きっかけ
授業はが終わりホールルーム前
後ろの席の八神に声をかけられた
八神「なぁ?お前ネルに何かしたか?」
零「.......特に」
八神「ネルいっつもならこっちくるのに全然こないんだけど?」
零「.....知らん」
八神「ふーん」
やっぱり引かれていたのかな...などと僕は考えていた
一方ネルは...
零と話せないよぉぉぉ!!!
めちゃくちゃテンパっていた
いや違う!?
私は零の事が好きなんかじゃない!!!
ただお姉ちゃんに言われたから零の事を意識しちゃって話せてないだけ!
そう!これは錯覚なの!!!
私は零の事は友達としてしか思ってない!
そうだ!そうだよ!なんで私がバカみたいに意識しないといけないわけ!?
強い心を持て!一条ネル!
あくまでいつも通り、平常心平常心...
そんな事を考えていると...
零「ネル?生徒会いくぞ?」
ネル「ひゃっ!?」
いつの間にかホームルームは終わっていたらしく
後ろから声がかけられた
零「ど、どうした?」
ネル「な、なんでもない!なんでもないから!」
ネル「それより早く生徒会室行こ?」
零「変な奴だな....」
零に不審がられながらも私達は生徒会室に向かうのだった
ルル「よし、じゃあお前ら私が言った事は覚えてるな?」
ルル「各自一人は生徒会企画の案を考えてこいと宿題を与えたが....」
一人の少女が声を上げた
ひより「はいはーい!考えてきたよ!」
ルル「お、なんだ?」
ひより「男女でペア組んでダンス踊る!」
ルル「まぁまぁ...」
ルル「曲は何にするんだ?」
ひより「ミセスのロマンチシズム!」
ルル「却下だ」
ひより「なんでー!?」
ルル「なんか....」
ルル「作者の好みが入ってそうでなんか嫌だ」
ひより「作者?何言ってるの?ヒロル?」
ルル「あれ?作者ってなんだ?まずミセスってなんだ?あれ?」
ひより「ヒロルおかしいよ?」
ルル「と、とにかく却下だ!」
ひより「えー」
ルル「他のメンバーは何かないか?」
ネル「じゃあ私いくね!!」
ルル「あぁ、なんだ?」
ネル「クラス対抗クイズ大会!」
ルル「面白そうだな」
ルル「候補に入れておこう」
ルル「他の奴らは?」
シキ「わり、なんも考えてなかったわ」
ルル「はぁ、まあシキならそういうと思ったよ」
ルル「じゃあ次ユノなんかあるか?」
ユノ「んーー」
ユノ「曲は分からないですが、ひよりさんの言う通りダンスはどうですか?」
ユノ「この学校種目にないですが、ダンスって結構人気競技ですよ?」
ルル「まぁ、私も別にダンス自体を否定してる訳じゃないからな」
ルル「これも候補に入れておこう」
ひより「ふふん!これは私の案が採用された、私の手柄と言っても過言じゃないんじゃない!!!」
ルル「ひより黙っておけ」
ひより「.......」
ルル「最後に神谷だが....」
ルル「何かあるか?」
零「.......」
僕は内心焦っていた
なんも考えていなかったからだ
ただ何も考えてなかった!が通じるのはシキさんだからであって、僕がやったら.....
ルル「あ?お前殺されたいのか?」
確実にこうなる!!!!
それだけは避けなければ!!!!
そうして考えて考えて考え抜いた結果
一つの案が思い浮かんだ
これで行こう!
僕は今適当に決めたという事を悟られないよう涼しい顔で答えた
零「....去年みたく....」
零「去年と同じで先生VS生徒選抜リレーはどうですか?」
零「去年とかぶっちゃいますけどあれが一番無難でおもしろいと思うんですよね!」
ルル「......」
ルルさんは冷ややかな目で僕を見つめてきて....
僕があ、終わった....と思っていると...
ルル「それもそうなんだよな」
ルル「ああいうシンプルなゲームが一番盛り上がる」
ルル「候補に入れておこう」
耐えたあああああ!!!!!
やったやったよ僕
ルル「よしじゃあこの3つの中から決めるか」
零「あれ?ルルさんは何か案ないんですか?」
ルル「.......」
ルル「.....あぁ、後輩の意見を採用して後輩を立てるのが先輩の役目だ」
ルル「だから今回はお前達に譲る」
零「.....そうですか」
いや絶対にこの人考えてなかっただけだろ!!!
ルル「じゃあ多数決とるか」
ルル「お前達選べ!ーーーーーーーーー」
第五話 終了




