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閑話 「蠢き、企み」

《赤角》に撃退された《竜殺し》のお話。

 《セドリック視点》


 三国紛争地帯の一国。

 ベルガー王国側に最も寄った小国ギリエスに俺は逃げ込んだ。

 野山を這いずりながらこの国にたどり着いた。


 赤ノ都シルバでの戦いで俺は負けた。

 またあのユリウス・ヴォイジャーを仕留め損ねた。

 それどころか最後の手下を失い、あの《赤角》の糞野郎に右腕を潰された。

 炎の槍で貫かれたこの胸は未だに痛みやがる。

 それでも生き残ったのは女神ベルティアの加護あってこそだ。

 日ごろの行いというものは見られているもの。

 人族とは奔放に、他者を出し抜いて強くあらねばならない。

 初代キングソードの当主が残した言葉だった。


 よって俺は奔放に生きている。

 気に入らないものがあれば殺し。

 欲しいものがあれば奪った。

 今も痛み止め替わりに煽っている安い火酒も、先ほど路地裏の老人を蹴飛ばして得たものだ。


「くそが。くそがぁ!!」


 雨が降る路地のゴミ箱を蹴散らす。

 汚水が飛び散り、異臭が鼻につく。


 だが、この憤りは変わらない。

 誰を殺しても、何を奪っても。

 あの憎い魔術師のガキを殺せていない。

 俺の輝ける暮らしを駄目にしたあの糞餓鬼を殺せていない。

 腹立たしいことこの上ない。


「……ユリウス・ヴォイジャー!!!」


 酒瓶を怒りのままに地面に叩きつける。

 無残に飛び散ったソレを見たところで気の晴れるわけなどなかった。


「大荒れですねぇ。《竜殺し》いいえ、元キングソード家衛兵長とお呼びすべきかしら?」


 鼻にかかった声が耳に届く。

 女にしては低く。

 男にしては裏返ったそんな聞き苦しい声。


 顔を上げた先。

 酒場の裏口にかけられた輝照石に照らされた人物が居た。


 不細工な面に、これまた不細工な歯並びの笑顔。

 べっとりと塗りたくった化粧に埋もれたそいつの顔がこちらを見ている。


「なんだ、てめぇ。気色わりぃ奴だ」

「そう、私は気色が悪い。でもそれによってあなたは私に声をかけた。嫌いと好きは表裏一体よ?」


 うふふふ。

 そいつはそう言って笑う。


「はじめまして、セドリック。私は《微笑》のガブリエラ」


 まるで役者か何かのようにガブリエラはその太くブヨついた両腕を広げた。

 締まりも何もないデロデロの体を締め付けるように着たドレスが必死で隠している。


 ……《微笑》

 聞いたことがある。

 ベルガー王家の王宮に裏から出入りする秘匿された魔術師がそんな名前だったか。


「で?その《微笑》がいったい俺様に何のようだ?見ての通り俺様は機嫌が悪い」


 腰に掛けた剣に手をかける。

 折れた、砕けた剣だ。

 鞘の中に刃など無い脅しの道具。

 だが身に着けている。

 俺は戦士だ。

 なんの武器も身に着けていない俺などは俺では無い。


「あはははっ!すごんでも駄目よ!知ってるわよセドリック。あなた()()負けたんですってねえ」


 ガブリエラは指をさしてこちらを笑う。

 気に障る女だ。

 それだけ太い首でもその気になればこちらはへし折れるのだが。


「先日は《赤角》?その前に《魔道士》?さらにその前は名前もない黒髪の子供?情けないわぁ。散々よねぇ。まさに負け犬!《負け犬》のセドリック!素敵な人生をゴミクズに変えられた気分はさぞ辛いでしょう」

「遺言はそれでいいか?いいよな。さよならだ」


 一息に踏み込んだ。

 首を掴みあげ、そのまま喉仏を握り潰した。


 はずだった。


「あら?どちらに御用があるのかしら?セドリック・ベルティアナ・キングソード」


 ハッと顔を上げる。

 気付けば膝を突いている。

 先ほど蹴飛ばしたゴミ箱の中身が散乱した汚く汚れた路地裏の地面。

 両ひざ突き、覇気も何もなくしたままに背中を丸めていた。

 頬には涙すら伝っている。


 なんだ

 なにをされた

 げんかくか?


