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文化祭デートは波乱の予感

今日は待ちに待った文化祭だ

そうして今は開祭式中....

ひよりさんがステージの中心に立ち...

ひより「みんな〜!!盛り上がってますかぁ!!」

みんなを煽っていた

全校生徒「おー!!!」

ひより「え??全然聞こえてこないなぁ?」

ひより「盛り上がってますかぁ!!!」

全校生徒「おおおおーー!!」

ひより「いやいやいや笑」

ひより「まだまだ出せるでしょ!」

ひより「盛り上がってますかぁ!!!???」

全校生徒「おおおおおおおーーー!!!!!!!」

ひより「よし!いい返事だ!」

ひより「その調子で文化祭楽しんでいこう!」

ひより「ヒロル、お願い」

ルル「.......」

ルル「ではこれで開祭式を終了とします」

ルル「みなさん文化祭終了の合図があるまでは各自で行動してください」

ルル「では、文化祭はじめ!!」

ルルさんとひよりさんによる開祭式が終わり、僕達の文化祭は幕をあげた


ネル「さーて文化祭始まったね」

零「そうだな」

ネル「まずどこから行く??」

零「じゃあ、ちょっといきたい所あるんだけど...」

ネル「お、いいよ!どこどこ」

零「まぁ、とりあえずついてきて」


そして僕が向かった場所は....

ルル「?今日はお前達は休みだが??」

仕事を変わってくれたルルさんの所だ

零「仕事変わってもらってる立場なので、挨拶にきました」

ルル「フッ別にいらんのに、律儀な奴だな」

ルル「まぁ、仕事を変わってやったんだ」

ルル「前も言ったがネルを楽しませてやってくれ」

零「はい!任せてください!」

ルル「ネル」

ネル「?」

ルル「帰ったら土産話、期待してるぞ?」

ネル「うん、楽しんでくるよ」

ルル「私は二人からその言葉が聞けただけで満足だ」

ルル「ほら、こんな場所で時間を無駄にしてどうするんだ」

ルル「楽しんでこい!!」

ルルさんは微笑んで僕達の背中を押してくれた


僕達は体育館からでて....

ネル「よし!じゃあまずどこ行く!!」

零「ちょっとその前に水買ってきていいか?」

零「喉乾いたわ」

ネル「いいよー」

零「ネルもなんかいるか?」

ネル「んーー」

ネル「大丈夫、ここで待ってるね!」

零「そうか?」

僕はすぐ近くの自販機で水を買ってきて

零「おまたせー」

ネル「まぁ、1分ぐらいだけどね」

零「いや、待たせた事には変わりないだろ!」

ネル「あれ、零ってそんな気遣える人だったっけ??」

そんな失礼な反応をするネルを横目に...

ゴクッゴクッゴクッ

僕は水を半分ぐらいまで飲み..

零「喉潤ったー」

零「じゃ、行くとするか?」

ネル「うん!」

零「行くって行ってもどこ行くんだ??」

ネル「とりあえず1年生教室から順番に回ってけばいいんじゃない??」

零「そうだな」


そうして僕達は一年生フロアを歩き...

ネル「零何か回りたいクラスとかないの??」

零「んーー特にないんだよなぁ」

ネル「もー!ダメだよ?ちゃんと考えないと?」

零「じゃあそういうネルは何かあるのか?」

ネル「ないけど....」

零「ほら、人の事言えないじゃないか」

ネル「む〜!!」

ネル「こういうのは男の人が引っ張るもんなの!!」

零「悪いな、僕は男女平等なんだ」

ネル「ただ思いつかなかっただけのくせに....」

僕達がそんな口論を繰り広げていると....

ネル「あっ!」

ネルは何かを見つけたらしく走り出した

零「あっちょ!ネル!?」

ネルは足を止めず、顔だけをこちらに向け

ネル「大丈夫すぐ戻ってくるから!!」

ネル「そこで待ってて!!」

そんな事を言われ

零「.....なんだってんだよ」

僕は待つ事にした

数分後...

