55

   称 号:巻き込まれた病人

   職 業:ENGINEER

   レベル: 1

   H P: 9/10

   M P:10/10

   筋 力: 7/ 7

   知 力:19/19

   素早さ: 8/ 8

   器用さ:19/19

   技 能:エンジニアリング

   技 術:魔道具操作 ≪ 魔道具破壊 ≫ ≪ 魔道具解析3 ≫ ≪ 遠隔操作3 ≫



2人で能力を比較してみたが、筋力と技術の数値通りだと判明。 技術って重要なんですね~って、白川さんとほのぼのした。


 「 聞け! 筋力が無ければ武器は持てん、技術が無ければ武器は扱えん! 」


教官が教えてくれたけど。 今、検証終わったよ、あとで報連相を教えてあげよう。



昼の休憩中に、河原くんのステータスを聞いてみた。


   名 前:河原 宗太(かわら そうた)

   年 齢:22

   称 号:召喚されし者

   職 業:聖騎士

   レベル: 1

   H P:20/20

   M P:15/15

   筋 力:20/20

   知 力: 8/ 8

   素早さ:15/15

   器用さ: 8/ 8

   技 能:魔法適正

   技 術:光の魔法1,盾術1,剣術1,槍術1


何か凄かった。 んでも、やっぱり脳筋なんだね、安心したよ。

気が付かれた点など在りましたら、読後の感想をお待ちしています。

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