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孤高の天才  作者: 深水晶
第一部 嵐の予兆
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第六話 底の無い河

未成年(20歳未満)の飲酒は日本の法律で禁止されていますので、未成年の方は真似しないでくださいね。

「お前、本当に酒は一度も飲んだことがないのか?」

 私は半分泣きたい思いで、尋ねた。それ以前に本当に十八歳なのか、鯖を読んでいないのかと問い詰めたい。目の前に転がる秘蔵の──とはいえ、安月給が許す限りのささやかな──ブランデーが、次々に中身が空けられ、山と積まれていくのを呆然と見つめた。激しい頭痛と後悔にさいなまれ、アルコールが回ってふらふらになった重い身体を動かして、テーブルに手をついて立ち上がった。

「おい、大丈夫か? 足下ふらついてるじゃないか」

 他人の気も知らないで、この子供は、と思う。襟元掴んで、糾弾してやりたいくらいだが、それは上司としても、年上の男としても、あまりにもおとなげなさすぎる。おとなげなさすぎるとは思うが、絶対これだけは言わせて欲しい。

「……あのな、ラダー。今更だが、言わせて貰うぞ。途中で絶対に口を挟むな。挟んだら、その首掴んで締め上げてやるからな」

「あ? ……どうしたんだ、そんなに景色ばんで。俺、何か悪いことしたか?」

「いいから黙って聞け」

 ふらつきそうになるのを、ソファの背を掴んで支えながら、もう一方の手でバンとテーブルを叩いた。

「……はい」

 ラダーはおとなしく頷いた。私は頷き、先を続ける。

「良いか? お前は全く興味がないだろうし、講釈しても理解しないだろうから、簡単に言うがな、XOというのは高い酒なんだ。ちなみに今、お前が空けたその瓶はな、私のボーナス全額注ぎ込んでオークションで競り落とした逸品だ」

「……なっ……!?」

 愕然とした表情で、ラダーは手元の空き瓶に目を遣った。美しいボトムラインに、燦然と輝く金色のラベルには、メーカー名や産地名、生産年などの情報が、美しい文字で印刷されており、等級を表すXOの文字もはっきり刻まれている。空になってしまったそのボトルを手に取り、愛おしむように撫でながら、頬ずりする。そんな私を、腰が引けた、何故かこわばり引きつった表情で、ラダーは無言で見つめてくる。何か言いたいことがあるらしいが、口には出さずに、代わりに何度も汗を拭い、生唾を飲むようにごくりと喉を鳴らしている。

「ブランデーは『命の水』とも呼ばれることがある。良いか? 安物を水と氷で薄くのばした、味も香りもほとんどないような、馬の小便のような代物ならば、ガバガバと流し込むように飲めばいい。飲み方なんか人それぞれだ。そんなものに私は文句を言ったりしない。個人の自由だ。だがな、XO級にそれは許されないんだ。いいか、XO級でも良いものは『ナポレオン』という皇帝の名を冠されることがある。ナポレオンの基準はメーカーによって異なるため、それを説明し始めると一晩かかっても講釈しきれないから、簡単に言うとだな、ブランデーの王様、皇帝ってことだ。噛んで舐めて転がすように、ゆっくり舌で味わって、じっくり味と香りを楽しむんだ。既に空になってしまったものを、今更どうこう言わないが……」

 ラダーは口をぱくぱくと開閉させ、私を指差し何か言いかけたが、私が睨むと、慌てたように黙り込む。ぎゅっと拳を握り、ソファに浅く腰掛け直し、困ったように私を見た。

「……確かに、味も何も判らないお前に見えるところに、うっかり置いたまま席を外してしまった私が悪いのだろう。そうとも、お前は決して悪くない。わざとやったのならともかく、これに対する私の思い入れも金額も、何も知らなかったし、私も説明しなかったのだからな。お前と私は、同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食し、同じ職場で、同じ仕事に従事する、共同生活者で言ってみれば『戦友』だ。だがな、『親しき仲にも礼儀あり』とかいう言葉もあるようにな、近しいところにいる相手だからこそ、互いに相手を思いやり、気を配らなければ、不和や諍いの元となる。確かに私はお前を問答無用で殴りつけて、お前に殴り返されたりしたが、元々私は暴力は嫌いなんだ。人を殴るくらいなら、自分が殴られた方が百倍ましだ。人を殴ると、痛むんだ。殴った拳も痛いが、それだけじゃないぞ、心が、胸の奥が痛むんだよ。判るか? 俺はお前に限らず誰にも暴力なんか振るいたくない。だがな、お前が相手を気遣わないとか、相手の気分を損なうような言動をすれば、いつまた一昨日の夜のような事態に陥るか判らないんだ」

