魔女魔人編「傍観者の会話」
「おい、これは、どう言う事だ? ここ最近、色んな事が同時に起き過ぎじゃないか?」
涅槃寂静Akasha……即ち、学園のナンバー1は、独り言をこぼしながら、断末魔とその部下達が少数の救急員に運ばれていく所を、空間の歪みから眺めていた。
そしてその独り言は、何者かに聞えているらしく、ナンバー1が居る空間の歪みに返事が返ってくる。
「非禁禁忌の各所徘徊行為、それを阻害する者への容赦無い攻撃、それから魔人復活の噂ね。あなたも、解っていると思うけど、これらの事件は全て相関しているわよ。つまり、全ては一つの異変なのよ。……それにしても非禁禁忌も非禁禁忌よね。世間に『裏切り者』と呼ばれる事を承知に、この事件に首を突っ込むのだから。呆れたわよ。……まぁ、この事件は私が解決するから、あなたは何も考えなくて良いわよ。……そんな事より、あなたに依頼しておいた真の『裏切り者』の排除は完了したかしら?」
「あぁ、もちろんだ。崩壊したビルに埋まっている衰弱した老人の排除など、何の苦にもなりゃしねぇよ」
「そう。だったら、次はもっと危険な依頼でもしようかしら。例えば~……非禁禁忌の束縛とかどうかしら? 丁度、この任務の請負人が、失敗した所なのよね~」
「悪いが、その依頼はパスせさて貰う。死にたくは無いんでね」
「そう、残念だわ。とりあえず、あなたには断末魔の相手をして貰いたいわね。断末魔如きと戯れるくらいは出来るでしょ? 彼には強くなって貰う必要があるの。よろしくね」
ナンバー1と会話していた何者かは、ナンバー1に依頼を押し付け、この場を後にする。
残されたナンバー1は、あまりにも強引に仕事を請け負わされた事に対して溜息をついた後、空間の歪みへと完全に姿を隠した。
この作品の投稿はかな~り、久しぶりです……
失踪はしておりません、書き溜めをしておりました^^;
私気付いたんですよ、書き溜めしてる方が余裕があって、広々と自由に作品を書ける事に。
と言うわけで、舞い戻るにはもう少し時間が掛かりそうです^^;
しかし、その間、更新ゼロと言うのも悲しいので、こうして投稿させてもらいます。
あ、小説書くの飽きた訳ではないですよ? むしろ逆です><
良い作品が書きたくて戸惑い、躊躇したり、と言った感じです><
風呂敷を広げ過ぎて収拾が付かないとか、言えないTT
え、何のって? 気にしないで下さい><
まぁ、したい事はたくさんあって、私の脳内ではキャラクター達が大活躍しています。魔人魔女編が終わり、次の作品が始まり、そして終わり、さらに次の作品が始まってたりしています。
なんていうか、上手に文字に出来ないって感じ……かな?
まぁ、失踪はしてませんし、しません!! ので><
ではでは。次の作品でお会いしましょう><
いつになるのやら……