暗殺ギルドの殺人姫は勇者を殺す?~私のターゲットの勇者がこんなにも私好みの『きゃわわな年下男子』だなんて私は絶対依頼を完遂出来る筈がないっ!!~
初めての短編になります。
幼い頃から人を殺す事を生業とする。
私は暗殺者。
暗殺稼業一筋、22年。齢26……。
我が一族は500年以上続く、殺しに関して秀でた一族。歴史の闇には"我が一族"有りと謂わしめる程である。
私を知る者達からは嫌味を込めてこう呼ばれる。
【暗殺令嬢】【殺人姫】と――。
我が一族には今や私に敵う者等、誰一人として居ない。
私は一族史上、最高傑作の暗殺者。
今、私の目の前には屈強な、深い緑色の肌を持ち、3メートルは在ろう体躯の"トロール"が2体横たわる。首の左側面は綺麗に『パックリ』と皮膚が深部にまで裂け、止めどなく鮮血が地を濡らす。
トロールの亡骸を見下ろす様に私は単刀を腰に着けた鞘へと戻す。
彼等は私に殺された事すら気付かずにあの世へと旅立った。
私は母の乳房を卒業すると同時に殺し方を覚え、読み書きが出来る齢には何人もの大人を単独で殺せる迄に成長した。
殺しから解体、医術に化学……少々の魔術、殺しに役立つ事なら何でも覚えさせられ叩き込まれた。
それは私に取っては当たり前の事の様に、私の身体が脳が求めている様にして深く染み付いた。
私は着実に実績を残し、一族の名に恥じぬ者として、次期当主の座に迄登り詰めた。
私への依頼は数ヶ月先迄、埋まる裏世界では人気の暗殺者となった。
我々へ暗殺を依頼する顧客は様々だ。
国の要人、政治家、果ては宗教家……様々な分野、立場の重鎮達から止めどなく、一族は暗殺を貰い受ける。
我が一族は裏世界では知らぬ者は居ない、有名な暗殺ギルド。
今日もまた依頼を受け、私は暗殺に勤しんだ。
横たわるトロールは、とあるギルドでの裏切り者。制裁を飛び越え不要と判断され私に暗殺されたのだ。
「――何てつまらない世界……」
世界は平和呆けをしていると良く言われるが、裏では実に昔と変わらず、やる事はやっている平和以前の世界のままだ。
倫理観?人道?道徳心?そんな良い子ちゃんな価値観は私には何の意味を持た無い。
なんて卑しくも世界の為になる仕事だと私は常に誇りに思いながら生きてきた。
凡人から見たら私は狂ってい様に見えるだろうが私は、至って正常だ。
暗殺者として……。
そうしてまた、私の元に依頼が舞い込んだ。
そろそろ私も"暗殺"から退き次期当主としての、業務や心構え覚えて行かなくてはならない。
だから次回の依頼を最後に私は現場からは去る事を決めていた。
――数日が経ち、現当主から私に暗殺が言い渡された。
『我が愛しい娘よ。次の、お前の最後の暗殺対象は……目標は"勇者"だ』
「――"勇者"?」
"勇者"と言えば独りしか居ない。
齢15にして世界を恐怖へと変え、一時は世界の実権を握っていた魔神族を単独で、しかも僅か1ヶ月足らずで倒し魔神族の領土までもを制圧し、魔神族を"人間族"の傘下にしてしまった。
今では世界の……人間族の象徴。
獣人、エルフ、ドワーフ、世界には様々な種族が混在し生きる中、"勇者"の功績により人間族が世界の頂点にして、実権……つまりは世界を支配するまでに至った。
暗殺稼業にとってそんな世界の情勢等、関係無い。我々はどんな時代だろうが種族を問わず、思考能力の在る生物が居る限り、平和になろうとも決して無くなる事は無いだろう。
所詮は平和なんてそんな物だ。
だからこそ、どこぞの依頼主からまた我々に依頼が来る。
世界を平和に導きし、"勇者"。
