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day 8-3   息抜きは必要です

初投稿となりますが、よろしくお願いします。 舞台設定を簡単に、出来る限り狭い範囲で進める予定です。 戦闘シーンや格闘シーンが苦手ですので、極力少なくしていきます。※投稿方法を勘違いしていましたので、修正しました。



・変なことに巻き込まれ、気が付いたら牢みたいな部屋の中。 何とか出所してドクターと看護婦さんに再会。 遅れて、救急隊員の1人も合流。 最後の1人は犯罪者になった。



|||||



午後は、魔道具を弄り倒しつつ、最後の休息を満喫。 


冷蔵庫 → お弁当暖め器 は成功した。 したのだが、使い道が無い。


魔石を入れ替えたら、普通に動作した。 魔石の属性指定が無かったようだ。

属性指定が無かったのは、故意なのか忘れたのか、設計者に会えたら聞いてみよう。



夕食後、ラナに案内してもらって、ドクターの部屋へ。 そう言えば、他の人の部屋に来るの初めてだな。


 「 ノック ノック  ドクター入りますよ。 」


 「 波乱さん、どうしました。 」



 「 ちっと遊びに来ました。 」

 酒? の瓶と、グラスを見せる。 ラナは、干したフルーツの皿を持っている。


 「 どうぞ、入って下さい。 」


私の部屋より、広くて豪華に見えるのは、多分勘違いじゃ無い。



|||||


 

 「 どうしてこうなったんでしょう? 」


いきなりですか。 皿を置いて、ラナが出て行った後の、ドクターの第一声。


 「 どうして、ですか。 思い当たる事はないですね。 」


 「 取材を受けたのが、悪かったんでしょうか? 波乱さんの治療を、宣伝に利用しようとした罰でしょうか? 」


おい、それ聞いてないぞ。 どうやら、なんちゃら現場24時とかの取材チームが入っていて、私の搬送現場に居たそうだ。


 「 そうすると、私まで罰を受けたことになりますが? 」


 「 ですから、"巻き込まれた" のでは無いかと。」


そこは、巻き込まないでおこうか、神様。 神なのか?



 「 どうしてですかね~。 それより、ドクターは星座に詳しいですか? 」


 「 ・・・・・・いえ。 授業で習ったくらいですが。 」


何言い始めたんだ、って顔しない。 急な話題転換による状況打開は、おじさんの話術の基本だ。


 「 最近、夜空を見ながら一服しているんですが、知っている星座が無いんですよ、ひとつも。 私も、そんなに詳しく無いんですけどね。 」


 「 ・・・・・・ 」



 「 北極星っぽい星は在りました。 まぁ、"地軸の先に在る星" なんでしょうけど。 」


 「 ・・・・・ 」



 「 ここは、何処なんでしょうか。 って言うか、私は巻き込まれたん・で・す・け・ど・ね! 」


 「 ・・・すみません。 」


も少しかな。



 「 最近、ラナとおしゃべりするんですけど、彼女150才だそうですよ。 」


 「 え? 」



 「 クリスさんは、何才なんでしょ。 聞いてます? 」


 「 そう言えば聞いてないですね。 何才なんでしょう。 」


 「 ドクターなら、聞いても大丈夫ですよ。 私が聞いたら、セクハラ~って言われるでしょうけど。 」



お酒( だよね )を注いだグラスを差し出す。


 「 クリスさんに用意してもらった物なんで、詳しくは・・・・・・匂いはお酒ですね。 ワインぽい? 」


ほれ飲め。



ドクターは飲める口だった、私は飲めないけど。 愚痴を聞きつつ、愚痴を言いつつしばし歓談。


食後のデザートか午後のお茶を、部屋でクリスさんと食べることを提案。 話せるお友達を、増やしていきましょうと。


ドクター真面目すぎるから、息抜きは必要だ。 これからは、ドクターが主力。 ダークサイドに落ちたら困る。



途中で、クリスさんと交代して、部屋に退却。 本当に、飲めないんだよ。

後は、若い2人とお酒に任せましょう。 どうなっても、当局は一切関知しない。



|||||



酔い覚ましに、ベランダで一服。 コーヒー付き、ラナ付だ。


今日も星が綺麗だ、虫が来ないので結構快適。 お酒臭いと言って、私の頬をフニフニ引っ張っている奴が居るけど。



奴隷の首輪の解除は、日課にしている。


 「 はめた人しか解除出来ないですよ~ 」 とラナが膝の上で言ってるが。


どうやって、本人確認しているのか気になる。


" 本人確認 " しているのに、魔法の通信機能が組み込まれていないのは、魔道具解析で確認出来た。


本人の魔法パターンが、首輪のどこかに記録されているのは確定。 それを利用すれば、ハッキング可能と考えているのだが。





中途半端に目が覚めた。 〔 05:30 〕 まだ、もう一眠り出来そうだが。 食堂に行って、コーヒーでも頂こう。 ポーションを飲んでから、胃の調子が良いから大丈夫だろう。


途中で、細長い棒を持った、メイドさん達と会う。 


 「 お早うございます。 何されてるんですか? 」


 「 お早うございます、波乱さん。 皆さんが起きてこられる時間ですので、夜用の灯りを消しています。 」


ほー。



細長い棒で、天井や高い位置に在る灯りを消している。

棒は魔力を流しやすい材質で、それほど重く無いんだって。


灯りの魔道具へ、魔力の補充もしていると。 そりゃそうだ、いちいち魔石の交換してられないしな。


 「 スイッチは無いの? 」


 「 何ですかそれ? 」 


なるほど。


灯りの魔道具は、直接触れて点灯するんだって。 それと、一定の明るさで点くんだと。


ほ~、なるほど。

気が付かれた点など在りましたら、読後の感想をお待ちしています。

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