空気は流されるのではなく破壊するが吉
沈黙が続く。
向こうがなにも言わないためこちらが切り出す。
「何をしていた?」
「えっと...テへぺろ?」
あらやだ可愛い。
「じゃなくて何をしていたんだ!」
「定期検査?」
「なしてんの!? 待てよ、その言い方だと初めてじゃないのか!?」
いや買ったことないから問題ないけどさ!
そんな度胸ないし...(泣)
「え、えっとね...アハハ...」
「...」
「コホン、これh...」
「おーい沙斗矢ー、遊びに来たぞー!!」
「「...」」
「あらいらっしゃい。陽くんも来たのね」
「あれ、他にも誰か来てるんですか?」
「ええ、亜里朱ちゃんも来てるのよ」
「そうなんですか。お邪魔します。」
「沙斗矢は、部屋にいるわよ。後で飲み物持っていくわね」
「ありがとうございます」
誰かが階段を登る音がする。
「あれ?どうしたんだ、そんな固まって?」
「あぁ、いやなんでもない。」
「ん?そうか?おっ、よう亜里朱」
相変わらずやかましいやつだ。
こいつの名前は白石 陽、陸上部でライバルだった男だ。足が速く体力バカなやつだ。種目は、長距離だ。ちなみに俺も長距離だ。
「や、やあ」
「あれ?やっぱなんかあったのか?」
「い、いやなんにもないよ...」
「あ、ああ、なんでもないぞ!! さぁせっかく来たんだから、ゲームでもしようぜ。」
相変わらず、間の悪い。流石にこいつの前で尋問はできないな。
こじれてきた...




