二十三話 入国
僕は、新しい協力者の『スーサー』と共に国に入ることにした。
僕は結界の性質である『重複した一つが壊れるともう一つも壊れる』というものを利用し
壊すのが困難な結界を楽々破壊することができた。
僕たちは、国に入る準備を終えた。
そして国に入ることにした。
僕たちは、こっそりと入ることに成功した。
スーサーは言った。
「これから王がいる町に行くんだろ?」
僕は言った。
「あぁ。そのつもりだよ。
ちなみにどのくらい時間がかかるの?」
スーサーは言いづらそうに言った。
「まあざっと『2日間』くらいだろうな」
僕は言った。
「2日?まじか・・・」
スーサーは言った。
「でも大丈夫だ」
僕は聞いた。
「どうして大丈夫なんだ?」
スーサーは言った。
「まだ俺の家族は、あの国に残っているんだよ。
だから家族が馬車をもってきてくれるんだってさ」
僕は言った。
「ちなみにどうやって連絡を取ったの?」
スーサーは言った。
「俺は『意思疎通』を使えるからそのおかげだよ」
僕は言った。
「意思疎通ってあるの?知らなかった」
スーサーは馬鹿にしたように言った。
「そんなことも知らないってやばいなお前。
強いけど知識は不足してるんやな」
僕は言った。
「まあしょうがないだろ。最近話せるようになったんだから」
スーサーは驚いた様子で言った。
「お前マジで『魔物』なのか?」
僕は言った。
「この世界では、魔物に当たるんじゃないかな?」
スーサーは言った。
「この世界ではってどういうことだ?」
僕は言った。
「まあ簡単に言うと『異世界の者』ってことだ」
スーサーは驚いて数秒黙っていた。
そして口を開いた。
「マジか・・・だからあんなに強いのか」
僕は言った。
「あれくらいが普通なんでしょ?」
スーサーは言った。
「駄目だ。お前と一緒に居ると間隔が変になるわ」
そういってスーサーは意思疎通を使い始めた。
(この世界ってこんな便利な魔法もあるんやな)
そんなことを思いながら待っていた。
スーサーは意思疎通が終わったらしく、言った。
「智安。あと10分後には着くらしいぞ」
僕は言った。
「10分?早く準備するぞ」
僕たちは、町に向かう準備を急ぎながらした。
~~~~~~~~10分後~~~~~~~~~~~
大体10分くらいで本当に馬車がこっちに来た。
「母さ~ん。こっちだ~」
そうスーサーは叫ぶとスーサーの母親も手を振っていた。
~~~~~~~数分後~~~~~~
馬車は僕たちの少し先で止まり、母親らしき人物と父親らしき人物が下りてきた。
下りて早々スーサーに母親と父親は抱き着いていた。
「スーサー!生きていたのね!」
そう母親は言い、それに続いて父親も言った。
「スーサー!俺はお前が死んでいたと思っていたよ」
それは大体5分くらい続いた。
そして少し落ち着き母親は言った。
「さっき言っていた共に行く仲間ってどこにいるのかしら?」
スーサーは言った。
「母さん。下だよ」
母親は僕の方を向いて言った。
「スーサー。冗談はやめなさい。協力している時点で反逆罪なんだから」
父親も続いて言った。
「そうだぞ。スーサー。息子が戻ってきたっていうから母さんと共に迎えに来たのに
なんだその冗談は!」
僕は口を開いた。
「あの・・・。スーサーが言っていることは間違っていませんよ」
母親と父親はびっくりしていた。
スーサーが母親と父親に説明はしていた。
~~~~~~~数分後~~~~~~~~
スーサーの説明が終わり、母親は僕に対して言った。
「本当にあなただったのね。間違っていたわ」
父親も続いて言った。
「本当にすまなかった。さすがに魔物のような見た目をした子が仲間だとは思わなかったんだ」
僕は言った。
「別に気にしないでください。こういうのはほかの国でも体験しているので」
スーサーは言った。
「父さん。母さん。早く馬車で町に行こう」
母親は言った。
「そうね。行きましょ」
父親は言った。
