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地上最強系JC岩熊紅愛は恋をしたい!

 恋というものは残酷だ。

 世界にある富と同じように決して平等じゃない。ある者は多くの異性を選ぶ立場に、またある者は選ばれず悲しみに暮れる。

 持つ者と持たざる者では天地の差だ。

 だけどあたしは知っている。人は誰もが胸の奥に、自分だけが知る宝物のような秘密の恋心を抱いているのだと。



 あたしの名前は岩熊いわくま紅愛くれあ、中学三年生の女子(・・)だ。

 身長は男子よりも高く逞しい。

 決して太ってはいないのだが、太ももとか二の腕とかが筋肉質だ。

 しょうがねえだろ!

 元からデカいのに、トレーニングで余計デカくなったんだからよ!



 今日も中学の校門をくぐると、後輩女子たちがあたしに挨拶をする。


「先輩、おはようござーっす」

「クレアさん、おはよーっす」


 後輩たちは羨望せんぼうの眼差しであたしを見つめる。地上最強女子と噂される、あたしの強さへの憧れと共に。

 ただ、憧れだけではなく悪口も多いのだが。


「ねえ、あれ」

「岩熊さんって、レディースだっけ?」

「総長とか?」

「うっわ、暴走族? コワっ」


 暴走族だのレディースなのは完全なデマなのだが。ある一件以来、あたしの最強伝説が独り歩きしてこの状況なのだ。


 ツカッ、ツカッ、ツカッ――


 あたしが廊下を歩けば、何かの神話のように人の波が割れる。


 ガラガラガラ――


 あたしが教室に入れば、ビビった男子たちが道を譲り席まで一直線だ。


「岩熊さん、すみません」

「どうぞ……」


 今日も男子があたしに頭を下げる。


「ああっ」


 ガタンッ!


 ビビりまくる男子たちを横目に、あたしは机に突っ伏して頭を抱えた。


(どどどどど、どうしてこうなった! あたしの青春はドコに行ったんだぁぁぁーっ!)


 心の中で絶叫し、我が身の青春とは程遠い毎日を振り返る。

 世の女子中学生といえは、恋に青春にときめく花も恥じらう乙女(ちょっと古い表現)だというのに、あたしときたら男子に恐れられ殺伐さつばつとした日々なのだ。


 これでもあたしは女子なんだぞ!


 こんなあたしだけど、父は元世界空手チャンピオンの岩熊いわくま鉄之進てつのしん。母は元世界女子総合格闘技チャンピオンのイェレナ・ヴォルコフ。自宅は総合格闘技の道場という格闘技一家だ。


 なぜ、あたしが恐れられているかというと――――


 ある日、河川敷でヤンチャな後輩女子たちが暴走族に絡まれていたんだ。

 それを見たあたしは、とっさに体が動いた。女子を集団で襲うなんて許せねえからな。


 十五人ほどいたヤカラ男をボコボコにして後輩女子を助けたまでは良かったが、それ以来あたしの最強伝説が勝手に独り歩きしちまった。


 お礼参りに来ると思っていた暴走族連中も、実家が多くの門下生を抱える総合格闘技道場だと知ると、菓子折りを持って詫びに訪れる始末。

 けっ、見掛け倒しのヘタレかよ。


 こうして、あたしは地上最強女子となったのだ――――



 あたしが突っ伏していた机から顔を上げると、教室では女子が恋バナに花を咲かせていた。


「ねえ、サッカー部の水鳥君ってイイよね?」

「だよねぇ~っ!」


 目の前でクラスの女子グループが、男子の話題で盛り上がっている。そう、これだこれ! あたしも、こんな恋バナとかしたかったのんだよ!

 いまさら似合わなくて混ざれねえけど、ちょっと話を聞くくらい良いよな。


 キッ!


「ひいっ!」

「ご、ごめんなさい」

「行こっ」


 あたしの目力めぢからで女子グループを退散させてしまった。けっして怒っているわけではないのだが、きっとあたしの顔が怖いからだろう。


「はぁぁ~っ、だりぃ」


 溜め息をつきながら首を横に向けると、視線は自然とある男子へと向かう。犬山いぬやまひかり。クラスメイトの男子だ。


 ふぅ、今日も癒されるぜ。この殺伐とした日々の中で、あいつの存在だけが唯一の癒しだな。


 なぜ、あたしが犬山を好きになったかというと……それは一か月前にさかのぼる――――



 シャァァァァァァーッ!


