三十二話 あの方
僕たちは、日記を見つけまた探し始めた。
僕は言った。
「さっきの日記なんだったんだろうな」
スーサーは言った。
「まあ何かしらの手掛かりにはなるだろうよ」
僕たちは探索をつづけた。
~~~数分後~~~~
スーサーが言った。
「おい。ここになんかあるぞ?」
僕は言った。
「もしかしてまた日記とか?」
スーサーが刺した場所は、壁だった。
僕は言った。
「どこにあるっていうんだ?」
スーサーは言った。
「ここにあるだろ」
それは壁に掛かってる絵の後ろだった。
僕は言った。
「ほんとだ。なんかある」
スーサーは絵をどかし、中を見た。
スーサーは言った。
「何個もシリーズ的な感じである」
スーサーはたくさんの本を一気に出した。
「うわ」
本の名前は『社書』という名前だった。
僕は言った。
「これは一体・・・」
スーサーは言った。
「開いてみるか」
僕は言った。
「そろそろ帰ってくるだろうし、すべて持ち帰ろうよ」
スーサーは言った。
「確かにそうだな」
僕のポケットにそれをすべて入れた。
僕は言った。
「じゃあ帰ろうか」
そういってまた梯子の場所に行って、スーサーに抱っこしてもらった。
僕たちは、階段の方に行った。
その時だった。
「おいおい。勝手に入って勝手に出て行くのか?
不届きものが」
僕は振り向いた。
そこには暗くて見えないが、影があった。
僕は言った。
「誰かいたのか」
影は言った。
「あぁ。最初からな」
僕は言った。
「どういうことだ?」
影は言った。
「こっちの感知を舐めるな。入ってきたらすぐにわかるものだ。
まあいい。この世界に居てはいけない存在が釣れるとは滑稽なものだ。」
僕は言った。
「そのセリフ聞いたことがあるな」
スーサーは言った。
「どこで?」
僕は言った。
「このセリフは確か―――シキシマだ」
スーサーは言った。
「シキシマって確か、魔王の乗り者だとかいう奴か」
影は高笑いをしながら言った。
「俺の乗り物はこう一般的に言われているのか」
影は光を灯した。
そこにはいかにも強そうなやつがいた。
分析者は言った。
「異常者が発生。魔王と認識されます。
非常に危険です。急いでその場を後にしてください。」
(こいつが魔王?)
僕は言った。
「お前もしかして。魔王か?」
魔王らしき人は言った。
「そうだが。今気づいたのか。こっちの世界では人気がないようだな」
僕は言った。
「魔王がなんかようか?お前には関係ないことだが」
魔王は言った。
「関係は大有りだろう。俺の部下がやってくれた成果を見に来たというのに」
僕は言った。
「もしかしてあの戦った時の奴って・・・」
魔王は言った。
「あぁ。王の面をしていたやつだ」
僕は言った。
「確かに大有りだな」
魔王は言った。
「まあいい。お前のそのバッグに入っている書類は必要なんだ。
返してくれ」
僕は言った。
「なんでだ。これは国の名誉のための奴だぞ」
魔王は言った。
「まあ殺すだけだからいいが」
魔王は言った。
「テレポート シリバスへ」
目の前がとても強い光でおおわれた。
僕は目を開けた。
そこは一度も見たことない場所だった。
空は紫、土もすべてが紫だった。
僕は言った。
「どこだ」
魔王は言った。
「ただの闘技場だ。今日はお前と俺の対戦を闘技場で皆に見られながら殺そうかとな」
僕は言った。
「殺す?殺せるのか?」
魔王は言った。
「挑発しても無駄だ。俺には未来はすべて見えている。
お前の職業も進化値も・・・」
僕は言った。
「そうか。まあいい。僕はお前を殺すつもりはない。
だがこの世界に居てはいけない存在っていう発言に対してはちゃんと聞くからな」
魔王は言った。
「今答えてやろう。お前があの『ガイル神』から加護を受けた転移者だからだよ」
僕は言った。
「ガイル神って誰だ?」
魔王は言った。
「お前の能力を授けた神だ」
神の声だったのは知っていたが、ガイルという名前があるなんて
僕は初めて知った。
魔王は言った。
「まあ神に加護をされていても、殺せば無意味だ。
さっさと殺す」
僕は言った。
「一旦お前は、この場では殺さないが国に帰ったら殺す」
僕たちの戦いは幕を開けた。
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