「可哀そう、可哀そうなセドリック。あなたはただただ、自分に従って生きただけ。あなたを誰も咎められたない。あなたは間違っていないもの。間違っているのはこの世界の方。この残酷な仕打ちの方。ねぇセドリック?」


 後ろから声がする。

 その鼻につく香水のキツイ匂いが汚水の臭いを忘れさせる。

 その太くてぶよぶよの、色を塗った爪が肉に埋もれた指が視界をふさぐ。


 そうだ。

 まちがってなどいない。

 おれはとがめられるひつようなどない。

 すくわれるべきだ。

 むくわれるべきだ。


「私が救ってあげる」


 ニチャリと耳元で囁かれた。

 心に入り込まれるような感覚がした。


 すくってくれるのか

 わかってくれるのか


「えぇ、私があなたを救う。武器を与え、鎧を与え、傷を癒しましょう。だからあなたは私に着いてきてちょうだい。私の剣となり、私の盾となり。そして私の敵を。我らの敵を葬って。──怨敵を、勇者とエバーラウンズを」


 わかった。

 おれはあなたにしたがいます。


「──ブハッ!ゲッホゴッホッ!」


 激しくせき込んで正気に戻った。

 何だ今のは。

 幻覚か!?


「うふふ。魅了魔術ははじめてだったかしら?でも半分はレジストするなんて。あんがい魔術師の方が向いてるんじゃないかしら?あなた」


 声だけが裏路地に響いた。

 すでに彼女はもう居ない。

 プンと香る香水の匂いだけが残っていた。


「ディティス列島帯で会いましょう?場所は聖域。早く来て頂戴ね。待たされるのは嫌いなの」


 上からドサリと荷物が降ってきた。

 剣と斧。そして鎧。

 魔物の殻で作られたようなその鎧を、俺はすんなりと着込んだ。

 その瞬間に鎧がぐるりと体にまとわりつく。

 右腕と胸に燃えるような痛みが走った。

 しかしその後に、使い物にならなくなった右腕が何不自由なく動く。

 そしてあれだけ苛立たしかった胸の痛みも消え失せた。


 ──似合ってるわ。セドリック。そっちのほうが好みだわ


 遠ざかっていく彼女の声を耳にしながら、俺は足を進めた。

 ディティス列島帯の聖域。

 そこに行かなければならない。

 彼女に会うために。


 あぁ、待っていてくれ。

 待っていてくれガブリエラ。


 薄ら笑いを受けべながら、港へと向かった。


 ---


 彼女との出会いが数か月前。


 今はその約束の地に居た。


 田舎臭いところ。

 この街……村?いいや。集落だ。

 ゴミ溜めにも思えるような原始的な生活を送る獣人族の里。

 聖域"ディトニス"


 ディトーンという神を祀ったこの場所にやっとたどり着いた。


 どいつもこいつも魔法すらろくに使えない低能ばかり。

 見てくれこそいいが、所詮は人外。

 耳と尻尾が好きな変態貴族なんかには高値で売れるらしい。

 そういう目で見れば、この辺鄙な場所も宝の山だ。


 ボールを蹴って遊ぶオスガキどもも。

 親の傍で洗濯物を真似るメスガキも。

 適齢期に入った女どもも。

 良い金になるだろう。


「……」

「おっと失礼?あまりも微笑ましかったものでつい」


 獣人族共に怪訝な眼で見られる。

 考えが顔に出たか?

 まぁいい。

 あまり慣れ合われても良い気分がしない。

 獣臭い手でベタベタと触られれば吐き気すら催す。


「セドリック?こっちですよ?」


 吐き気を催すと言えばコイツもだ。

 俺様に声をかける女。

 醜悪で、肥え太り、似合いもしないドレスと魔石で着飾った女。

 《微笑》のガブリエラ。

 そんな《微笑》がテントから声をかける。

 村のはずれにある客人用の宿泊施設。

 施設というにはあまりにも粗末なそれに迎え入れられる。


「せめぇ」

「あら?鎧が窮屈ならお脱ぎになれば?」

「そこまで太ってりゃ槍で突いてもわかんねぇだろうな」

「うふふ、魔術が効いていてそれだけ喋れるのだから流石ね」


 嫌味に嫌味で返す。


 その場にはもう1人客がいた。

 獣人族の男だ。

 良く鍛えられてこそいるが、顔に生気がない。

 その上体中に傷がある。


 ため息を吐いて、地面むき出しの床に座り込んだ。


「それで、こいつは?」

「私の可愛い傀儡よ。そして依頼主。説明して?」

「はい、ガブリエラ様」


 焦点の合わない虚ろな目のままにその男は口を開く。


「私はケーシー。この村の族長の3番目の兄弟です。少し前、族長を決める戦いで敗れました」


 スラスラと淀みなく喋ってはいるが、抑揚が無い。


「そこで私は聖域の鍵を外し、族長の娘イーディルンを外へ逃がす手引きをしました。彼女が居なくなれば、次の族長の候補は私の息子になります。ですが、イーディルンは《銀の勇者》一行に保護されて帰ってくるとのこと。それでは我が家系の繁栄の道が閉ざされてしまう。よって」