「…………」

 ラダーの額には、大量の汗の粒が浮かんでいる。顎からしたたり落ちそうになるそれを、シャツの袖で懸命に拭っている彼の顔色は悪かった。

「……どうした? ラダー。飲み過ぎて気分でも悪くなったか? バカだな、ストレートを一気飲みするからだ。ただでさえ度数の高い酒なんだから、気を付けないと身体を壊すぞ。初めて飲むくせに、一人で四本も空にするからだ。待ってろ、今、水と薬を持ってくる」

 そう言って部屋を出ようとすると、慌てたようにラダーが引き留める。

「いい! だ、大丈夫だって! あの、その、お、俺……もう寝るから。し、室長も無理すんなよ。なんか酔い回ってるっぽいし、目ェ据わってるし、呂律も回ってないからさ。色々疲れただろう? シャワーは足下が危ないからやめて、今日はもう寝ようぜ。なんか結局ズル休みしちゃったし、せめて休息くらいはまともに取らないと、明日が辛いぜ。ほら、あんたもあんまり若くないんだし」

「……なんだと?」

 ラダーはびくりと肩を震わせ、おどおどと言った。

「ぁあっ! 気に障ったら、ゴメン!! 俺、本当口の利き方知らなくてさ。ちゃんと公用語使えてるはずなんだけど、結構話が通じなかったり、誤解が生じたりするもんだからさ。自分でももうちょっと勉強して練習しないとヤバイかなって思うんだけど……」

「うん? 待て。ラダー、お前、公用語をきちんと習ったことがないのか?」

「ああ、うん。俺が住んでたところでは必要なかったからさ。こっち出て来てから、繁華街や同じアパートに住む住人の言葉聞いて覚えたんだ。……もしかして、物凄く訛ってる? 俺、そういうの良く判らなくて。なんか、室長とか、アストの他の社員とかの喋りとか話し方聞いてると、俺の言葉、なんかどっかおかしいような気がしてるんだけど、良く判らないんだ。あまりにも問題なら、直すよう努力するけど……」

「……ラダー。お前はアカデミー通ってたんだろう? 誰かお前に、お前の言葉について何か指摘した人間はいなかったのか?」

「え? あ、いや、その……なんか俺、ちょっと、色々変に悪目立ちしたせいか、問題起こす前から、近付いてくる人間少なくて。やたらインタビューとか写真撮らせろとか言ってしつこくつきまとってくる連中はいたけど、それ以外はなんか冷ややかっつーか、愛想悪いっつーか、遠巻きにされる感じで。それでも、親切にしてくれた連中は、数人ほどいたんだけど……養父の逮捕事件で俺、頭キちまったからさ。全員殴り倒して、大怪我させちゃってさ……最悪、退学処分にされたり傷害容疑で捕まるとこだったんだけど、同情だか思惑だかなんかあって、どっかから圧力でもかかったみたいでさ。卒業したら、アストに入社試験免除で就職するっていう条件で、無罪放免。本当は恩に着なくちゃならねぇんだろうけど、なんか気分悪かったしさ。何を期待されてんだか判んねぇけど、後味も悪かったし、薄気味悪いし。別に、友達だと思ってた連中と険悪になったのは、後悔してないし、良いんだけどさ……処分を保留とかじゃなく取り消されて揉み消されるってのは、なんとなく恐くないか?」

「……ラダー。その話、他に誰かにしたか?」

「あ? 話って? 今の? アストが揉み消しどうとかってやつ? 俺、入社式でも見せ物状態っていうか、別室の待合室通されて、一人だけ隔離で時間ギリギリに、なんかフラッシュたかれながら会場入場だったし。他の新入りのやつらは、遠巻きでギャラリーと化してて、俺に話しかけてきたの、マスコミって連中と会社の上役くらいだぜ。で、マスコミ相手の応答は、なんか当日いきなり俺の世話係とか名乗ってきたオッサン一人でやってたし、俺はその隣りに立ってただけ。だから、アストの社員で最初にまともに会話──っつーか、あれが会話とはとても思えねぇけど──したのは、あんただよ。他にそんな暇なかったから」

 不意に酔いが覚めていくのが判った。冷たい感覚が、腹の底から湧き上がり、全身を浸していく。

「ラダー。……その話、誰にもするなよ?」

「え?」

「私がコネを使って、裏を調べてやるから、お前は何もせず、誰にも言わずにいるんだ。……知らないのは気味が悪いと思ってるんだろう?」

「……なんで?」

「年の功だ。こういう事は年寄りと上司に任せておけ」

「あんた、年寄りって言うほどトシでもねぇじゃん」

「そう思うならオッサンと呼ぶのはやめてくれ。まだ独身なのに、気分が老けてしまう」

「……別に、本気でオッサン扱いしてるわけじゃねぇよ。なんか、あんた話しててあんまり年上って感じしねぇし。まぁ、俺、同年代と話なんかしたことねぇから、参考にはならねぇけど。……最初はすげームカついたけど、あんたのこと、ワリと嫌いじゃねぇよ。説教臭いのを別にすればな」