 ある日、自転車に乗ったあたしは、公園を突っ切ってショートカットしようとしていた。

 全力で自転車のペダルを漕ぐ。脚力には自信があるんだ。脚が太いとか言わせねえぞ。


 だめど、何がどうしてそうなったのか、あたしは道を間違えて階段へと突っ込んでしまう。


「うっわぁああああ! 危ねえっ!」


 ガタガタガタガタガタ――ドッカーン!


『いってぇ!』


 さすがに階段を自転車で下るには無理があったようだ。途中で転倒し、前方宙返りのように一回転してしまった。


 アスファルトの上に転がるあたし。焼けるような痛みと砂の味を感じながら。

 そんなあたしにを覗き込むような影がひとつ。


『い、岩熊さん、大丈夫?』

『あんっ!?』


 大の字になっているあたしが空を見上げると、そこにはクラスの男子の顔があった。今まであまり話したことのない優し気な顔のクラスメイトだ。


『あれ? おまえ、確か犬山……』


 犬山は不思議そうな顔をする。


『何やってるの? 岩熊さん』

『何でもねえよ。ちょっと自転車で走ってただけだ』

『自転車で階段を走るとかアホ……あっ』

『はあ?』

『お、面白い人なんだ』


 こいつ今、アホって言おうとしたよな? あたしのこと怖くねえのか?


『あっ、血が出てるよ』


 犬山に言われてひざを見ると、擦りむいて血が滲んでいた。階段で転がった時にぶつけたのだろう。


『こんなん、すぐ治るって』

『ちょっと来て』

『お、おい……』


 犬山に無理やり公園の水道に連れて行かれ、傷口を水で洗い流される。大人しそうに見えて、意外と強引なのかもしれない。


 ザァァァァーッ!


「ちょ、待て!」

「細菌が入ったら大変だよ。綺麗にしないと」

「てか、触りすぎだって」

「少しだから我慢して」


 男子に脚を触られるとか慣れてねえんだよぉおお!


「これで良し」


 犬山は、あたしの傷口に付いた砂を水で洗い流してから、懐からハンカチを出し押し当てた。

 白いハンカチは、みるみる赤く染まってゆく。


『おい、ハンカチが汚れるって』

『良いよ。それより女の子の脚に傷が付いたら大変でしょ』


(おおお、女の子だと!? この地上最強女子とか噂されるあたしを女の子扱いだと!)


『おまえ、あたしのこと怖くねえのかよ?』


 あまりの衝撃に、あたしは余計なことを言ってしまう。

 犬山は、特に気にする様子もなく答えるのだが。


『べつに怖くないけど。噂のことだよね。あんなのデマに決まってるのに。どこの世界に暴走族を壊滅かいめつさせる女子中学生がいるんだよ。漫画じゃあるまいし』

『だ、だよな……』


(すまん! ここにいるんだ! ホントにボコっちまったんだけど)


『これで良し。じゃあまた』

『あ、ああ…………』


 そして、何事も無かったかのように犬山は去って行く。あたしの心に不思議な感情だけを残して。


 ――――――――



 回想シーンから戻ったあたしは、寝たふりをしながらチラチラと犬山の顔を見ていた。


 我ながらチョロ過ぎだと思うのだが、それから彼のことが気になって仕方がないのだ。


 怪我をしたところに現れ優しく手当してくれて、ついでに男勝りなあたしを女の子扱いするという、まるで少女漫画のようなコンボなのだ。気になってしまうのは自然な成り行きだろ。


(はあぁ……犬山って、まつ毛長いんだな。何だろう、前は平凡な男子だと思ってたのに、急にイケメンに見えてしまうような。これって目の錯覚さっかくなのか?)


 チラッ!


(あっ、ヤベっ! 今、目が合ったような……もしかして気付かれた? いや、こっちは伏せてたし大丈夫だよな)


 自分の行動に恥ずかしくなり、顔が熱くなるのを感じた。


(――――って、乙女かよっ! 完全に恋する乙女じゃねーか! はあぁ、どうしよう……)


 そして、あたしの想いは暴走し、自分でも信じられない行動に出てしまうのだ。



 ◆ ◇ ◆



 人でごった返す繁華街。あたしは女子中高生で溢れるショップのプレゼントコーナーに立っていた。まるで、好きな男子へのプレゼントを買いにきたように。


(違う、これは違うんだ! 違うんだぁああああああああ!)


