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名もなき物語  作者: 多頭龍
25/59

二度あることは三度ある、不幸なことはもっと続く

「なっ!」

そこには、森に囲まれた、家があった。

ちょうど四角の形に開けた場所に家がひとつあった。四隅には、四角柱の石柱があった。

「まじかよ...」

魔物に荒らされた形跡はないが。風化によって壊れかけている。当然、家には、人が住んでいる様子はない。

出口だと思っていた分ショックが大きかった。

しばらく呆然としていたが、このまま居ても仕方ないと思い、なにか使えそうな物はないかと物色を始めた。

森から出てきたのは、ちょうど家の裏側だったため表側に回り込む。

表側も人が住んでいる様子はなく、また魔物に荒らされた形跡はなかったが、錆びた剣が一つ地面に刺さっていた。ただなぜか錆びているのは刀身だけで、柄は綺麗なものだった。

「ま、ないよりかましか」

現代日本の高校生が武器なんぞ持っているはずもなく、丸腰だった俺は、これを持っていくことにした。

柄を持ち、地面から引き抜く。

「うわぁ!」

とても気持ちが悪いものが柄から手に入ってくるような感触がした。

あわてて手放そうと、とっさに投げる。

しかしその剣は、俺の足元に落ちた。

「は?」

明らかにおかしな軌道を描き足元まで戻ってきた。

意味不明なことに、数歩後退りする。

剣も数歩分動く。

「...」

まさかと思い、剣を蹴り飛ばす。

また、ありえない軌道で足元に落ちる。

「...」

の、呪われた?

最後の希望にかけ、ステータスを確認する。


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名前:城花(たちばな) 沙斗矢(さとし)

種族:人間

年齢:15

Lv1


HP 37/50

MP 20/20

SP 38/40


STR:4

VIT:3

AGL:10

DEX:7

MAG:1

LUC:0


スキル

はねるLv極 脱兎 Lv3 言語変換 Lv-


称号

異世界人 召喚のオマケ 勇者(笑) 呪われた者


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先ほど、逃げ回ったおかげか少しステータスが伸びていたが、そんなことを気にしてある余裕は、俺にはなかった。

「OH MY GOD...」

俺は、どうやら錆びた剣に呪われたらしい。

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