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【完結済】異世界転移してしまった【犬】に生きる道はないのだろうか?  作者: 燐華織
異人の国

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八話 悪災日の戦い

戦いの最終準備を終えた。

僕は住民にあることを伝えた。

「この村の犠牲は『ゼロ』だ。そしてたくさんの戦った経験を積め。

でも死ぬことは許さない。お前らの死が誰かの悲しみとなっている。

だから絶対に死ぬな」

この言葉で、村を守る者たちの士気は上がった。

今この瞬間から、戦闘が始まる。

僕は緊張しながらもその時を待っていた。

その時、魔法陣の一人が大きな声で言った。

「約2km先、雷角熊者が接近中」

僕は言った。

「住民たちよ。怯えるな。今から、負けることのない戦いが始まる。」

怯えている住民が言った。

「なぜ負けないと言い切ることができるのですか?

勝つか負けるかはやってみないとわからないじゃないか」

僕は言った。

「負けないと言い切れる理由は、ただ一つだ。

『住民の意志』が強いからだ。この意志を砕けるものはいない!」

住民は言った。

「そうだ。俺たちの意志は弱くないだろう。あんな魔物に砕けられてたまるか!」


そんなときまた魔法陣の一人が大きな声で言った。

「約1km未満の距離に雷角熊者がいる」

僕は先陣していった。

僕はまず分身を出した。

分身を大きく広げ、相手に向かっていった、

もちろん分身だけでなく僕も戦う。

広げた段階で僕についてくるものはいなかった。

僕はそんなことを気にせず、戦いに行った。

そして僕は分身に一つ命令した。

「お前ができる最大の魔法で攻撃してくれ」

分身は言った。

「何でですか?」

僕は言った。

「のちにわかるさ」

分身の一人がド派手な魔法を打った。

その魔法は、『サンダー』だ。

雷角熊者はサンダーに耐性がある。

でも関係はないのだ。

僕には、これをする意味が頭で組み立て終わっていたからだ。

僕は違う分身に言った。

「お前は炎系魔法を打ってくれ

分身は、「了解」とだけ言って打った。

その魔法は、『ファイヤーストーン』だ。

この魔法は、火を石のように固くして相手に落とす範囲魔法だ。

このおかげでたくさんの雷角熊者が死んだ。


~~~~~~~~~~~~一方~~~~~~~~~~~~~~

僕が戦っている間の住民は、怯えているものが多かったようだ。

そんなとき尚次は言った。

「お前ら。自分の村は自分で守るんじゃないのか?

戦わないやつに、話す資格はないんじゃないのか?

直前になって怯えるなんてただの『見栄っ張り』だ。

お前らの意志がそんなに弱かったのか?」

住民の一部はつぶやく。

「だって死ぬかもしれない戦いだぞ」

尚次は言った。

「じゃあお前らは人間だ。でも今戦いに行っているチーアは何だ。

あいつは魔物だぞ!お前らより若干強いかもしれないな。

でもなお前たちより勇気があるんじゃないか?」

住民はつぶやく。

「あいつは魔物だからな!俺たちは人間だ。特に特化した分野なんてない」

尚次は言った。

「人間には唯一あるだろ?魔物にないものが。

それは『頭脳』だ。お前らはしゃべれて考えて何かを作れて、書けるだろ?

魔物の大半はそんな知能はないんだぞ。

お前らと俺含めだが、確かに戦うスキルがあるやつは少ないな。でもな

知能があるなら『利用』して戦えよ!」

そういって尚次は俺の方に加担していった。


~~~~~~~~~~~~戦場では~~~~~~~~~~~~~

僕は、ずっと分身を使って戦っていた。

僕も一応戦える手段を持っている。

剣を咥えて戦った。

僕のスキル『時遅』がある。

このスキルは相手の行動・攻撃がスローになって避けやすくなるのだ。

僕はそれを使って、大体10体を倒した。

ちなみに、分身はそれ以上は倒している。

そんなとき尚次が来た。

僕は言った。

「おい。お前は指揮官役って言っただろ。お前は戦いに来るんじゃなくてあいつらを指揮しろよ」

尚次は言った。

「あいつらは、見栄っ張りだったようだ。

俺は見栄っ張り何てダセェ人間じゃねぇ。俺は、戦士だ。

俺は、魔法は使えないがこの世界にきて剣だけは使えるようにしたんだ。」

そういって尚次も戦いに参戦してきた。

僕は、少し期待外れだったなと思いながら戦っていた。

少し戦っていたところで僕の剣が折れてしまった。

(やばい。このままだと普通に死んじまう)

そう思った瞬間、村から魔法が飛んできた。

(おぉ。魔法陣の奴らか!)

