表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機械天使~魔法と科学と学園と~  作者: 紅きtuki
機械天使~魔法と科学と学園と~Ⅱ
50/75

魔女魔人編「物好きが為に生まれた悲劇」

「おォい! 不明瞭ォ! 頭ァ下げろォ!!」


 断末魔の緊迫とした声が、雨の音を振り払って響き渡る。

 

「え……?!」


 アンノウンは驚きのあまり、雨を防ぐ為に下げていた顔を上げる。すると、先ほどまで前方を飄々(ひょうひょう)と歩いていた断末魔が緊張した顔でこちらを見ていた。

 とっさに転ぶように、前へ伏せるアンノウン。そしてそれと同時に感じる背後の殺気と、異常なまでの魔力の重み。

 それは、上位のナンバー持ちである断末魔とアンノウンが、体中の筋肉が硬直するのを覚えるほどだった。


「なにもんだァ……?」


 断末魔の呟くような問いに、謎の人物は気だるそうに答える。


「あぁ? 何言ってんだぁ? 声がちいせぇちいせぇ。聞こえねんだよ。それにしても良く気付きやがったなぁ。無能ではねぇってことか……?」


 突如現れたその人物が放つ壮絶な魔力に、威勢を失ってしまう断末魔。またアンノウンは、その人物の異常な魔力に、嫌な汗を流しながらも密かに戦闘態勢を取っている。特にアンノウンは、魔力に敏感な体質な為、断末魔以上に不安を覚えるのだろう。


「どォ言う事だァ……? この力はァ……?」


「う~……とっても、不吉な感じがする……」


 そして二人が異常に警戒をしているのには、訳がある。

 と言うのも、その人物が放つ魔力があまりにも禍々しく、あまりにも凶悪なのだ。感じるだけで、体が痛くなると言っても過言ではない。

 特に、攻撃を仕掛けてきた訳でもないのに、断末魔が回避命令を出したのはこの為だ。

 それに断末魔と接触する寸前までは、魔力を抑えていたらしく、それが余計に懐疑かいぎを抱かせる。


「人間如きの相手はするつもりは無かったんだがぁ……思ったより成長してるみたいでなぁ。いっちょ遊んでやるかぁ?」


急展開きたー!

これが、機会天使ですね。うん。きっと。うん。


タイトルは思わせぶりな事を書いといて、実は適当です。


次回から戦闘ですね。たぶん。

戦闘って、ワンパターンになるから、好きだけど嫌い。

嫌いと言うよりは苦手かな……? 好きなんだけどね。

テンプレみたいになると言うか……。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