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  作者: 中邑あつし
序章
16/36

16・デアイ

 十六・デアイ



 学校は夏休みに入っていた。彼がここに来て日はまだ浅く、ベッドの上でただ慣れない天井を見つめる。

 ……なんで、俺はまだ生きているんだろう……。

 彼は生きることを辞めたらしい。だが、未だに死ぬこともなく、ただ、時間と日々だけが過ぎていた。

「誠くん。夕ご飯よ。朝も昼も食べてないでしょ?」

「はい。すいません。今、行きます」

 誠は今、児童擁護施設にいた。

 隣の住人が、異常に気付き彼の家へ駆け付けた時、そこには、横たわり血を流し死んでいる誠の父、そして、喉から血を流し死んでいる母を抱きあげる彼の姿があった。

 後を追い、死のうとする彼を静止し、隣の住人は警察に通報した。悲惨な光景だった。


「死なせてください! 死なせてください!」


 そう、何度も声を荒らげる少年の姿に警察は息を飲み、慰めの言葉など見つかりようもなく、ただ、暴れる誠を羽交い締めにした。

 誠に親戚はいたものの、彼の親は三年前に自己破産をしており、その代償として連帯保証人だった親戚は、替わりに借金を背負う形となり、絶縁を余儀なくされていた。実質、誠を引き取る親類は誰もおらず、精神科に入院していた彼は、児童擁護施設に引き取られる事となったのだ。

 児童擁護施設にしてもすぐには見付からず、いや、見つかっても、一家心中事件の子供を心よく引き受ける施設などそうはない。警察は、誠に気遣い、それを悟られないようにしていたが、彼には母の言葉が常に頭に廻っていた。


『誠はこの世に必要ない人間なの! 誠は、この世にいちゃいけない人間なのよ。要らない人間なのっ!』


 精神科医も誠のメンタルケア、カウンセリングをやるも、効果は得られず、


「どうして、死なせてくれないんですか? 俺は要らない人間なんです」


 と、事件のトラウマはどうしようもなく誠に根付いていた。

 そうしているとき、児童擁護施設の『シラサギ荘』の園長が彼を引き取ると名乗り出たのである。


 施設には、誠以外五人の児童がおり、それぞれが家庭内暴力や親に捨てられた等、心に深い傷を抱えた子供達が暮らしていた。

 施設の職員である中村響子(なかむらきょうこ)は、少しでも愛情を知ってもらおうと、本当の親のように子供達に接して愛情を与えている。

 皆、始めこそ心を閉ざし、中村に当たり散らしていたが、五人それぞれが次第に心を開き、家族のように振舞っていた。本当に数ある施設の中でも、素晴らしい施設なのだろう。

 ただ、誠には今やそれはどうでもよかった。病院から開放された今、どうやって死のうか、そればかり考えているのだ。


 誠は、学校の制服に着替え部屋を出る。

 服は施設が用意してくれたものがあったが、彼がそれに袖を通す事はなかった。

 彼は、リビングのテーブルに付くと食卓を囲む。少し大きめのテーブルに中村先生と五人の児童等が食事を囲んでいた。

「ほら、誠くん。たくさん食べてね」

 中村はそういうと、誠の皿に唐揚げをよそった。

「ありがとうございます」

「お礼なんていいのよ。ここは誠くんの家なんだから」

 そう言われるが、彼の家はあのボロアパートだった。夏は蒸し暑く、冬は隙間風が身を凍らせる。

 ……でも、そこには、父さんがいて、母さんがいたんだ。

 夕食にしても、こんな豪華なものではなかった。インスタントのラーメンだったり、食パンだったり、御馳走の時は、母がパートの惣菜工場から、タッパに入れ持ち帰ってきた惣菜が卓袱台を彩った。その時が、彼は本当に嬉しかった。

 ここは暖かい。中村も、五人の児童達も屈託のない笑顔を誠に向けてくる。皆が、明るく楽しいしい食卓を作り上げている。父や母が生きていた頃にも、こんな暖かい食卓は一度もなかっただろう。だが、誠は小さい卓袱台で家族三人、工場の惣菜の残り物に箸を付け、彼がその片付けをする。それが今は愛おしくて仕方がなかった。

「いただきます」

 皿によそわれた唐揚げを、箸で摘むと誠はそれを口に入れた。中村はその様子を伺い、誠の反応を心待ちに、

「どう? 誠くん。美味しいでしょ。私の自信作なんだ」

 と、彼に伺った。

「うん。美味しい」

 本当に美味しかった。今までにないほど。ただ、美味しいものを食べるという行為が自分を許せなくした。この明るい食卓も、気を緩めれば幸せを感じ取ってしまう。誠は、自分は要らない人間だというのに、そして母も父も自分のせいで死んだというのに、自分がまだ死なずに生きているという事実が罪深いとさえ感じていた。