"勇者"は世界最強の武力、神の賜物を持ち……他にも数え切れない、才能と恩寵を持つとされ、人類……否、世界最強と言われている。
そんな奇跡の様な存在に対して、私が挑む事になろうとは……最後の仕事に相応しい。
私の暗殺者としての集大成を勇者に――――と思っていたのだが……。
実際に会ってしまったら――――。
『ヤバイ……私の超絶好みだ』
――それが私の心中での第一声。
私は年下男子が大好ぶ……いや、年下が大好きだから。
自慢ではないが、今までこの齢で、まともな恋愛処か、初恋すらした事が無い。それ程までに私は仕事一筋の人生を送ってきた。
私はあくまでも噂話でしか"勇者"の素性は知らなかった。今まで"勇者"と言う情報事態が仕事に必要無く、関わらなかったからこそ、その衝撃たるや尚の事……。
今回の依頼の為に渡された"勇者"に関する書類での情報のみしか知らなかった位だ。
どちらを合わせても、実物の"勇者"の容姿の破壊は……反則級だった。
一目見た私は戸惑い狼狽える。
私の周囲は年上ばかり。職業柄、変人奇人の集団。私は異性に等、全く持って興味等無かったのだ。
ましてや趣味と言う趣味も無いが在るとすれば書物を嗜む位……それが災い……か。
私が読む書物は、ひょんな事から手に入れた、年上女性と年下男子の恋愛物語。初めて読んだ物語……今迄は暗殺に関する書物ばかりであった為に初見での衝撃は計り知れない物で在った。
私が年下男子に嵌まるのもそう時間は掛からなかった。それからはそう言った書物を密かに買い集め、読み漁る事が私の唯一の趣味と言って良いだろう。
そしてだが、実際の"勇者"はと言うと……。
なんと身長は150センチ……。
私は178センチ。この身長差に私の下心は激しく燃え滾る。抱き締めたら私が覆い被さりそうな"勇者"の体格。
細身だが程よくお肉も付いてて、それでいて筋肉もある。ずっと撫でたい!愛でたい!頬擦りたい!
髪は金髪とも琥珀色とも取れる、少し不思議な色合いの美しい髪色。綺麗に毛先も整えられた、男の子なのに似合いすぎるショートボブ。
二重で粒羅な瞳は髪色と同じ……舐めたいと思わせる程の……美しい飴玉の様な宝石にも勝る瞳に心、奪われ……。
厚みは薄く桜色をした唇。鼻は高くもなく低くもない。寧ろ幼さを引き立てている。
声は何故、声変わりをせずに今の声を……と言う程に可憐で儚い声色を聞く度に、私の脳が蕩けてしまう。
まさに、物語の登場人物が如き、"美少年"。
そんな"勇者を目の前に"ご褒美にも取れ、真綿で首を絞められる様なもどかしい状況に置かれてしまった私。
この時点で私は"勇者"を殺せないと自覚し、"勇者"の暗殺を簡単に諦めた。
それは"勇者"が強い訳だからでは無く、私の好みの男子だったからに過ぎず、あろうことか『一目惚れ』をしてしまったから。
「しゅき!しゅき!だぁぁいしゅきっ!私は絶対に"勇者"と結婚しゅるぅぅ!」
"恋愛"も"女性らしい生活"もして来なかった私の"枷"は意図も簡単に壊れ、半ば暴走へと……。
そんな訳で私は、"勇者"を暗殺する為に近付いた訳だが、目的はガラリと変わってしまった。
今は何と"勇者"と1つ屋根の下で……いやいや、これって最早、同棲と言っても過言ではない。
理性を保つので精一杯な毎日だが、私にとっては幸せの日々だった。
やがて職務の事など早々に忘れ……否、彼との日々を楽しく過ごす事に尽力を注いだ。
彼と過ごす何気無い日常。私が今だかつて経験した事の無い、一般人に取っての日常は、私に取っては非日常、日々の生活が体験が新鮮その物であった。
来日も来日も暗殺に修練、勉学の繰り返しの日々で在った私の過去。
