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⚠️童貞という単語が出ていますが、下ネタ・エッチな小説ではなく完全バトル小説になります。ご了承ください。⚠️
〜集会場〜
ガルドは飲み物を買いに集会場に立寄り、注文の品が来るまで待っていた。
バロン達がこのタイミングで緊急クエストに行ったのは今の襲撃に関係あるのかと少し不安になるが、危険空間が反応しない為安心しているガルド。
今の所ガルドは平和に修行を行っている。
ガルドはバロン達の緊急クエストの内容が気になった為、店員に聞いてみた。
「のぅ、代表村のパーティーが行ったクエストってなんじゃ?」
「はい、エルザルで今復旧作業に入っているのを手伝っているとの事です」
ガルドの口が5秒程開く。
「そ、それって緊急クエストなのか?」
「はい、復旧作業を行なっている村は魔王軍に狙われやすい傾向にございます。なので強い代表村のパーティーが行くことになっています」
一応首を縦に振るガルドだが、正直言うと理解をあまりしていない。
「……まぁいい、飲み物はまだなのか?」
「はい、まだです」
「入れるだけじゃろ!早くするんじゃ!」
「はい、もう少々お待ち下さい」
「……お前は今正直面倒臭いと思っておるじゃろ」
「はい……あっ」
口癖を利用され赤面する店員。ガルドはニヤニヤしながら煽っていた。
すると集会場の扉がバタンを開く音がする。
そこには息切れを起こしているゾエラとマーチがいた。
「ぬぉ?ヌシらなんでここに?」
「ガルドちゃん!急いで深淵の森に来て!!襲撃が!!」
「なんじゃと!?」
ガルドはガタッと立ち上がり、すぐさま行こうとする。
店員はびっくりしながら今の状況を把握出来なかった。
「はい、お客様……お飲み物は?」
「後で飲む!」
そう言うと3人は深淵の森に向かって走っていった。
〜深淵の森〜
バリスは目を開けると地面に寝転がっていた。
視界に映るのは草と空のみ、タケルの姿は見当たらなかった。
理解が追いつかなかったバリスは立ち上がろうとするが、目眩が起き立ち上がるのに少し時間がかかった。
「なっ……んだァ……!?なんで俺がァ……寝っ転がってんだァ!?」
バリスはタケルの方を見ると、脇腹から血を出し立っていた。
恐らく飛ばした骨を避けきれずにかすったのだろう。
だがタケルは立っており、バリスは寝転がっている。
つまり、バリスはぶん殴られていたのだ。
「くそっ……この俺が地面にキスするなんて面白ェなァ!!!」
バリスは手首から骨を作り出し、タケルに向かって撃った。
タケルはすぐさま右に避け拳を握ってバリスに向かって走る。
「もう一度キスしてろ!!」
「なっ!?」
右の頬を殴られると思ったバリスは、頬から無数の鋭利な骨を出す。
だがタケルはそれを読んでおり、思い切りみぞおちに殴りを入れた。
倒れ込んだバリスは立ち上がろうとするが痙攣して動けない。
「ディープキスでもしてんだな、べったりとな」
「くっ……そぉがあああああああ!!!!!!」
バリスは右手を地面に叩きつけた瞬間、タケルの足元から無数の骨が出現し後ろに下がって避ける。
だが遅れた左のふくらはぎに骨が刺さった。
「ぐっ!」
「ざまァねェなァ!!!!!!」
骨を引っ込め、右手首から骨を出す。
もう殺せるという表情で骨を放とうとするバリス。
避けようがないタケルは死を悟った。
森の中で放たれた音だけが残る。
〜深淵の森〜
「騒がしいな」
「もしかして餌がきたか!?」
「すぐ餌って認定するのやめなよ姉さん……」
深淵の森にあるひとつの小屋。
そこの家の名札には「ボルザーク」と書かれていた。




