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機械天使~魔法と科学と学園と~  作者: 紅きtuki
機械天使~魔法と科学と学園と~Ⅱ
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魔女魔人編「警告」

 空寂な屋上に嫌気さす音が鳴り響く。音の発信源は、非禁禁忌の振るった剣。その剣が、人間を切り裂いた音だ。

 那由他は無事だった。しかし那由他の顔からは、余裕が感じられない。それもそうだろう、人間が鋭い刃物で、切り裂かれた光景を目の当たりにしたのだから。

 

「あ、葉、葉乃愛さん……?」


 あまりにも衝撃が大きいのか、那由他は大きな目を落ち着き無く、動かしながら思わず呟く。

 それに対して葉乃愛は何も答えない。その場に力無く、ぐったりと座り込み、ただ目を瞑って硬直している。


「は、葉乃愛さん!? 葉乃愛さん!!」


 那由他が、葉乃愛の体を大きく揺さ振る。その揺れで葉乃愛の首は、大きく左右に振られる。

 その時、非禁禁忌が人事のように呟く。


「……だからここは危ないと、言っただろう」





 大きな揺れのせいで、動揺する人々。みな、そこに立ち止まり静かにざわめいている。

 そんな中、断末魔とアンノウンは、揺れの原因を突き止めるため、原因と思われる場所に向かっていた。


「あァ? 屋上って、こっちだったかァ?」


「断末魔君って方向音痴だよね。屋上はこっちだよ」


 アンノウンに手を引かれ、走る断末魔。彼は走りながらも鬱陶しそうに手を振り放す。

 他人から見れば、そこそこ仲の良いカップルに見えなくも無い為、周囲の人々に、こんな状況で、なんて歓楽的なんだと冷たい目で見られつつあった。

 そんな二人の前に、立ち塞がる様に現れる人物。


「そんなに急いでどこに行くんだい? まぁ、興味はねぇけど」


 空間の歪みと思われる隙間から、姿を現すナンバー1。

 あまりに突然、現れたので、立ち止まってしまう二人。


「オメェには関係ねぇだろ! よくもノコノコと俺の前に姿ァ現したなァ。ぶっ殺すぞ」


「まぁまぁ、そんな怒るなって。俺だってお前にした事は反省してるんだぜ? だから、今もこうして罪を償おうと、お前の前に現れてやったんじゃねぇか。なぁ? だから、まぁ聞け」


「私たち急いでるんだよ? そんな風に見えなかった? だから、言いたい事があるなら早く!」


「じゃあ簡潔に言うぞ? お前たち、屋上に向かってんだろ。やめときな。屋上には非禁禁忌が居るぞ」


 ナンバー1を含めた3人に沈黙が生まれる。その時、再び校舎が大きく揺らめく。


更新ペースがありえないほど、遅くなりましたね~^^;

しかし、最近スランプから抜け始めたかも……です。



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