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第22話 新たなる仲間との旅のはじまり

「こ、これは?」


「ふっふっふ。これは自動車!そして!こいつの名はPRV(ピーアールヴィー)だ!」


「なんだか、とてもすごそうね。これ」


「あぁ。これはとーっても、凄い物だ!」


そんなすごーい物に今回は名前は先に付けておくことにした。そして、今回は前回みたいに趣味に走ること(スポーツカー)ではなく、実用的なものにした。この世界に来てからわかったことだが、ここは異世界なのだ。当たり前だが、自動車なんて物はこの世界にはない為、道の細部まで整備なんてされていない。


だから前の愛車のように車高の低いものでは、いつかはこのダンジョンにくる前に起こした事故をまた再来させるかもしれない。


さらに、これからは彼女と共に旅するのだ。移動には乗り心地良し。旅も快適。これがmustで必要だ。ちなみに、こいつの参考にしたのは車種は前はラ○クル、後ろはR○V4である。結構かっこよくできた思う。色はオレンジと黒(黒はなんとマットカラーである)プッシュバー(たまに海外のパトカーとかが全面に付けている黒い奴)をつけ、ライトも夜間走行時でも少しでも視界を確保できるようにする為、ライトは少し多めに付けた。


そして、車の命。超大切なエンジンは今回、V型6気筒を搭載。そして、4輪駆動である。(マニアックな話になってしまってるが気にしない気にしない)パワフルなエンジンで旅も快適に!というわけである。


「さてさて、トリエスさんや。お待たせしたな。取り敢えず、俺はやらないといけないことがあるから、それをやりに街まで行くぞ」


「…久々ね。街とか」


「まぁ、お前はそうだろうな。…ささ。行こうぜ」


そうして、俺はトリエスを車へと乗せて、ダンジョンを後にするのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「…そういえば、お前、服がボロボロだな。あと、髪とかも汚ないな」


「…なんか、ごめん」


「いや、謝ることではないさ。置かれていた状況が状況だし。…取り敢えず、街に着いたら、俺が適当に服を買ってくるから、それ着て、風呂にでも入ろうぜ」


「…それは駄目よ。貴方のお金が勿体無いでしょ?それに、私も今の時代の服をじっくりと見たいしね」


「そ、そうか。トリエスがそう言うなら…わかったよ。…だが、先に風呂は行こうな。…っと。そんなこんな話してると街が見えてきたぜ」


「本当、すごいね。この乗り物。馬を連れずしてこんなにも早くに到着できるなんて」


「そうだろそうだろ!…っと、ここら辺で止めて、後は歩きで行くか」


前回通った道を逆方向に爆速で進み、数時間した後、あっという間に街へと着いた。街の手前で、俺とトリエスは車から降り、歩いて街へと向かったのだった。


「…やはり見られるな」


「…私のせいだと思う。ほんと、ごめん」


「だから謝らなくていいって」


街に着き、取り敢えず体をキレイにしようと風呂屋へと向かう俺たち。彼女はよく異世界系の漫画であるあるな奴隷とかが着ていそうなくらいボロボロの布切れみたいな服?かどうかも怪しいものを着ている。とても、元一国の長の娘とは思えない。そんな彼女の横にいる俺もなぜか変な目で見られる(ほぼほぼトリエスのせい)。なので、俺たちは少し足早に風呂屋へと向かうのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「…どうかしら?」


「…やべぇ。超可愛い。マジ似合ってる」


「…そ、そう//。なんか、面と向かってそんなことを直接言われると恥ずかしいわね」


「そうなのか?」


「えぇ。恥ずかしいわよ///」


そんな会話を服屋で俺たちはしている。あれから、俺たちは体を超綺麗にし(もちろんだが、混浴ではない)、今はトリエスの服を新調している。


ダンジョンに居た時にしていた魚の死んだような瞳から一転し、情熱と希望を抱いているような宝石のように綺麗になった赤い瞳。体、髪を綺麗にしたことで、本来の自分の姿を取り戻した彼女は、腰まで伸びており、括られていない動くたびに個々がサラサラと揺れ動く、いわゆるロングヘヤーというやつだろう綺麗な紫色の長い髪の毛。長い間封印されていたことによって何も食べていなかったであろう彼女はげっそりとしてしまっているものの、それでもはっきりとわかるくらい綺麗な顔立ちをしている。


おまけにげっそりとしてても、なぜか保たれている抜群スタイル(ちょっと大きめの胸の膨らみ付き)の体の持ち主である彼女に似合わない服などなく、何を着ても似合っており、見るたびに可愛いすぎて、じゅんきは昇天しそうだった。


あぁ、異世界最高。神様、仏様、禁断王様。俺にこんな美女と共に旅をさせてくれる機会を与えてくださりありがとう。そして、ダンジョンに居た時、理由も聞かずに立ち去ろうとした俺をお許しください。そんなことを考えながらも、彼女の服を俺たちは決めるのだった。


