二十九話 思い出したくない記憶の数々
スーサーは僕が言った言葉に納得し、戦闘態勢になった。
そして僕は『召喚者』を貸した。
スーサーは剣術と召喚者を主に利用して相手の位置を特定し
スーサーは謎の声を倒し、復讐を果たしたのだった。
僕は言った。
「なあ。場所を変えて話を聞かせてくれないか?
まだ不明点がたくさんあるんだ」
スーサーは気まずそうに言った。
「わかった。秘書の部屋に行こうか」
~~~~~~~数分後~~~~~~
僕たちは秘書の部屋に着き、スーサーは話し始めた。
「まあ、どこから話すかがわからないが時系列で話そうかな」
僕は言った。
「話したくないことはあんま無理して話すなよ」
スーサーは言った。
「もう話したくないことなんてないよ。復讐をこの手でできたのだから」
僕は言った。
「じゃあ話してくれ」
スーサーは話し始めた。
「じゃあまず俺の身元についてだな。
俺はあいつが言っていた通り、シジバレ国の息子であり秘書だった。
そしてある日あいつがこの国を襲ってきたんだ。
たくさんの仲間を連れるわけではなく、見えないところから攻撃して殺して行った。
それを一番最初に気づいたのが『父さん』だった。
父さんはたくさんの人が亡くなっているのを見て言っていた。
『襲撃だ』ってさ。
俺はこの瞬間から後悔しているよ。
俺は言ったんだ。
『なわけない。だって人なんていないじゃないか』って。そしたら父さんの後ろに人の影が現れて
父さんは武器をもってギリギリ耐えてたんだ。その時俺は武器を持ってなくて応戦できなかったんだ。
父さんは言ったんだ。
『剣を早くとって来い。こいつは一人だ』ってさ。俺はすぐに取りに行った。
応戦する時にはもう父さんはズタボロでさ、俺は言ったんだ。
『そんなに強いの?』って。父さんは『こいつは異常だ。お前でも死ぬかもしれない。
早く逃げろ』って言われた。
でも俺はこの言葉にイラついて言ったんだ。
『こいつは殺すから。てか殺せない可能性ないから』って。
でも結局、俺だけ逃げてしまったんだ。
それから俺は魔法を覚えれば勝てるかもしれないってたくさん魔法を覚えようとしたよ。
そして鎖国が起きた。
その時にまだ父さんは生きているのかもしれないっていう希望があったんだ。
その時にお前と出会った。
お前は聞き込みをしていた。
だから俺は最後のチャンスだと思ってお前に声をかけた。
国民だったから協力できるし、俺の目標も達成できるかもしれないって本能的に思ったんだ。
こいつはこんな鎖国されている場所にきている時点で強者だと思ったからだ。
お前は快く仲間に入れてくれた。
だから俺はお前についていけば復讐できるかもしれないっていうのが確信に変わったんだ。
そしたらお前は、結界を張り始めた。
あの時は驚いたよ。今の時代に結界を自ら張れるやつっているんだなってさ。
そして結界の性質についても知っていたから、入れるってわかったんだ。
その時思ったよ。『絶対にこいつについて行こう』って。
そして次の日にはもう中に入れた。
ちなみに俺を母と父はあれもどっちも偽物だよ。
母っていうのは、親戚の人だ。父もな。
でも二人は倒せなかったことを知っていたから快く協力してくれたよ。
そして城に行く日は一番緊張していたよ。
お前は聞き耳を立てていたみたいだな。
俺はあの時思ったよ。
「もし父さんが生きているなら、鎖国なんてよくない。
正さないといけないってでももしあいつが王の座を取っているのなら
あいつを殺してこの国を『正さないといけない』って」
その時の言葉が聞こえていたみたいだな。
まあ時系列的にはこんな感じだ。
お前にはとてもお世話になったよ。ありがとうな」
僕は言った。
「大体理解できたよ」
土解者は言った。
「そういえば言いかけていたことあったよな?」
僕は言った。
「なんのこと?」
土解者は言った。
「あれだよ。あれ!ヒルシのことだよ」
僕は思い出した。
確かにあの時言いかけていたことを・・・
土解者はつづけた。
「あの時言おうと思ったことはな。
鎖国が終わって初めて行われたのは、王の『処刑』だ。
ってことだ」
僕は言った。
「え?」
スーサーは言った。
「確かにそんなこと昔にあったな」
僕は言った。
「なんで読み取れるの?」
スーサーは言った。
「意思疎通で聞いただけだよ」
スーサーは続けた。
「王の処刑か・・・でももう王はいないしな」
僕は言った。
「確かにな」
土解者は言った。
「でも今の偽王が死んだのは俺達しか知らないんだぞ?
どうやって説明つけるんだよ国民に!」
僕は言った。
「確かにどうする?」
僕たちは国民を騙す作戦を立て始めた。
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