「……説教臭い? 一体何処がだ? 私はお前にそんなに分別臭いことを言ったか?」

「いや、分別臭くなんか全然ねぇよ。むしろその逆。つーか、その方が問題だって気もしねぇではないけど」

「どういう意味だ?」

「覚えてないなら、別に良いよ。蒸し返したくないし。……あんたを怒らすとろくな事にはなりそうにねぇなってのは、良く判ったから」

「気になる言い方だな。そんなに殴られたのを、根に持ってるのか?」

「そっちじゃねぇよ。っと、あぁ、そんなことはどうでも良いんだ。あのさ、室長。くそっ、なんか呼びにくいな。ジーンハイムもなんか長ったらしいし。……俺もリックって呼んでも良いか? 寮監みたいに。その方が短くて呼びやすいし」

「職場では問題だが、二人だけの時なら、どっちだって私は構わない」

「……なんか、あんたってさ、オッサンのワリにはなんかおかしくねぇ?」

「どういう意味だ?」

「いや、もう、そんなのどうでも良いけど」

「どうでも良いなら、口にするな。それよりお前、何か言いかけてなかったか?」

「……あぁ、うん。あのさ、その……裏を調べるって、一体どうしてだ? あんたにそんなことする義理はねぇだろ?」

「上司が部下の心配するのは、おかしいか?」

「いや、なんか……俺、世間知らずで常識知らずだから、はっきり上手く言えないんだけど……普通、そこまで世話焼いたりしねぇんじゃねぇの? つーか、俺、あんたは俺のこと、嫌ってるんだと思ってたけど」

「それはお前の方だろう? ラダー。好かれるようなこともしてないから、嫌われるのは当然だが」

「…………」

 ラダーは困惑した表情になった。

「……なんだ? 何か言いたい事でもあるのか?」

「ん……いや、俺、なんか……本当、知らないことばっかりだと思って。天才とかってのは、なんかさ、俺みたいな物を知らない人間に使う言葉じゃないと思う。俺、専門以外は本当全然ダメだからさ。全然才能とかないし、学習能力もあんまりないし、一度見たことや聞いたことを丸暗記したりするのは得意だけど、それが何かの役に立つってわけでもねぇし」

「……何だって? 一度見たことや聞いたことを丸暗記する?」

「あぁ、そんなのどうってことねぇと思うんだけどさ。なんかやたら、周りのやつが騒ぐんだよな。でも、そんなの当たり前だろ? 知らないことを知ってるんなら、メチャクチャすげぇと思うけど、知ってることを覚えてるくらいで、何がおかしいんだ? 普通、誰だってそうだろ? でなかったら、どうしてわざわざ、面倒な思いして学校なんか通うんだよ」

「……ラダー。普通の人間は、一度見聞しただけで、丸暗記なんかできないよ。それで、その丸暗記ってのは、どのくらい記憶していられるんだ?」

「どのくらいって、ずっとだよ」

「……ずっと? 忘れたりしないのか?」

「何言ってんだよ。年寄りじゃねぇんだから、そうそう簡単に覚えたこと忘れるかよ。俺はそんなにボケじゃねぇぜ。あんただって、俺のフルネームしっかり覚えてるじゃないか。俺の名前、結構面倒臭いから発音する時、時々舌とか噛みそうになるんだぜ。本人でさえそうなのに、あんた舌も噛まずにすらすら発音できるじゃねぇか。俺はそっちの方がすげぇと思うよ」

 つまり、あれだ。例えば他の部署や他企業などに出向して、そこでたった一度見聞きするだけで、全ての情報を正確に記憶することができる。スパイするには最高の特技だし、そうでなくとも、一度知ったことを長期的に記憶できるというのは、強みになる。どのくらいの情報を一度に記憶していられるのか、限界がどのくらいなのかは判らないが、高性能のスーパーコンピューターに大量の情報を入力して、それが生きて動いている。あとは検索能力と、入出力さえ、上手く機能すれば、使いようによっては、新しいコンピューターを導入したり、従来のものを拡張するより安上がりだ。代替えがきかないのと、バックアップができないこと、ラダー本人が警戒心が強く扱い難い人物で、その了解が得られなければ情報が引き出せないが、それ以外は……。