 あたしは心の中で絶叫する。


(そ、そう、手当してもらったお礼だ。彼のハンカチをダメにしてしまったし。代わりのハンカチを渡すだけなんだ。ちゃんとお礼も言えずじまいだったしな)


 自分に言い聞かせながら、素早くプレゼント用のハンカチを手に取ると買い物を済ませる。

 キラキラ女子が多い場所は苦手だ。誰も他人のことなど気にしていないのかもしれないけど、どうしても自分には場違いなのだと感じてしまう。


「ふうっ、何とか買えたぜ。プレゼント用に包装してもらうが超恥ずかったけどな」


 店を出たあたしは、ふと隣にある映画館のポスターに目が行く。来週から今話題の映画が上映されるようだ。


「映画か…………」


(犬山って、こういうの好きなのかな? ま、まあ、一緒に映画なんてデートみたいなの、あたしには有り得ねえけどな)


「ありがとうございましたー」


 映画館のチケット売り場の女性の声がする。


「はっ! 何で、あたしの手に映画の前売り券が二枚……」


 あたしの脳が乙女モードになっているうちに時が加速したのか、いつの間にか前売り券を二枚買ってしまっていた。

 特殊な異世界スキルでも開花したのか?


(あああああっ! あたしのバカぁぁぁぁ! こんなん渡せるわけねーだろ!)


 その時は、そう思っていたはずなのに、不思議もので人というものはたまに根拠のない自信が溢れてくる。なぜか『行ける!』っと思ってしまうものなのだ。


(そう、これはお礼なんだ。ハンカチのお礼としてさり気なく渡せば行ける! 成功率は75%くらいだ。たぶん)


 そのまま家に帰り、お礼のハンカチと一緒にチケットをカバンに入れた。



 ◆ ◇ ◆



 家ではあれだけ根拠のない自信があったのに、いざ学校でプレゼントを渡そうとすると決心が鈍ってしまう。成功率75%はいったい何の統計だったのだろうか?


(ああああぁ! あたしの意気地なし! 試合で戦うのには怖くねえのに、何でチケット一枚渡すのにオロオロしてんだよ!)


 グズグズしているうちに放課後になってしまった。あたしは犬山を探して校舎内を歩く。教室にカバンが残っているから、まだ学校にはいるはずだ。


「ったく、何処行きやがったんだよ、犬山のやつ……。なっ!」


 廊下の角を曲がったところで、とんでもない光景を見てしまう。犬山がクラスの女子と話している。猫宮ねこみや美々(みみ)という小柄で可愛いタイプの女子だ。


 ガァァァァァァーン!


「お、終わった……」


 何が終わったのか自分でも分からないが、あたしは体の力が抜けて放心状態だ。



 ドサッ!


 教室の席に戻り、机にぐったりと突っ伏した。


(だよな……男子って、ああいう女子が好きだよな。あたしみたいな地上最強伝説を更新中の女なんて眼中に無えよな。終わった。あたしの初恋終わった……いや、始まってさえいなかった)


 もう泣きそうだ。


「うううっ……世知辛せちがらい世の中だぜ」

「何が世知辛いの?」


 声がして顔を上げると、そこには犬山がいた。


「は? はああああっ! おまっ、いつから?」

「今だけど」

「ならいいや……」


 犬山は、あたしの気持ちなんて知らない顔して突っ立っている。


「岩熊さん、脚の怪我はもういいの?」

「ああ、もう治ったけど」

「なら良かった。傷が残ったら大変だから」


(何であたしに優しくするんだよ。忘れようと思ってんのに。そうだ、せっかくハンカチ買ったんだし、それを渡して最後にしよう。それでキッパリ諦めよう)


 気持ちが吹っ切れると不思議にプレゼントを渡す決心がついた。


「あのさっ、あの時はありがとな。ハンカチをダメにしちまって」

「気にしなくてもいいのに」

「代わりの買ってきたから」


 あたしはかばんからプレゼント用に包まれた可愛い袋を取り出した。


 ファサッ!


 その時、一緒に鞄に入れてあった映画のチケットまで出てしまい、ヒラヒラと宙を舞って犬山の足元に落ちた。


「あっ、何か落ちたよ」


 犬山がチケットを拾い見つめている。


「これ、最近話題の映画……」

「ヤベっ! や、やるよ。それ要らねぇから」

「えっ、くれるの? でも……」


 テンパったあたしは余計なことを言ってしまう。


「親が誰かから貰ってきたんだよ。あたしは興味ねえから犬山にやるよ。猫宮とでも行ったらどうだよ」


 あたしが猫宮の名前を出すと、犬山はポカンとした顔をする。


「何で猫宮さんの名が?」

「仲良いんだろ?」

「べつに」


 そう言って犬山は首を傾げた。


「そ、そうなのか?」

「さっきも何かの当番押し付けられそうになったから逃げて来たんだよ」


(なっ、なななっ! 猫宮とは何でもないだと! あたしの勘違いだったのか!?)