今は正に、第二の人生を歩んでいる様であった。
彼の仕事は専ら、国家関係の広報活動が主体だ。私は秘書、あくまでも彼の補佐と言う名目で潜り込んだが、"勇者"は15歳とは思えぬ切れ者。寧ろ補佐で在る所の私はただのお飾りにしかなって居なかった。
今は"勇者"の成し遂げた偉業のお陰で世界は平和になった。その象徴の彼が表舞台の代表ならば私は裏舞台の代表だろう。
相容れない存在同士がこうして過ごす奇跡。
時折、私は錯覚を勘違いをしてしまう。
『私達は出会い結ばれる運命』だと。
だが私の一族みたいに闇にて今尚、蠢く輩は数多く存在する。
私は今回の依頼主は誰だか知らない。知る必要も無いし知る事も許されない……。
そうして彼を補佐しながら働く私は、誰からも暗殺者で在る事はバレずにまた今日も1日を過ごす。
でも良しとしない者達が現れた。
暗殺ギルドだ。
何時まで経っても依頼を完遂せず、戻ってこない私に業を煮やした当主が"刺客"を送り込む様になった。
それは日に日に増していき、私は彼を守る為にも全力で守り抜いた。無論、彼1人でも簡単にあしらえるが極力、彼には"争い"に身を投じて欲しく無いと私は願い、彼にバレない様に刺客を影で始末して行く。
刺客の中には顔馴染みも居たが、今の私にはそんな事なんてどうでも良かった。
何人来ようが、就寝中だろうが、何時来ようが私の相手ではなかった。
今の私の任務……目標は勇者を秘密裏に守り抜く……否、彼との幸せな日常を守り抜く事のみ。平穏なる日常を誰にも邪魔はさせない!
それが親で在ろうと、"元"仲間で在ろうと私達のラブラブ生活は不滅……。
■□■
そんなある日――――。
「私と……?私とデ……いやお買い物ですか?勇者様!?」
彼と共に過ごす様になって早1ヶ月。普段の食事や生活に必要な物資は定期的に"国"から配達支給される。それは彼が勇者であり、おいそれと街中に出歩き余計なトラブル等を引き起こさない様にする為だ。
(えっ!本当に良いの?しかも"彼"から誘われた!何て事なの!大大大事件じゃないのぉ~!……でも、お忍びお買い物がバレたら、私も彼もタダじゃ済まない……どうしよう、でも千載一遇……)
彼の"秘書"である私が、そんな勝手を許される筈がない。彼が自宅を出られるのは公務の時位で、殆んど彼の1日は自宅で過ごす事が大半なのだ。しかし、"勇者"からのお誘い。
「しかし勇者様。お言葉ですが、そんな勝手を"国"に"上層部"に発覚でもしたら……私は良いです。貴方様の代わりに……罰を受ける……のは一向に構いません……が――。しかし、勇者様が咎められ無いとは思いますが"罰せられ"たら私は……とても、堪えられ……」
私は言葉絶え絶えに物申した。
私は彼の為ならば、身を捧げる覚悟も出来ている。それ程までに私は勇者を愛してしまった。
「えっ?大丈夫?万が一の時は勇者が何とかする?それよりも秘書とお買い……デートがしたいっ?お……お願いっですってぇっ!!!」
彼の美しくも幼さ残す顔はみるみる内に赤面、熱を帯びた表情へと様変わりした。
その発言と表情に私は完全敗北を期す。
まさか、まさかの彼からデートのお誘い。
まさに、蒼天の霹靂。
私の全身は雷が落ち、駆け巡る程の衝撃と、今だに信じられない現実に戸惑う。
「良いのですか……私で?"勇者様"よりも一回り程……その歳が離れて居ますし。その……もっと若くて、可愛らし娘の方が宜しいか……と……私みたいな年増よりも……」
瞬間、"勇者"は私に抱き付いて来た。
細い腕が私の腰へと回り、私を引き寄せ抱き締める。必死にしがみ付く"勇者"に応える様にして私も抱き返す。
