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虹村美羽との出会い

入学してから、3ヶ月がたった頃


突然、女の子に呼び出された。


私の名前は、桜田梨里[りり]。


「りりちゃん、何かした?」


幼なじみの雨宮祐希に言われた。


「祐希ちゃん、私何かしたのかな?知らない人だよ。」


ズカズカと女の子がやってくる。


「あんたさ、私の彼氏好きになってんじゃないよ?」


彼氏?好き?何それ?意味がわかりません。


「えっと、誰なんでしょうか?」


「だから、彼氏がキモいって言ってるの。」


「えっと、それはどんな方でしょうか?赤っぽい髪の毛でしょうか?」


「誰、それ?」


「誰と言われましても…。」


「もう、めんどくさいからきて」


そう言われて部活をしている場所に行く。


「あれ、手前が彼氏なの」


なんと??!!


衝撃すぎる。


「あの、奥が好きな人です。」


「えー。えぇー。」


三度見、四度見で何度も彼女と目が合う。


お互い吹き出してしまった。


後ろにいた女の子達も、それは間違うわって笑った。


「もどろうか?」


そう彼女に言われてさっきの場所へもどる。


「私、永田ゆかりよろしく。」


「仲良くなる感じ?」


って、後ろのメンバーが笑う。


「私、桜田梨里です。よろしくお願いします。」


「私は、虹村美羽よろしく」


「私は、浅田夕よろしく」


「私は、遠藤正美よろしく」


「雨宮祐希です。よろしくお願いします。」


そう言ってお辞儀をした。


「あれは、勘違いするわ」


みんなケラケラ笑ってる。


「まさかのですね。私の視界にははいっていませんでした。すみません。」


「なんで、りりちゃんが謝るの?悪いのは、私だし。」


ゆかりちゃんは、笑っていう。


「でも、何か彼氏さんに申し訳なくて。」


「いやいや、いいの、いいの。彼氏には私から言っとくから」


「ありがとう。」


「ってか、好きな人見に行きなよ。」美羽さんに言われて私と祐希ちゃんは歩きだした。


「ありがとう。また」


そう言って手を振った。


「早く、早く。」祐希ちゃんに連れられて私は好きな人を見に行く。


「やっぱり、かっこいいな。」


「一人になる瞬間ないよね。」


「いつも、二人だもんね。」


入学式で仲良くなった、鳴瀬万由菜が


「今日も二人だよ。マネージャー募集してないからさ。」


「大丈夫だよ、見てるだけで。」


「また、チャンスあったら教えてあげるね。」


そう言って万由は、部活に戻った。


「今日もダメだったね。」


「うん。」


「もうちょっとで終わるから待っててよ。」


万由が声をかけてきた。


「はーい。」


私と祐希ちゃんは、万由を待っていた。


自転車で並んで帰る。


「今日もダメだった」


「鉄壁だよね。」


「二人は、キツいよね。」


「キツい、キツい。」


「明日は、一人だったらいいね。」


「ほんとにそれだよ。」


私の恋愛話を決まって話ながら帰る。


二人は、いつも応援してくれていた。


うまくいくといいなと思いながら毎日毎日学校に行っていた。



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