「唐揚げ以外にも自信作覚えたら? 先生の他の料理、味気ないんだもん」

「こらぁ、瑞希ちゃん。この前、カレー美味しいって言ってたでしょ?」

「だって、あれはレトルトでしょ?」

 先生と児童の他愛のない話で食卓がより明るくなる。明るい家庭というのはこんな感じなのだろう。

 すると、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴った。

「あら、こんな時間に誰かしら?」

「園長先生じゃないの?」

 玄関の呼び鈴に促され、中村は玄関に向かう。

「はぁい。どなたですか?」

「こちらに、相原誠君、いらっしゃいますよね?」

 玄関を開けるとそこには、誠の存在を尋ねる二人の男が立っていた。中村は嫌な予感を感じ取る。

「あの、どちら様でしょうか?」

「こちらが先に質問してるんですけどねぇ」

 ドスの効いた低い声で細身の男が中村を威圧した。

「まあまあ。すいませんねぇ。こいつは礼儀がなってなくて、私からもちゃんと躾ときますんで。人様の家に出向いて、自己紹介もせずにすいません」

「あ、いえ」

 中村は、この二人に異様な危険を感じとる。

 ……駄目。この人達、危険だわ。誠くんに会わせちゃいけない。

 身なりと話し方で察しは付く。汚い大人は、金のためなら状況、場所を選ばない。例え相手が子供だろうと、どんなに深い傷を負っていようと。そんな大人の事情でどれだけ子供が傷付いてきたことか、中村はこの仕事に携わってきて、そういう子供達をたくさん見てきていた。

「わたくし、こういうものです」

 頭をオールバックにした男は、中村に名刺を差し出した。


 ― ケイアイ・ファイナンス 代表取締役 佐伯 秀隆 ―


「金融の方がどういった御用で」

「解ってるでしょ? あなたも。我々がここに来る理由は一つしかありません」

「帰ってください。今、誠くんはここにいません」

 こういった事は初めてではない。色々な事情を抱えた児童がいる施設には、こうやって、柄の悪い金融が子供に親の借金を押し付けようとやってくることは、そう珍しいことではなかった。

「嘘は良くないですよ、お姉さん。仮にここにいないとして、どこにいるんでしょうか? いつ頃、誠君が帰りになるか分かりませんかねぇ」

「私は子供達の外での行動を把握する術はありません。家の門限は八時です」

「じゃぁ、八時頃にまた伺いますかねぇ」

「どうぞ、御勝手に。ただし、夜、八時以降の借金取立ては法律で禁じられています。その時は覚悟の上で来て下さい」

 中村は、二人に気圧されずそう言うと、キッと二人を睨みつけた。

「チッ、気の強いお嬢さんで。行くぞ」

「はい」

 佐伯は細身の男を連れ施設を後にした。

 細身の男はベンツのドアを開け佐伯を招く。

「次はどちらへ?」

「柚木んとこにでも行きましょうかねぇ。いいネタ掴んだ事だし」

 中村は相当気張っていたのか、肩を撫で下ろし、壁に手を付いた。ああいった輩が来るのは、そう珍しいことでもないのだが、強面の男二人に凄まれたら、女でなくても物怖じする。

「すごーい。先生、怖いの追い返しちゃったぁ」

 一部始終を見ていた瑞希、児童等が先生の元へ駆け寄る。

「見てたの? 瑞希ちゃん達。危ないでしょ」

「だってぇ、さっきの怖い人達は誠くんの知り合いなの?」

 まだ小学五年生の瑞希が、場の空気を読めるわけもなく、思ったことを純粋に言葉にする。

「瑞希ちゃん、誠君とは何も関係もない人達よ」

「ふぅん、そっかぁ」

 瑞希は、中村の答えが腑に落ちないのか、口を尖らせ、その場は納得した素振りをしてみせた。明らかにあの二人は誠の名前を出していた。だが、中村が優しく、そして真剣に彼とは何の関係もないと言うので、彼女は納得するしかなかった。