それからずっと魔法陣の人たちは、魔法を打ち続けた。

僕が通る道では、たくさんの雷角熊者の死体が転がっている。

足元を見ないと転んでしまうレベルだ。


僕は、一つ知ったことがあるのだ。

召喚魔法の分身は自分自身と分身を『入れ替える』ことができるのだ。

僕はそれでワープしながら、歩いた。

僕は、魔法陣の魔法に当たらないよう頑張って避けた。


~~~~~~~~~~一方~~~~~~~~~~~~

村ではこんなことが起きていたらしい。

一人がつぶやいた。

「俺も戦いに行かないとな」

そのつぶやきが村の空気を変えたのだ。

その一人は立って走った。

「俺は見栄っ張りなんかじゃない。戦士だ」

そのあとからたくさんの住民が走り始めたらしい。

最後残った人たちはみんな口を合わせていった。

「カッコつけさせねぇぞ」

そして物理先陣は、全員が戦いに参加し始めた。


~~~~~~~~~~~~戦場~~~~~~~~~~~~

僕は、ずっと走っていった。

使える魔法は、攻撃魔法がないのだ。

なので僕は、先陣が来るまで耐えた。

もう分身も限界になりそうだったからである。

まだ雷角熊者は20体はいるだろう。

僕は走って避けた。

そうして走っていると後ろからたくさんの足音がした。

振り返ると住民の先陣が走ってきていた。

(目覚めたのか)

住民は、剣をもって戦い始めたのだ。

僕はその間、魔力回復をするため避けてやり過ごしていた。

やはり体力にも限界があるのだ。

僕は、体力の限界が来てしまった。

(やばい。今回は分身も戦っていて無理だ)

僕は、二匹の雷角熊者に囲まれた。

(死ぬ!)

僕はそう思った。

そうすると頭に声がした。

「智安。あなたは進化値3になります。上限突破をしますか?」

僕は、強くなるならと「はい」といった。

そうすると、僕は青い光に包まれた。

そこには、一人の人がいた。

その人は聞き覚えのある声だった。

「智安よ。お前は進化値3になるんだな?」

そいつは、あの謎の声の奴だった。

そいつはつづけた。

「まあ進化値3は珍しいものだ。俺から一つ魔法をあげるよ」

僕は言った。

「リクエストはできるのか?」

そいつは言った。

「まあできなくはないが」

僕は言った。

「じゃあ土を扱えるものにしてくれ」

そいつは言った。

「じゃあサービスで『土解者ソール』どうだ?」

僕は言った。

「土を扱えるならなんだっていいさ」

そいつは言った。

「お前は俺が嫌いなタイプみたいだ。まあいいやあげるわ。

頑張れよ」


そうすると頭に言葉が来た。

「智安。あなたは、『土解者ソール』を手に入れました。

この能力は、「土があれば何でも可能」です。

このスキルには、意志があります。」

僕は、さっきの場面に戻った。

目の前には、雷角熊者が2匹。

僕は言う。

「土解者。命令だ。こいつらを消せ。報酬は、こいつらの肉だ」

そういうと土解者は言った。

「俺は肉が欲しくはない。分身系の奴とは違うのでな。

じゃあ農園を作ってくれ」

僕は言った。

「了解だ」

そうすると周りの土が動き、とげが飛んで行った。

そしてちゃんとヘッドショットした。

(おお。こいつ強すぎだろ)

僕は、この能力を使って雷角熊者を殺した。

音はきれいで、目で見ると残酷だった。

「ババッババッバ」

そんな音が響いた。

(オーマイガー)

こいつの暴走は止まらなかった。

一人も逃さないのだ

僕は歩いているだけで周りの魔物が死んでいく。

そして最後の一匹を殺した時点で止まった。

そして言った。

「これが戦利品です。」

そういって肉がすべて僕の前に置かれた。

僕は言った。

「ありがとな。協力のことと戦利品整理のこと」

土解者は言った。

「その代わり、農園は作ってくださいね」


この瞬間、戦争は終わった。

僕は言った。

「お前ら!よくやった!犠牲者は一人もいないぞ!」

住民は言った。

「俺たちの勝ちだ!!」

みんなで村に帰った。


今日は、宴だ。

みんなが自分と味方を祝うものになった。

僕は、尚次に聞かれた。

「あの能力なんだ?」

僕は言った。

「土解者だよ」

尚次は言った。

「お前それって、一番扱いのめんどくさい能力じゃないか」

僕は言った。

「なぜだ?」

尚次は言った。

「あの能力は、意志があるんだ。大地に関してはグチグチなんか言ってきてめんどくさいやつだぞ」

話が終わりそうなときに僕は言った。

「そういえば進化値3行ったんだよね」

尚次は言った。

「は?」


そんなことをしているともう夜だ。

僕は明日の農園を作るためにも今日は寝ることにした。

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