 と、そこまで考えたところで、蒼白した。

「おい、リック?」

 不安そうに、ラダーが声をかけてくる。

「大丈夫か?」

 不意に顔を覗き込まれ、心臓が飛び出しそうになる。

「っ!!」

「おい、本気で顔色悪いぞ? 無理すんなよ。足ふらふらだろ? とにかくすぐベッドへ行って寝ろよ。俺は平気だから、気にすんな。テーブルの上が気になるなら、俺が後片付けしておいてやるからさ」

「……いや」

「え? なんだよ、まだ酔ってるのか?」

「酔ってない。お前こそ、酔いは平気か? さっき青くなってただろう?」

「ああ、いや、俺のは酔ってたわけじゃないから」

「バカ言うな。あれだけ飲んで酔ってないわけないだろう。とにかくお前はさっさと寝るんだ。私は少し、気になることがあるから出掛けて来る」

「今から? その身体でか? やめとけよ。途中でぶっ倒れても知らねぇぞ。二日続けて休む気か? 今日はズル休みだったんだから、明日はまともに出勤しねぇと、いくら室長の役職、会社からあてがわれてても、翌日には席がなくなってるなんて事態もありえねぇことないだろ? あんた、俺と違って役職付きなんだから、ちったぁ外聞気にしろって! 俺より老い先短いんだから、自分の身体はいたわれよ。まだ先が長い内に身体壊すと、後々苦労する羽目になるぞ。四十前に寝たきりで独身って事態になったら、かなりヤバイぞ。女は結構自分の利害には鋭いんだからな。騙して付き合わせようったって、そう上手く行かないぞ。それに、そんなのに騙されるような女は、根性も据わってないから、身を翻すのも変わり身も早いぞ」

「……十八歳のくせに、そんな事が語れるくらい女を知っているのか?」

 すると、ラダーは真っ赤になった。

「……うるせぇな。なんか天才少年とかって持ち上げられてると、変な女が時折つきまとってくるんだよ。俺のせいじゃねぇぞ。なんかうるせぇし、しつこいし、すげぇ勘違いしまくってるし、あいつら言葉通じなくてヤバイんだぜ。別に女は嫌いじゃねぇけど、俺につきまとってくる女はすげぇ嫌なんだよ。あんなの女じゃねぇよ。女の格好してるだけにタチ悪いんだって。ああいうの、誰か全部一掃してくんねぇかなとか時々思うよ。でも、俺が好きになる女って、何故か俺のこと親の敵みたいに毛嫌いするし。踏んだり蹴ったりだよ」

「…………」

「って、俺のことなんかどうだって良いだろ? あんたは、誰かいないのかよ? あの、なんだっけ? シエラとかいう女。あれ、あんたに惚れてんじゃねぇの? 結構悪くない女だろ。俺はタイプじゃないけど」

「…………」

「なんだよ、言いたい事があるなら言えよ。気色悪いな」

「……お前の将来が、末恐ろしいよ」

「なんで、そんなこと言われなきゃならないんだ」

 ラダーはぼやいた。

ちなみに私はアルコールを分解できない体質です。

昔OL時代(短大卒なので20歳頃)「飲めば飲めるようになる!」と言われて無理矢理飲まされましたが、13回倒れて自力で帰れなくなった事があり、13回目は気を失ってぶっ倒れたので、以来飲まされなくなりました。

飲めない人間が飲むと、生命の危険があるので、無理に飲ませてはいけないという教訓です(たぶん)。

ちなみに○ャンメリーでほろ酔い、サバランやブランデーケーキで泥酔します。

したがって酒の味などわかりません。

ブランデーやコニャックをストレートで飲んだ事は生まれてこの方一度もありません。

全て人様の話や感想などからの想像です。

以前「俺の夕飯は日本酒と塩だけだ」とかいう強者な人の話を聞いた事がありますが、個人的にはオススメしません。

ちなみに私の妹は酒豪です。

二人足して二で割ると丁度良いのではないかと時折言われます。


初めての海外旅行で、イタリアでワインを3口飲んで泥酔し千鳥足でしか歩けなくなって、バスの運転手(イタリア人)さんが下ろしてくれたのですが、何故か抱きしめて頬にキスされて、酔っ払いだった私はボケた頭で「お返ししなくちゃいけないかしら」とついキスし返してしまい、ぎゅっと強く抱きしめられて、驚き慌て酔いが醒めた経験があります。酒は気を付けないと失敗の元だと思います。

もっとも「酒を飲んでなくても酔っぱらいのようだ」と評された事がありますが(素面でも酔っ払い以上の酔っ払いとか)。

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