 しかし、誠はこの一連で、また自分を責めたてるのである。

 ……ここにいたら迷惑が掛かる。母さんの言っていた通りだ。俺はいるだけで、人に迷惑を掛けてしまうんだ。

「すいません。先生にまで迷惑かけて。すぐ、出て行きますから」

「え? ちょっと待って、誠くんっ!」

 誠は、先生の静止を振り切り施設を飛び出した。


 施設を飛び出したものの、誠に行く宛はなく、時間の経過も分からす、ただ、フラフラとさ迷い歩く。

 彼は、両親が死んだあの時から、身体の感覚が余り感じられなかった。自分の意思で歩いてはいるが、一歩一歩に重みが感じられない。ただ両手だけは、母の血が指の隙間を縫い流れ出る感覚が鮮明に残っていた。

 ……俺は要らない人間だ。俺が生きているせいで周りに迷惑がかかる。俺が生まれたせいで父さんが死に、母さんも死んだ。チサさんまで傷付けて……。

 藤井君も俺のせいなんだ。あの時、俺を助けたりしたから、奴等に狙われたに違いない。こんな俺を、家族として接しようとしてくれている先生にまで迷惑を掛けて。

 なんで、俺はまだ生きてんだろう。死にたい。どこで死のう。どこで死んだら他の人に迷惑掛からないんだろう……。


『あなたに私達の何が分かるって言うの? 分かったような事言わないで!』


 ……ごめん、チサさん……。


『アナタなんか産まなきゃよかった』


 ……ごめんね、母さん……。


 絶望が誠を死に追い詰める。既に彼の意思は生を捨てていた。ただ、身体がこの世に残っているだけだった。正に廃人だ。

 そんな彼が前を見て歩けようもなく、肩に人がぶつかるのは当然の結果だった。間が悪いとしか言いようがない。ぶつかる相手が彼でなければ、二人の運命が大きく唸りを上げることはなかっただろう。

「おい!」

 誠と肩をぶつけた相手が、彼を威圧する。

 ……なんだろう。呼ばれた気がする。どうでもいい……。

 誠は、肩がぶつかったこと自体を自覚してはいなかった。

「おい! シカトしてんじゃねぇよ!」

「へ?」

 ゴッ、という頭蓋の中から聞こえてくる音と共に、不意に即頭部に痛みが走る。振り向き様に不意に即頭部を殴られたのだ。誠は、力なくその場に尻餅を付いた。突発的な衝撃に何が起きたのか理解出来ない。

 ……そうか。まだイジイジと生きている俺が、皆邪魔なんだ。ほら、だからこうして、今も……。

 彼は、全てにおいて悲観的になっていた。自分が憎かった。まだ生きているということもだが、一番許せなかったのは、母に愛される自分で有れなかった自分自身。母は彼を憎んでいたと言ったのだ。理解出来なかった。だから、無理矢理、理解しようとしていた。全てのものが自分を憎んでいると思うことで。

「面ぁ、上げろよ。テメェは今、俺にぶつかってんだよ。何か言う事があるだろ」

 罵声を上げる男に言われ、誠は彼を見上げた。

 驚いた。誠が表情を変えることはなかったが、目の前で自分を責め立てる男は、紛れもない憧れであった柚木大成だった。

 本当に皮肉だった。藤井から紹介してもらい、友達となるはずだった男は、今、自分を憎悪の目で睨み付けているのだ。

「すいません」

 誠は、何故柚木が自分を責め立てるのか解らない。だが、チサを傷付けたことにそれが関わるのだろうかと、頭を下げた。

「俺はなぁ、テメェみてぇな、世の中の不幸、全部背負ってます。

 テメェだけが世界で一番不幸みたいな面してる奴が、一番ムカつくんだよ」

「すいまっ」

     バキッ!

 誠が謝りきる前に柚木の拳が振り抜かれた。

「そうやって謝ったら皆、許してくれんのか? ずっと、そうやって生きてきたんだろ。テメェ」

 柚木は誠に馬乗りになって罵声を浴びせかける。

 ……何で、柚木君はこんなに怒ってるんだろう。

 誠は今、自分に降り掛かる常時をまるで他人事の様に感じていた。

 柚木に殴られた痛みでさえ実感を持たせない。

「何か言えよ! テメェ自信じゃ何もせず、いつも、人のせいにして逃げてんだろ? なんで、俺ばっかりこんな目に遭うんだってな!」

 ……何だよ。もう疲れたんだ。いいだろ? 逃げたって。母さん言ったんだ。俺は要らない人間なんだって……。

「何か喋れっつってんだろが!」

 バキ! ゴス! バキ! バキ!!