身長差、約30センチ……私は"彼" の頭に無意識に軽くキスをする。髪から香る"彼"の薫り。愛おしい薫り。誰にも渡したくない薫り。
私だけの薫り。
この瞬間、私は……私達の想いは同じで在ると、両想いで在ると確信した。
私の想いが"成就"した瞬間でも在る……と。
「――では、今日と明日は丁度、公務はありません。でしたら早速、デ……お買い物に行きましょうか?」
私はゆっくりと諭す様にして、"彼"へと問い掛けた。口元は今だ彼の登頂部に着けたままに……。
"彼"は無言で小さく頷く。
(はぁぁっ!幸せ!幸せ過ぎて私……息が止まりそう。止めてはダメ!だって"彼"の薫りが堪能出来なくなってしまう……)
私の両腕は更に力が籠る。離したく無い……愛おしい"彼"を。
僅かな時間が悠久の時をも感じさせる至福の時。
しかし、至福の時は長くは無かった。
建物の周囲から数名の殺気を感じる。
(ビンビンに伝わる殺気……なんてお粗末なのかしら?居場所がバレバレよ……父は何を考えて三下ごときを送り込んでいるのかしら?私も舐められたモノねっ!)
私には特異体質が在る。他者の……生物から発せられる如何なる"殺気"を僅かでも感じ取る事が出来る。
それは、私の身に降り掛かる"危険"を察知する、謂わば"危険探知機"の様な物である。それで何度と無く、死地を乗り越えて来た、私が……私自身の身を守って来た能力。
(……2人……3人……か。"彼"に気付かずにさっさと始末しなきゃ!)
私はそっと"彼"から身を離す。"彼"は切なそうに『なんで?』と言った表情を見せるもそれすら私にとっては、愛おしかった。
「ごめんなさい。ちょっと出掛ける前にお洗濯物を室内に入れますね。なんだか風が強くなりそうな気がして……"勇者様"はお出掛けの支度をしてて下さい。私も直ぐに用意を致しますので……」
私はそう言い訳をすると"勇者"を自室へと促し、足早に外へと向かった。
玄関直ぐ横に気配が1つ。正面、約30メートル先に1つ。そして私の背後に1つ……。
振り向き様に左裏拳を囮に右の爪先から暗器の"猛毒付き刃"を出し、相手の左太腿目掛け蹴りを振る。
ガシッ!……裏拳は見事に防がれるも……。
ドシュ!……太腿には爪先の刃が突き刺さる。
(――ちょろ過ぎる!……罠かしら?)
こうも簡単に事が進むとは些か信じがたい。何故ならば、相手は室内に容易く、私の監視を逃れ侵入する程の手練れだからだ。
とは思うも私は徹底的にぶちのめす!
油断大敵ですもの!
怯み膝を床に着いた瞬間、肘で脛椎へ打撃。確実に骨は折れ、その勢いで喉仏付近が裂け、絶命したのを確認すると、隠して置いた暗器の螺旋状の長針で心臓、肝臓、を三突きし外へでる。
玄関の扉を開けた瞬間、"光"が私に迫り来る。即座に廻し蹴りで対処。やはり"矢"で在った。私は矢を爪先の刃で払ったのだ。
暗殺者の道具には念入りに、常に作製者すら解毒が困難な猛毒を付与するのが常識だ。
だから直接、武器に……特に刃物による外傷は在ってはならないのだ!在った時点で敗北ぬ事と同義!
(ちっ!やはり狙撃者が居るか……面倒だな)
玄関付近に忍んで居た人影が、私の視界に入りきる前に私は対象の背後に即座に回り込み、壁に立て掛けていた箒を掴み、袈裟斬りを放った。
箒は仕込み刀……万が一の時に備え私は、建物内外にある日用品等を密かに暗器や武器に置き換え、仕込み、改造をしていた。
目の前には元は1つであった肉体が今では2つ。
地面に汚く倒れ土を濡らす。
(弱い!弱過ぎる!一体何が目的……まさか!)