「本当に。何から何までありがとう」


「当たり前だ。仲間だからな」


あの後、彼女には黒と紫色が主体となっている、キャラクターで言ったら、魔○沙やロ○シー、ア○サなどの着ていたTHE魔法使いが着るような服を着ており、またまた先程あげたキャラクターの被っているような大きな帽子をかぶっている。


ロングの髪の毛が特に服に似合っており、彼女自身も今の服をとても気に入ったらしく、じゅんきはそれを買い与えた。…じゅんきは買ってよかったこの服と思った。魔女っぽくて魔法を扱う彼女に似合っている。


そんなこんなをしているうちに、外は夕暮れとなってしまっており、俺たちのお腹も空いてきたので、飯の時間にすることにし、近くの飯屋に寄った。


「なぁ、見ろよ。あそこの席の女。めっちゃ可愛くね?」


「本当だ!俺顔見たけどめっちゃ可愛いし、スタイルとか良すぎだろ」


「俺、あの人に声かけようかな」


「辞めておこうぜ。隣で話しているの最近話題のSランク冒険者様だぜ」


「くぅー!実力あるやつは隣にいる女も良いやつってか。羨ましいぜ」


「なぁ、トリエス。お前、スタイルいい美人だってさ」


「興味ない。私、貴方以外からそんなこと言われても嬉しくないもの。貴方からの言葉なら、嬉しいけどねぇ」


「そ、そうか///」


何、この子。俺にだけそんな言葉を言われて嬉しいって。もうそれ俺のこの好きやん。めっちゃ好きじゃないか!助けてよかった。だってさ!こんな美人がこんな俺に惚れてるよ!風の言い方をされたからな!じゅんきはキュン死しそうになった。


…柄にもないけどな!だが、オタクのじゅんきにとってはこんなアニメとかで画面で見ていたキャラのような服を着ている人が目の前で自分に最高の言葉を言ってくれるのはとても嬉しいものである…あぁ。もう死んでもいいぞ…ゴホン。一旦落ち着くとしよう。


「それよりも、今の時代のご飯はおいしいわね」


「…あぁ。確かに美味しいな」


なんとか、自分を保ちつつ、そう思いながらもトリエスと和気藹々と話しつつ、おいしい飯を食べるじゅんきなのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「そういえば、じゅんきはなぜ冒険者をしているの?」


ご飯を食べてしばらく、じゅんきはそんなことを聞かれた。


「あー。俺?。俺さ、この世界でまったりとした生活をしたいんだよ。だけど、この世界は今、様々な種族が対立したりしてるらしくてな。このままではまったりライフなんて送れなさそうだからな。だから、この世界にある12の王の力を手に入れて、その生活を手にしてやろうとな。だけど、どこにいるのかも、王がなんか何処にいるのかわかんねぇんだよな」


「…それでよくそんな目的を作れたわね」


「まかせておけ!」


「多分そんなにも胸を張って言うことではないわよ…まぁ。私も知らないことだらけだから、人のことは言えないのだけど」


いや、俺は異世界人の為、トリエス君よりもこの世界のことをよく知らないから大丈夫だよ。君は戦争?とかの前に封印されたから、今のことを知らないだけで、昔のことは沢山知ってるよね?…だが、今のことは彼女も詳しくは知らないし…王の力をどうやって探そうと俺の悩んでいると…


「あっ。教えてくれる人を知ってるぞ」


「そ、そうなの!それは誰?」


ふと思い出したのは最初に出会ったつの生えたあいつ。禁断王ブラックフォービドュンである。なんとなくだが、今この名前を出すのはまずいと感じたので、隠すことにした。


「あー。名前は忘れてしまったのだ。…ちなみに、その人はかなりの人見知りでな。俺以外に心許してくれないから、明日、俺だけでか聞きに行ってきていいか?今日で会ったばかりで本当に済まないが」


ごめんシストリエス。とじゅんきは心の中で誤った。


「むぅ。でも、仕方ない。だけど、私も今の時代の魔法について知りたいし、明日はそのことについてでも調べているわ」


「あぁ。わかったぞ。…でも気をつけろよ?お前可愛いから言い寄ってくるやつ多いと思うぞ」


「かわっ!?可愛い。そう。可愛いね。ふふ。…大丈夫よ。私、貴方以外から言われてもなんとも思わないから」


「そ、そうか」


こいつ、やはり可愛いな。そう思いつつ、俺は明日やる目的がわかった為、早く寝ることにしたのだった。…ギルドへの報告を先にしてからやろうと思いながら。

ちょっと作品名と物語などを修正してみました。

ストーリー描いてるうちに、最初は転生と描写していましたが、よくよく考えたら、これって転移系じゃね?と思い、見つめ直してみると転移系だなと思い、変更してみました。ストーリーなども一部修正を加えている為、

新しいストーリー?気になる!?って方はもう一度見てみてください。一応、そうしなくても、物語にはついていけるとは思います。

ゆうて、物語の辻褄を合わせる為に変更しただけなので。

またおかしい部分等ありましたら、コメントよろしくです。それでは、また次回もお楽しみに

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