「そのガキを殺せってことか」

「すこし早合点ね。セドリック。《銀の勇者》一行。全員を殺せって言ってるのよ」


 ケーシーを無視して話を進める。

 しかし妙だ。

 この男。誰も聞いていないのがわかって淡々と説明を続けている。


「あん。もういいわ?」

「はい。ガブリエラ様」


 そこでやっと口が止まった。

 以降は、まるで人形のようにそこに座り込んでいる。


「もうすぐここに神に選ばれし巫女。イーディルンが来るわ。それに《銀の勇者》と《魔葬》。そして《赤角》。あんたの大好きな《魔道士》ユリウスもね」


 腕を組んだ彼女がそう言い、続ける。


「《銀の勇者》と《魔葬》には勝てないでしょうね。だからそれはこっちでやるわ。あなたはイーディルン。《赤角》。《魔道士》。この3人を殺すだけでいい」

「……あぁ。願ったりかなったりだぜ」


 思わず頬が吊り上がった。

 イーディルンとかいう娘はどうでもいい。

 だが、《赤角》と《魔道士(ユリウス)

 両方を殺せる機会の到来に胸が高鳴った。


 だがその反面、冷静な俺が作戦の立案に音を上げている。

 あいつらは個々ではどうということは無い。

 だが若い芽は着々と力をつけてきている。

 例え不意打ちであってもあの2人を相手にするには骨が折れる。

 策を練らなくては。


「おい、ガブリエラ。ユリウスだけこの聖域に運びこむことは出来るか?」

「あら?まとめて相手にしないの?」

「今度は確実に殺す。各個撃破は戦いの基本だ」

「ふーん、意外とかわいいところあるのね」


 そういう彼女の言葉がくすぐったく感じた。

 やはりおかしい。

 あれだけ醜い面の女がいまはわずかに。

 ほんのわずかに美しく見える。

 酒のせいだと思っていたが、そうではないのか。


「ケーシー。セドリックはあなたのお客人。ベルガー王政からの使者。丁重に扱ってあげて」

「はい。ガブリエラ様」

「あとは任せたわ。セドリック。上手く事が運べばあなたのご実家から連絡があるかもね?」


 そう言って彼女はするりとテントから居なくなった。

 あのキツイ香水の匂いと、死んだ目のケーシーだけがテントに残った。


 実家からの連絡。

 それはすなわち。

 あの《微笑》はキングソード家の本家。

 ベルティアナの家の者とかかわりがあるということ。

 本来キングソード家は王族の武闘派一派が家名分けして出来た一族だ。

 そしてそれは言い換えれば、新王制になった王族と繋がりがあるということ。


(どこまでもきな臭い女だ……)


「それでは、セドリック様。遠路はるばるよくぞお越しくださいました」


 しかしケーシーは突然そうやって口を開いた。

 すらすらと、まるで魂が戻ってきたかのように。


「ガブリエラ様から話は聞いております。この度はキングソード家の代表として、イーディルン様を攫った賊めの討伐にご助力いただけるとの事。族長の代わりに御礼申し上げます」