私はふと"彼"の部屋へと視線を送った……。
ドシュ!ドシュ!ドシュ!ドシュ…………。
分からない。一体何本の矢が放たれたのか。
私の背後は剣山の如く矢が無数に突き刺さる。一瞬の迷い……か?
1ヶ月前の私ならば絶対に犯さぬ失態。
時既に遅し……大量の矢による出血と成分不詳の猛毒により私の意識は遠退き、死が訪れる予兆を感じた。
(寒い……でも不思議と痛くは無いな。あぁデート位はしたかったな"勇者"と……。でも仕方ないか……分相応じゃないし、それに私は多くの命を奪って来たんだもの……当然の報いよね)
私は諦め死を迎える覚悟を決めた。
(――あれ?なん……で"勇者"が此所に?やだ……泣いてる?泣かないで、貴方は笑顔が1番素敵なのに……。何か言ってる?ごめんなさい。今の私には何も聞こえないわ……。そろそろかしら。今迄、騙して嘘を付いてきてごめんなさい。許されるならば、また貴方に会いたいな……大好きよ……)
「私は……世界で一番、貴方を……愛してる……」
『――僕もだよ。愛してるよ●●●……僕と結婚しよう……』
■□■
4年後――――。
此所は世界の果て。
世界樹が聳える、最果ての楽園。
並の生き物では到底、辿り着く事が出来ない……だからこその最果ての楽園。
私と"勇者"は今、その楽園で慎ましく生活を送っている。
あの時、死が間近に迫っていた私を"勇者"は"彼"が持ち得る多くの奇跡を起こし、私を救い今日まで生きてこれた。
あの日、あの後、私達はお互いに気持ちを打ち明け、私は隠していた真実を……"勇者"に近付いた理由も私の想いも全て"彼"に伝えた。
最初は戸惑っていた"彼"で在ったが直ぐに理解し、私を咎める事も無く、優しく抱擁してくれた。"彼"もまた、私への想いも私の知らない"彼"の全てを語ってくれた。
心の底から私は嬉しかった。お互いの全てをさらけ出せたから。
そうして、"彼"の提案で私達は早々にこの"楽園"へと旅立ったのだ。楽園は"彼"が生まれた地。
生まれ故郷へと。
私は数多くの命を奪い、過ちを犯してきた。今更、赦される事なんて無い。
でも、その代わりに出来る事が在る筈……。
来月には子供が産まれる。
私は身籠った……愛する"彼"との絆。
私は大きくなった、"彼"との幸せが目一杯詰まったお腹を擦りながら呟いた。
「本当に私で良かったの?今更だけど年増だし、大罪人よ……。純粋な貴方に相応しくな……」
――チュッ
"彼"に不意に唇を奪われる。
『何を今更?』と言う様に微笑む。
重なり合うお互いの温もりを感じ合い、それと同時に幸せに包まれる。
「えっ!そんな事は無い?自分も多くの魔神族を……そうだったわね。貴方の方が凄いよね。ふふっ……私達はお互いに……いえ、何でもないわ」
形は違えど私達は、お互いに多くの命を奪ってきた者同士。
楽園でぬくぬくと生き抜くつもりもないが今は、今だけは赦して欲しい……自分勝手とは分かっているけど……。
お腹の子が産まれる迄は……私達の我が儘をどうか……。
そうしたら、必ず誰が為に、為せる事を共に……そうだわ。暗殺で……父から一族から学んだ医療が良いわね。
次は奪うでは無く、命を救う。
私達なら出来るわ。
一生をかけて償う。
「『……死がふたりを分かつまで……』」
読んで頂きありがとうございます。
連載で【剣聖の姫君】と言う作品も投稿していますので、興味等御座いましたら、宜しくお願い致します。