「その後ろの荷物は持っていくのか」
僕は言った。
「はい。持っていくつもりです」
そういうと父親は馬車に乗せるのを手伝ってくれた。
~~~~~~~~~数分後~~~~~~~~~~
乗せ終わり僕たちは、町へ向かった。
母親は言った。
「そういえば自己紹介を忘れていたわね。
私は『サリス』だわ。好きに呼んでもらっていいわ」
父親も言った。
「俺は『サバル』だ。まあなんて呼んでもいいぜ」
僕は言った。
「僕の名前は智安って言います。
少しの間よろしくお願いします」
そういうとサバルとサリスは笑っていた。
サリスは言った。
「そんな堅苦しくなくていいわよ。
これから少しの間ともに過ごすのだから別に敬語なんていらないわ」
サバルも続いて言った。
「そうだぞ。堅苦しくてのどが絞まりそうだったよ」
その瞬間、会話が途切れた。
スーサーは言った。
「まあ。父さんと母さんが言うように敬語でしゃべらなくていいさ」
僕は言った。
「じゃあこれからよろしく」
そういって町に向かって行った。
~~~~~~~~翌日~~~~~~~~~~
僕は今日も朝から魔物を狩ろうと馬車を降りると、魔物が一体もいなかった。
「土解者。なんで魔物がいないんだ?」
土解者は言った。
「知らねぇよ。多分結界で入れないんじゃないか?」
僕は分析者に言った。
「分析者。なんでここら一面魔物がいないんだ?」
分析者は言った。
「多分ですが、土解者様が言うように結界で入れなかったんじゃないですかね」
僕は言った。
「確かにシキシマの時も結界のせいで入れなかったし、町にも一体も魔物いなかったな」
僕はそういって昨日狩った肉をおろして料理を始めた。
まだ誰も起きていなかったから静かに焼くことにした。
料理の方法は、サリエルの時に作ってもらった焼き方を真似して作ることにした。
作っていると頭に語り掛けられた。
「智安。あなたは『料理人』を獲得いたしました」
僕は言った。
「どんな能力なんだ?」
また頭に問いかけられた。
「料理人は、一度料理を作ったものを材料がある限り複製することができます。
味もその時作った味になっています」
(まじか。意外と強くないか?)
僕はそれを使って、人数分の料理を作っておいた。
~~~~~~~~数分後~~~~~~~~
僕がちょうど食べ終わったときに、みんな起きてきた。
僕は言った。
「昨日狩ったときの肉を調理しておいたからあと食べてね」
サリスとサバルとスーサーは驚いていた。
そして三人は黙々と食べていた。
僕はその間準備をしていた。
三人は言った。
「魔物の肉って食ったことないけどうまいな」
(確かに人間って食用に育てられた魔物しか食わないんだよな)
僕は言った。
「意外と魔物の肉もおいしいよね?」
三人は口をそろえて言った。
「まあ。味付けに寄るんじゃない?」
(こいつらやっぱ家族なんだな)
僕は笑いそうになってしまった。
~~~~~~~~~数分後~~~~~~~
僕たちは出発した。
僕は言った。
「あとどれくらいで町に着きますかね?」
サリスは言った。
「あと10分くらいだわ」
僕は言った。
「意外と早いな」
サリスは笑っていた。
~~~~~~~~数分後~~~~~~
町に着いた。
僕は初めてシジバレを見たが、そこは意外な光景だった。
確かに町は発展していて、機械なんかもあったが人々はやせ細り
元気のない感じがある場所だったのだ。
(これからこの国とかかわっていくのか・・・)
僕はそんな思いもあった。
僕は言った。
「今日はどこに泊まりますか?」
サリスは言った。
「うちに泊まっていくつもりだったわ」
僕は言った。
「わかりました」
僕たちはスーサーの家に向かった。
家はとてもきれいにされていた家だった。
今日は疲れたこともあり僕は早いがご飯も食べずに寝ることにした。
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