零「おかえりー」

零「って....」

零「なんだそれ?」

帰ってきたネルは手に持っていた袋を上に掲げ

ネル「じゃじゃーーん!!」

ネル「たこやき!!」

零「....そんなに食べたかったのか?」

ネル「そんなわけないじゃん」

ネル「零と一つゲームしようと思ってね」

零「ゲーム?」

ネル「そう、ゲーム」

ネル「ルールはシンプル」

ネル「このたこ焼きの中には一つだけわさびが大量に入ってます」

零「なんてもん買ってきてんだよ!?」

ネル「まあまぁ、とりあえず話し聞いてよ」

ネル「このたこ焼きを交互に一つずつ食べてく」

ネル「そして最後にわさび入りを食べていない方が食べた方に辛いのは何個目だったかを当てる」

ネル「当たってたら食べてない方の勝ち」

ネル「当たってなかったら食べてた方の勝ち」

ネル「運とポーカーフェイスと観察眼が試されるゲーム」

ネル「どう??面白そうじゃない!?」

零「まぁ、いいが....」

零「それ食べた側が違うって言えば食べた側の勝利なんだろ??」

零「嘘つけば良くないか??」

ネル「.......」

ネル「はっ!!」

零「今気づいたのかよ.....」

ネル「零は....」

ネル「零はそんな事する人なの....?」

零「.......」

零「しないよ、大丈夫だ」

上目遣いでそんな事を言われたら、イカサマをするなんて選択肢は僕にはなかった

ネル「じゃあ、問題ないね!」

零「負けたらどうなるんだ?」

零「罰ゲームとかあるのか??」

ネル「うん!もう決めてるよ!」

ネル「死刑!」

零「重すぎないか?」

ネル「アハハ!冗談冗談」

ネル「負けた方が回る出し物を決めるってのはどう??」

零「ほう」

零「おもしろい!乗った!」

ネル「じゃ、やろっか!」


零「じゃ、お先にー」

ネルがたこ焼きのパックを差し出してくれたため僕は

爪楊枝でたこ焼きを一つ刺し、口に放り入れた

熱さを我慢して頬張ったが

このたこ焼きから辛さは感じなかった

そのため僕はたこ焼きを飲み込んで...

零「うん、上手い」

零「ほら次はネルの番だ」

そう言ってネルにたこ焼きのパックを差し出した

ネル「.......」

ネル「よくそんなにすんなり食べれるね....」

零「食べないのか?」

ネル「食べるよ!!」

そう言ってネルはたこ焼きに爪楊枝を伸ばし

たこ焼きを口に放り入れた

ネル「.......」

ネルは表情を変えずに...

ネル「次....」

と言ってきた

僕達はその後どちらも表情を崩す事なくたこやきを食べていた

2個目

零「.......」

ネル「......」

3個目

零「.......」

ネル「.......」

4個目

零「.......」

ネル「.......」

4個目まで食べ終え....

.....やばい...

僕は内心焦っていた

もしかして、こいつめっちゃ辛いの得意?

僕達は4個

つまり二人で8個食べているため、80%の確率でどちらかが辛いのを食べている

僕が食べていないのを考えるとネルが....

だがネルが表情を変えた様子は一切見受けられなかった

1個目か?2個目....3個目?

僕は脳をフル回転させ考えていた

しかし....

僕の思考は打ち消された

なぜなら....

ネル「!!!!!!!!」

ネル「か、辛い!!!」

ラスト10個目を食べたネルがその場でジタバタと暴れ出したからだ

ネル「!!!」

ネル「嘘!!」

ネル「全然辛くない!全然!!」

そう言ってネルはいつも通りを心がけていたが...

明らかに目が死んでいた

そんなネルを見て....

零「...ほら」

鞄の中からあるものを取り出してネルに投げ渡した

零「飲め」

先程買った水である

ネル「!?!?!?!?」

ネル「で....でもこの水は!!」

零「僕は気にしないから飲めよ」

ネル「......」

ネルは数秒固まり...

ゴクッゴクッゴクッ

背に腹は代えられないのか水を飲んだ

飲み終えたネルは顔を真っ赤にしこちらを睨み...

ネル「....狙った?」

そんな事を言ってきた

零「?何がだ?」

僕は全くネルの言っている意味がわからず脳内が?マークで埋まっていると

ネルは口を開いた

ネル「間接キス......」

零「!?!?!?!?!?」

零「ちっちが———」

まて、僕はさっきなんて言った?

「僕は気にしないから飲めよ」

!!!!!

ちがう!ネルは僕が買った水だから遠慮してると思って!!

零「マジで違う!」

零「全部違う!」

零「やっぱさっきの全部なし!!」

テンパっていたから自分でも何を言っているんだという日本語が口から飛び出た

そんな僕の様子を見たネルは...

ネル「ふーーん??」

ネル「零君そんなに私と間接キスしたかったんだー?」

さっきまで顔を赤らめていたネルはどこへやら

ネルはからかいにシフトチェンジした

零「だから違う!!」

零「マジで違う!!」

ネル「アハハ!」

ネル「わかってるよ、零はそんな事しないって事ぐらい」

ネル「でもさ....」

ネル「他の女子にはしちゃダメだよ??」

ネル「勘違いされちゃうからねっ!」

零「しないわ!」

零「てか、ネルも別にしたくてした訳じゃないし!」

ネル「うむ!それならいいのだー」

なぜか上機嫌なネルを見ながら

ネルにならいいのかよ....

と、思ってしまう僕であった


第二十一話 終了



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