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Freezing to death
「おい。冗談だろ?みんな…」
俺は先程のブレスで凍った氷の上に両膝をついた。
その巨人は全身が青黒く、目がサファイアのような煌めきを放っている。服装は原始人のようで両手でハルバードを持っている。全長は恐らく20メートルくらいだろう。
「グオオォォォ!」
「うおおぉぉぉ!」
俺は怒りや悲しみで叫んだ。そして跳ねた。
まず足場の悪さなど気にもせず上空50メートル跳び錆剣を振るった。
そしてそれは発動された。「撥ねる」だ!
「くっそおぉぉぉ!!!!」
巨人の首は撥ねられた。しかし、凍土の支配者が倒れたことで今まで隠れていたモンスター達が湧き出した。
「全て狩り潰してやるっ!!」
そして俺ははねるを使うことを忘れ、モンスター達を狩り続けた。
気がついた時にはポーションの効果は切れ腕が凍りつき、終いにはとれた。それの発した音は雪の上だとしても明らかに腕が落ちた音ではなかった。しかも血も出ていない。そして俺の意識は常闇の彼方へ消えていった………




