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第15話 いざ、無限ダンジョンへ

「勇者様達。本日は無限ダンジョン、インフィニティの攻略当日です。魔物の脅威などを知り、対処してゆくための訓練です。しかし!魔物はそんなことを知らずに襲ってきます!危ないと思ったら回避、または逃げ、仲間や私たち騎士団を頼ってください!くれぐれも1人でなどという危険な真似をしないように!いいですね!」


「「「「「「「「はい!!!」」」」」」」」


「それと、冒険者のじゅんきさん。改めて、この度は依頼の受注ありがとうございます。本日はよろしくお願いします」


「あぁ。よろしく」


「それではみなさん。インフィニティには馬車で向かいますので、馬車乗り場までご案内します!」


そうして、注意事項などを団長から話された。今日は無限ダンジョンの攻略当日。役割としては、主に勇者一向クラスメイトの奴らが戦闘などを担当。俺と騎士団は勇者達に何かあった時のヘルパー的な存在である。元からだが、完全にクラスから浮いたなぁと思いつつ、俺たちは騎士団の案内の元、馬車乗り場へといくのだった。


「それでは勇者様達!馬車にお乗りください!」


そうして、馬車のドアが一斉に開かれる。その光景は圧巻である。皆んながウキウキとした感じで各々の友達などとの馬車へと乗る。ちなみに、今回、木本先生達一部の人たちは同行しない。まぁ、ダンジョン向きでない職業の人を連れていっても、守るべき対象が増えるだけ。ただでさえ初のダンジョンで右も左もわからない勇者達を抱えるというのに、さらに守らないといけない人たちまで出てくるのは負担が凄いからな。俺はそう思いつつ、列を離れようとした。


「冒険者様。どちらへ?そちらに馬車はありませんよ」


「あー。俺、馬車には乗らない。自分で移動手段を持ってるんで、それ使って追いかけます」


「え?それって?」


「ふふふ。これですよ」


そうして、俺は愛車であるL○A風の愛車を出した。…てか、今更だけどこいつの名前決めてなかった。…あとで決めるか


「こ、これは?」


「俺特製。自動車と言う物ですよ」


「お、王混くん!これは!自動車じゃないですか!」


「すげぇ。こんなん作ったのか?」


「まぁ。冒険には欠かせないからね。頑張った」


「…クソッ!なんであいつがあんないいもんを」


「まぁ、佐藤、馬車もいいじゃねぇか。豪華だしな。…だが、あいつがあんなもんに乗ってるのは確かにいい気しねぇな」


クラスの奴らは全員、俺の出したこいつが何かをわかっているからか、かなり驚いていた。まぁ、こんな中世風の街並みに急にハイテクなものが出てきたのだから。そんなことを思いつつ、驚いている奴らを尻目に、俺は車へと乗り込むのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「うわー。すげぇ見られる」


勇者一向がダンジョン攻略に出ると聞きつけた王国の住民がその姿を一目見ようと集まっており、それはまるでパレードを見る観客みたいであった。皆が手を振り、勇者達が窓からふり返す。しかし、後ろの方になると、みんなは振る手を止め、俺の方を見る。そこには、馬の蹄と、木製のタイヤの音が響いたいたのが、突如として、V8エンジンの高鳴るエンジン音。そして、馬が引かずとも自力で走行し、馬車よりもあきらかに背の低い俺の愛車が馬車の速度に合わせ、走行しているからである。みんなは「なんだこれ?」と言った不思議そうな目で見てくる。俺はそんなことを気にするよりも。


「馬車、遅っせぇな。抜かしてやろうかな」


と、考えたが、ダンジョンの場所はわからないので大人しく着いていくのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「勇者の皆様、着きましたよ」


そうして、俺たちは日差しがきつい昼の時間くらいに到着した。王国からそこそこ近いだけはある。クラスの皆、騎士団の人が続々と降りていく為、俺も車から降り、みんなの元へと行った。


「さぁ。勇者の皆様。ここが無限ダンジョン、インフィニティです!」


そうして、団長が指を刺した先には大きな扉のあるいかにもダンジョン!って感じのダンジョン、インフィニティである。オタクと言われる人たち(じゅんきを除く)奴らは大興奮しており、他は大体気だるそうである。まぁ、こう言うの興味ない奴らは魔物とかでるような所の何が楽しいんだろうと思うし、不安だと思う奴らもいるだろう。皆がそれぞれいろいろな感情を抱きつつも、俺たちは団長指揮の元、ダンジョンへと入っていくのだった。しかし、俺は後々、このままダンジョンへと入ったことに後悔をすることになることをこの時の俺は知らなかった。そう、俺の愛車に忍び寄る2人、軽戦士と格闘家の陰があることに…

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