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直江事件  作者: 奥田光治
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読者への挑戦状

 読者諸君に告ぐ。今、ここに犯人を指摘するための情報はすべて出そろった事を宣告し、作者として読者に挑戦する。果たして今回、榊原の友人二人を襲撃し、そのうち一人を無残にも死に追いやった人物は誰なのだろうか? 読者の皆さんにはそれを指摘してほしい。


 前提として、今回は完全に純粋な論理による犯人当てである。ゆえに、いかに文中の描写から手掛かりを見つけ出し、そこから論理を組み立てられるかが大きなカギとなる。正しい論理を組み立てられさえすれば、その論理に当てはまる人物=犯人は一人しか存在しない。あなたはそのたった一人の人物に到達できるだろうか。なお、本当に純粋な論理勝負なので動機はあくまで副次的なものに過ぎず、参考にはなるかもしれないが動機の事を考えずとも論理構築だけで犯人を指摘する事は可能であるとあらかじめ宣言しておこう。



 何? それでも犯人がわからない? うーん、それは困った。……よろしい、そこまで言うなら特別サービスとして作者からヒントを提供させて頂こう。「そんなの必要ない! 俺はヒントなしでもなんとかなるぜ!」という方は以下のヒントは華麗にスルーしてもらって構わない。



ヒント1・この事件に共犯関係は成立していない。すなわち、犯人は単独犯である。もちろん、被害者の手の込んだ自殺とかそんな可能性は一切あり得ない。

ヒント2・捜査の段階で榊原は回復した大科の証言を聞いた瞬間に一気に推理を構築した。すなわち、犯人を特定するために必要な重大な情報が大科の証言の中に眠っている。まずはその証言が何なのかから探られたし。



 以上である。ここまでヒントを出せば賢明なる読者の皆様ならば簡単に犯人を特定できるであろう。あなたは榊原よりも先に犯人にたどり着けるだろうか! 健闘を祈る!


                                         奥田光治


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