寝る子は怒られる
映画が終わり外に出た後、...俺は苦しんでいた。
「自業自得ね」
「...」
理由は至極単純だった。
──寝てしまった...。
寝たらさっきより酷いことになるとは、言っていたがまさかあんなことまでされるとは思わなかった...。
なにを、とは言わないがやばかったとだけ言っておく。おばあちゃんが川の向こうで手を振っていたのが見えた。...まぁ、まだおばあちゃん生きてるけど。
「そろそろお昼の時間ね」
なんとかダメージから回復して立ち上がる。
「そうだな、なに食べる?」
「そうね、少し動いてお腹すいてるからご飯類がいいわね」
「疲れるほどやるなよ...。米なら牛丼屋でいいか。」
「それでいいわ。ありがとう」
「じゃあ行くか...て、ありがとうっておごらせる気か!?」
「あら?上映中寝てたくせに文句あるのかしら?」
どうやら、お仕置きは終わってなかったらしい...。
「...わかったよ。奢ればいいんだろ奢れば!」
ヒューマンイーターを買えるのはまだずいぶんと先らしい。(泣)
「わかったなら早く行くわよ」
亜里朱が、わかりづらいものの確かに上機嫌で歩いて行く。
「はぁ...」
俺にはその後ろに黙ってついて行くことしか出来なかった。
もはや自分でもよくわからなくなってきた...