 柚木の拳が何発も誠の顔面に降り下ろされる。止まらない。柚木自信も自分の拳を止めらなかった。

 ……痛い。イタイ。何で、どうしてだろう、柚木君、友達になりたかったのに……。殺される。コロサレル……。

 バキ! バキ! ゴッ! バキ!

 ……そっか……。俺はここで死ぬんだ……。今行くね、母さん……、待たせちゃったね……。

 ただ、死を覚悟したその時、誠の頭に蜘蛛の巣に絡み付き、必死に足掻く蝶の姿が浮かんだのである。

「蝶」

 瞬間、誠は胸ポケットに指してあるシャープペンを取り出し、柚木の蟀谷(こめかみ)に打ち込んだ。

 ガッ!

 柚木の蟀谷からはボタボタと血が滴り落ちる。彼は何が起きたか理解出来ないのか、流れ出る血を掌に受け呆気に取られていた。

 ガッ!

 誠は柚木の蟀谷に、もう一撃シャープペンを突き刺した。彼の持つシャープペンが折れる。彼は構わず柚木の蟀谷にシャープペンを突き刺し続ける。

 ガッ! ガッ!

 彼は確実に自分の「死」を意識した。それと同時に相手への「死」へ至らしめる恐怖が失くなっていた。

 そう、誠は柚木を殺しに掛かっていたのだ。いや、今の彼には殺すという概念はなく、ただ、自分を殺しにかかったモノを壊わそうとしているに過ぎなかった。

 結果は一緒だ。壊す=殺す。

「テメェ、調子に…」

         ガッ!

 柚木が喋りきる前に、また誠は蟀谷に一撃を放つ。

 喧嘩最強とまで謳われた柚木が防戦一方になっていた。当たり前なのかもしれない。柚木は喧嘩なれしてはいるが、それは命のやり取りではない。自分を殺そうとしてくる者と戦ったことなどないのだ。

 誠の一撃、一撃は致命傷とも言える場所を徹底的に打ち込んでいた。柚木の蟀谷からは傷口が開きドクドクと血が流れ出す。柚木が一瞬よろめいたその瞬間、誠はすかさずマウントを取る。

 柚木は傷口と両目を庇っている。彼が目を庇ったのは本能だろう。柚木自信は、自分に襲いかかる男が、自分を殺しに掛かっているとは思っていない。だが、柚木を壊そうとしている誠は、目が空いていれば、躊躇わず折れたシャープペンで目を狙っただろう。

 ガッ! ガッ! ガッ!

 誠は構わず空いたスペースに折れたシャープペンを撃ち降ろす。鮮血が飛び散る。


 ……ダメダ。コンナンジャコワレナイ。


 ふと、誠が視線を路肩の植木に移すと、そこに握り拳程の大きさの石を目に捉える。彼は折れたシャープペンを放り投げ、握り拳程の石を手に取り、柚木の頭に撃ち降ろすのだ。

 ゴッ!

「ゥアッ!」


 ……コワシチャエ。コワシチャエ。コワレチャエ……。


 そう心で木霊させる誠の方が、余程壊れている。壊れた彼は、まるで無邪気にオモチャを壊す子供のように石を振り上げていた。ただ、その表情は人形のようにピクリとも動かないのだ。

 この時、誠から自分に降り掛かる殺気を感じ取った柚木は、初めて自分が死に直面にしていることに気付かされていた。彼は目を庇っている右腕をずらし、掌を目元まで持って来ると、少しの指の隙間から誠を覗き込んだ。

 蛇に睨まれた蛙。今の柚木はその諺が一番当て嵌るだろう。誠を見た柚木は、身動き出来ずに顔は恐怖で引き吊っていた。


 ……ナンダ、コレ。ウゴカナイヤ。コワレタノカナ……? 


 ゴッ!


 ……ア、ウゴイタ。


 誠が放つ一撃に鮮血が飛び散る。 ゴッ!


 ……アカイ。ユズキクンモ、チガデルンダ。 ゴッ!


 ……ニンゲンテ、コンナニモロインダ。 ゴッ! グシャ!


 ……アンナニツヨイユズキクンモ、コンナニモロイ。 ゴッ!


 ……コワレチャエ。ゼンブ。ナニモカモ。 ゴッ!


 誠は柚木を壊そうと徹底的に石を撃ち付ける。

 もう壊れていた。取り返しのつかないほどに、誠の心は……。


 ゴッ! ゴッ!


『何て言ったらいいのかな。心が強い人なんだなって』


『やっぱお前、強いわ。さすが、俺のダチだな』




 ……ダレダロウ? ツヨイッテ、ナニ……?






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