「へぇ。そういう事にするのかよ」

「事実でございます。我ら一族の愛すべきお方を慰み物にした無礼。決して許されるものではない。断罪すべきものです。たとえ、どのような犠牲が出ようとも……」


 暗に、断罪にイーディルンが巻き込まれても仕方ない。

 とケーシーは言う。


「どこの世も権力争いってのは醜いねぇ」

「それは少々考え違いでございます。権力争いだけにあらず。我々生きる物が争うものは皆決まって汚い。本当に美しい一瞬とは、純粋に生命をかけた闘争のみであります」

「言うじゃねぇか」

「私も戦いに生きた身ですので。獣人族の戦士であればだれもが理解している事です」


 それであれば俺もよく理解していた。

 キングソード家の。貴族の権力争いはひどく陰湿だ。

 あるものは正当な後継者にすり寄り、靴を舐め、取り入る。

 あるものはその靴に毒を仕込んで舐めたはしから死ぬように仕込む。

 そして後継者に人殺しの罪を着せ、成り上がる。

 その繰り返し。

 それと比べれば翼竜の美しい事よ。

 地位も無い。名声もない。名誉も、金すら。

 ただ強く、暴虐で、そして奔放。

 その美しさに俺も憧れた。

 そうなりたいと願った。

 いっそのこと翼竜そのものに成れればとも。


 スッと彼は立ち上がる。

 先ほどまでの力なく座り込んだ傀儡ではなく、一族の繁栄を画策する裏切り者として。


「街を案内いたしましょう」

「集落の間違いだろう」

「そうとも言いますが、みなこの暮らしを好いているのです。愚かにも」


 テントを出て、街を歩く。

 見える景色は樹ばかり。


 家の作りも、決して文明的では無い。

 高さをつけた地面に穴を掘り、木の板を斜めに立てかけた粗末な雨避け。

 壁も無く、葉っぱを敷き詰めただけど野生的なつくりだ。


「ケッ、貧相な暮らしだ」

「えぇ、それ故に出ていく者も少なくはない。ですが大概の者は帰ってきます」

「またおかしな話だ」

「我らは魔法が使えぬのです。厳密にはこの土地で育ったものは。ですが」

「そりゃ難儀なことだ。魔法が無きゃ普通の暮らしもままならねぇ」

「えぇ。我らは土地に、そして信仰に縛られている。皆この村で、狭い世界で生涯を終えるのです」


 ケーシーは小さく、周りに聞こえぬようにこの聖域について語る。

 獣人族はディトーンの眷属としてこの地の守護についている。

 しかし、神の力が色濃く残るこの一帯では魔術を含めた魔法が使えない。

 ゆえに獣人族はそれを補う屈強な肉体を持っているとも。


 まぁ、神が先か眷属が先かなどはどうでもいい。

 重要なのはここでは魔術師は無力だということだ。


 すこし歩いて、川沿いの開けた場所に出る。

 そこからは森の奥にそびえ立つ巨大な樹が見えた。

 しかし、すでに枯れているのか葉がほとんど茂っていない。

 丸坊主だ。


「あれが神樹です。我らの神。ディトーン様がお眠りになられていると言い伝えられております」

「へぇ。で実際は?」

「神など、居られるはずもない。居たのでしたら我らに魔法を授けてくれるはずです」


 ケーシーは苦い顔をして語り始めた。


「私は、若い頃は冒険者を志した。剣の腕もそこそこ。役に立たないことは無いはずでした。だが現実は違う。我々獣人族は珍しい種族ではありましたが、魔法が使えない。魔術も使えなければ日常生活を送ることもままならない。ひどく蔑まれたものです。それもこれも全て、あの樹があるから……」


 ギリリと彼の奥歯が鳴る。

 若い頃に受けた屈辱の日々が彼の中で渦巻いている。


「……でもなんであんた族長になろうってんだ?守護する立場になるんだろうに」

「族長の方針はこの村では絶対です。たとえどんなに非道であっても、族長であればまかり通る。たとえば、あの忌々しい神樹を切り倒して木材として輸出する。なんてもことも」


 なるほどね。

 そりゃあまた、考えの甘いことで。

 離反した若者たちに反旗を翻される様がありありと浮かんだ。

 止めなどしない。

 野心とは言葉では止まらないものだ。


「先日、ナック島にてイーディルンがディティス列島帯に上陸したと私の手の者から聞き及びました。この聖域に来るのも近い。その前に……」

「あぁ、それで何が使える?」

「用意できるものはガブリエラ様の私兵も含めていくつか、ですが役に立つとなると……岩琉鳥(ガルダ)など如何でしょうか?」

「あ?なんだそりゃ?」

「見てもらった方が早いかと」


 そういってケーシーは指笛を短く吹いた。

 掠れて、音になっているかどうか曖昧なヒューという音。

 しかしそれに呼応する影があった。


 風を巻き上げながらこちらに向かって大きな翼を羽ばたかせる魔物。

 一見、翼竜に近い形をしているが、角も鱗も無くかわりに柔らかな羽毛が生えている。

 牙の代わりの分厚いくちばし。

 鋭い眼にはほのかに知性を感じ、襲ってくるでもなく足を地面につけた。

 分厚く固い表皮で覆われた足がザックリと地面を捉えている。


 魔物も手懐けると聞いたことがある。

 王都でも貴族が野犬の類を手懐けて時折使用人を喰わせて遊んでいた。

 が、こんな大物も出来るとは。


「はっはっは。大したものでしょう。雛の頃から育てられた毛皮のある翼竜です。人の言葉を介し、眼も良い。奇襲には持ってこいです」

「すげぇ、こりゃ良いや」

「簡単な目印もあればそれを取ってくることも出来ます。コイツは見た目よりも賢い。お役に立てますかな?」

「あぁ、最高だ。これでアイツを出し抜ける」


 再び口の端が吊り上がる。

 目印、至極わかりやすい奴があるじゃないか。


「ケーシー。コイツに三角帽子の魔術師を攫わせろ。イーディルンの仲間に居るはずだ」

「はて?本人で無くていいので?」

「そいつが一番厄介だ。だが、魔法が使えない地域でなら何のとりえもない子供になる」

「あぁ、なるほど」


 互いに趣旨を理解した。

 あぁ、今度こそ、

 今度こそ俺の人生を踏みにじったあいつに。

 ユリウス・ヴォイジャーに復讐できる。


 もうこうなれば止まらない。

 ガブリエラなど知ったことか。


 野心とは止まらないものだ。

 それを一番理解しているのは、この俺だった。

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