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親。
それから亮太と手紙は続いた。
亮太と私の家は親がきびしくて携帯とか付き合うとかだめって言われてたから
もちろん親には言ってなかった。
ある日こんな事が起きた。
手紙を交換していく内に母の顔が怪しくなっていって
「どうしたの?」って言ったら。
母
「なんで手紙なんか出してるの?」
「同級生だったら渡す必要ないし付き合ってる人なんていたら別れさすわよ!
鈴
「ただ前の友達で転校しちゃったから手紙送ってるだけ!」
嘘をついてしまった。
その事を手紙に書くと同じような事が起きてたらしい。
そしたら亮太が。
鈴へ
やっぱ俺ら別れたほうがいいのかな?
親だって反対してるしこのままだとヤバイよ。
やっぱ別れよう。
私から手紙を送った。
亮太へ
手紙だけは続けさせて。
お願い。
だって亮太との関係が無くなるなんて絶対やだ。
亮太がなんと言おうと絶対手紙だけは続けるからね!
鈴へ
わかった。
ばれないようにがんばる。
鈴も元気で毎日手紙書けよ!
私は嬉しそうだった。
亮太がやっとわかってくれて嬉しかった。
でもこれからだった。