表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名もなき物語  作者: 多頭龍
26/59

呪われた剣ですら相棒にする男

一応家の中も物色したが、特にこれといったものはなかった。古いポーチだけあったのでそれだけ貰って行くことにする。

「武器はとりあえず手に入れたから、次は防具か。早く町か村を見つけないとな。」

とりあえず、武器は手に入った。呪われているけど。サイズは普通の両手剣くらいで、おおよそ4kgあるだろう。手放そうと投げると飛んで行くのだが、その後しっかり自分の所まで戻ってくる。地面に深く突き刺さし、離れようとしても、何事もなくなかったかのように抜け、地面を這い付いてくる。…とんでもないものを手にしてしまったようだ。しかし、この呪い、剣を運ぶ時にはかなり重宝する。鞘も持っておらず、背負うことは出来ない。かといって、手で持って歩くには大きすぎる。だが、呪いのおかげでただ歩くだけで運ぶ事ができる。また、戦闘でもこの呪いは役に立つかもしれない。錆びているとはいえ、それなりの切れ味はある。振りかぶって投げれば、かなりのダメージを敵に与える事が出来るだろう。投げた後は、勝手に剣が戻ってくるので何度でも繰り返し投げる事ができる。しかも、上手く使えば戻って来たところをキャッチできそうである。

「…これはなかなか使えるかもな。」

しばらくはこいつに頼る事になるだろう。

「これからよろしくな。相棒。」


そして、呪われた剣をズリズリと連れながら、また森の出口を探し始めた…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