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黒を被った弱者達  作者: 南波 晴夏
第4章
166/203

登場人物紹介 ②



黒沢 鷹(くろさわ たか)


誕生日 7月28日

身長 176cm

クラス 2年A組


高津の幼馴染。

短めの髪に鋭い瞳が印象的。その容姿から怖い人だと思われがち。特に緊張している時は無愛想な態度になってしまう。

人見知りはしないが人間不信なので他人に気を許すことは珍しい。

勉強も運動も人並み以上に出来る。家も裕福で何事にも余裕そうに見えるため周囲の反感を買うことも多い。

陽気で楽観的に見えるが根は真面目。負けず嫌いで努力家。

過保護な父の力で人間関係に悩む度転校している。

雷門高校に転入する前は白都高校にいた。

阜とは元クラスメイト。






工藤 阜(くどう つかさ)


誕生日 11月8日

身長 162cm

クラス 白都高校2年8組


他校からも有名な“白都のパワフルツインテマネージャー”。元々の賑やかな性格を押し込めていた時期があったため現在はパワフルが炸裂している。

責任感が強く、部活では誰より全力で選手をサポートしチームを勝利に導いている。マネージャーの中ではリーダー的存在。

勉強は苦手だが体を動かすことは好きなので体育の成績は異様に高い。

里宮の女嫌いの原因のひとり。里宮と疎遠になってからは深く落ち込み、性格まで変わる勢いで家族にも心配されていた。里宮と和解してからは元の明るさを上回るほどに回復した。






榊 虎之介(さかき とらのすけ)


誕生日 2月15日

身長 180cm

クラス 2年C組


長野の友人。長野には“トラ”と呼ばれている。

感情はすぐ顔に出るタイプ。いつも顔をしかめているがそれはただのクセ。身長が高く体格にも恵まれているため第一印象では大体“大きい”と思われている。

“不良”と噂され同級生からは恐れられている。雷校には長野以外の友人はいない。

2才年上の兄がいる。典型的な不良である兄を憎み、心から軽蔑している。今では荒れていた中学時代の自分も等しく軽蔑している。

父がラーメン屋を営んでおり、たまに店の手伝いをしている。夜の散歩が好きだが職質を受けまくるため最近は自制している。






高橋 舞(たかはし まい)


誕生日 10月18日

身長 155cm


五十嵐の彼女。

物心ついた頃からふわふわとしたボブのヘアスタイルは変わらない。静かで大人しいが親しい人の前ではよく笑う。心を許すと賑やか。

緊張すると若干早口になり、自分が何を言っているのか分からなくなることが多々ある。

ファッションには疎い方だったが、病気が治り五十嵐と付き合ってからは着飾るのが楽しい。手先が器用なので試合前の五十嵐の髪で遊んだこともある。

中学3年生の時に脳腫瘍を患う。長い闘病生活が続き、危険な状態になったこともあるが、手術が成功し現在は普通に生活できている。

退院してからも五十嵐の妹である優花との交流は続いている。






飯島 香澄(いいじま かすみ)


誕生日 12月30日

身長 165cm

クラス 2年E組


川谷の彼女。

控えめな性格で初対面の人と話すのが大の苦手。交友関係は狭く深く。

いつも自信なさげな表情をしているが、高く細い鼻と長い睫毛が特徴的な儚げ美人。長い髪をハーフアップに結ぶのが定番。

休日には1人で黙々とお菓子を作る。川谷の好きなお菓子や好みの甘さを研究して作るのが楽しい。記念日には川谷と話すようになったきっかけでもあるクッキーを焼く。

バレー部に所属している。そこそこ活躍しているが、先輩後輩とはあまり話せていない。同級生のチームメイトとは打ち解けている。不真面目な部員が退部してからは肩の力が抜け、思い切り動けるようになった。チームメイトには仲の良い友達が2人いる。





* * *




辻野 美桜(つじの みお)


雷校一の鬼教師。担当科目は現代文と古典。

3年A組の担任で進路指導部長。生徒からは影で“ツノ”と呼ばれている。

常にパンツスーツスタイルで、長い髪はおくれ毛ひとつなくきっちりとしたお団子にまとめられている。その抜け目無さから私生活は全く想像出来ない。

バレー部の顧問だが、夏頃からどうしようもないテキトー教師の代わりにバスケ部顧問の仕事も手伝っているらしい。

既婚者で小学生の息子が1人いるが、訳あって夫と息子とは別で暮らしている。




* * *




南波 晴夏です。

貴重な時間をかけて、この第4章までお読み下さり本当にありがとうございます。


第4章最後の164話が少し短かったので登場人物紹介第2弾を書いてみました。主要人物よりは出番の少ない人物達に焦点を当てることができて楽しかったです。

私にとっては全員が主人公なので、いつかここで紹介した人物達それぞれの物語もがっつり書いてみたいものです。


さて、物語が始まった頃は高校1年生だった彼等もいよいよ3年生、受験生です。

勉強に追われ、進路に悩み、最後の試合に向けて走り続ける彼等の日々は目まぐるしく変化していきます。

自分の力だけでは進めない道、大切なものを犠牲にしてしまうかも知れない恐怖、道の定まらない浮遊感と拭いきれない不安。その全てに、彼等は挑んでいかなければなりません。

それぞれの目指す場所、選んだ道を最後まで見届けて下さると嬉しいです。


いつも応援して下さる皆様に心から感謝しています。

完結まで精一杯頑張りますので、これからも『黒を被った弱者達』をよろしくお願いいたします。

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