「そうだ、岩熊さん。俺と一緒に行かない?」


 犬山の一言であたしは固まった。

 再起動するまでに5秒くらいだ。


「は? はああああああ!? 何で、おまえと一緒に行かなきゃならねえんだよ! バカなのか!?」

「嫌ならしょうがないか……」


 本当は凄く行きたいのに、あたしはまた余計なことを言ってしまった。

 断られた犬山が目を伏せる。

 あたしの胸がチクチクと痛む。何だよこれ。


「い、嫌じゃねーし! クラスの奴らに見られたら恥ずいだけだし。ま、まあ、おまえがどうしてもあたしと行きたいのなら、行ってやっても良いけどさ」


(あたしのバカバカぁ~っ! バカはあたしだった! 何で上から目線だよ……せっかく犬山から誘ってくれたのに)


 しかし犬山の顔に笑顔が浮かんでいる。


「なら一緒に行こうか?」

「は?」


(えっえええっ! まさかの展開? 何かよく分からんけど成功したのか?)


「お、おう……な、なら……行くか」

「うん、良かった」

「おう」

「あっ、自分のチケット代は払うよ」


 財布を出そうとする犬山を、あたしは手で制する。


「い、いらねーし! ハンカチのお礼に買ったんだから、ありがたく受け取っとけよ」

「あれっ、さっき親にもらったって言ってたような?」


(しまったぁああああぁ! ボロ出しまくりだ!)


「こ、こまけえことを気にすんな!」

「ええええ……」


 ヤバい。顔が熱くなってきた。恥ずい。

 あたしは精いっぱいの強がりを言う。


「おまえが一緒に行きたいって言うから行くんだからな」

「うん」

「それで良いだろ」

「分かった」


 無理やり話を打ち切った。これ以上ボロを出すわけにはいかないからな。


 ふと、犬山の顔を見るとニヤニヤしている。


「何で笑ってんだよ!」

「だって、岩熊さんと映画に行けるのが嬉しくて」

「うっ、ううう…………」


 かぁぁぁぁ――


 ダメだ。家まで我慢がまんしようと思ったのに。顔が勝手にニヤケてしまう。自分でも顔が赤くなっているのが分かるくらいに。


「じゃあ、帰ろうか?」

「うん」


 犬山の声に、素直に返事をしてしまうあたし。まるで、あたしがあたしじゃないみたいにふわふわした感じだ。


「急に素直になったね」

「うっせぇよ!」


 ぶっきらぼうに返しながらも、顔が真っ赤なのでバレバレだ。まさか、あたしが男子とデートとは。

 こんなの慕っている後輩女子たちが聞いたらビックリするじゃねえか。皆には内緒にしようと思っているのに、これじゃバレるのも時間の問題だろ。


「岩熊さん」


 いっぱいいっぱいのあたしに追撃を加えるように、犬山がとんでもないことを言いだした。


「でも、良かったよ。岩熊さんと仲良くなれて」

「はああああ!? あ、おい、なに言い出してんだよ」


(まさか、こいつ……)


「実は……ずっと秘密にしてたんだけど、前から岩熊さんのこといいな(・・・)って思ってたんだ。だから、公園で偶然会った時は話しかけるチャンスだと思って」

「は? はあああ!? あたしのドコが良いんだよ? ガサツだし男みたいだし……」


 世の中には物好きが多いのか? 地上最強系女子のあたしを選ぶなんて……。


「だ、だって可愛いから……」

「ああああああぁ!」


(こ、こここ、こいつ、変った趣味だな!)


「実は優しいところもあるし」

「ねえよ!」


(いやいやいや! いつも不愛想だろ! どこがだよ!)


「そ、その……さっき可愛いって言っちゃったけど、ホントは言うつもりじゃなかったんだ」

「は、はあ!?」

「でも、ほ、本心だから」


 犬山の顔が真っ赤だ。

 こいつ、何で照れてやがるんだよ。


「これってデートかな?」

「う、うう、うっせぇ! デートじゃねえだろ!」

「でもデートだよね」

「うううっ……もう許してくれぇ……」


 そろそろ限界なあたしは、両手で真っ赤な顔を隠してしまう。


 やっぱり隠し通すのは無理そうだ。

 どこまでクラスメイトや後輩に隠すことができるのか分からないが、こうしてあたしの恋に青春にときめく花も恥じらう乙女な生活が始まろうとしていた。



 お読みいただきありがとうございます。

 もし少しでも面白いとか良かったと思っていただけましたら、ブクマと評価を入れてもらえると嬉しいです。

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