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どこにでもいそうな男子高校生の日常  作者: どこにでもいる男子高校生
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プロローグ

 突然だが、俺のことを少しだけ話そうと思う。


 俺の名前は一一❘《にのまえ はじめ》だ。偏差値55の公立高校の普通科に通うどこにでもいそうな男子高校生。学年は1年で16歳。顔は自分なりに評価するなら中の中の下くらいだと思う。当然彼女なんていない。家族構成は両親と姉と俺の四人家族で、3LDKのマンションに住んでいる。学校の成績は上位の方に入っているが、それもがんばってなんとかだ。


 と、まぁこんなところだ。ほんとうにどこにでもいそうだとは思わないか?卑屈そうな奴だと思われたかもしれない。でも、それでいいんだ。他人にそう思われたとしても俺は俺なりに確固たる『自分』を持っているつもりだ。まぁそれもつもりなだけかもしれないが。とりあえず、俺は自分なりの価値やアイデンティティーといったものがわからない。そして、それがほしい。それだけなんだ。


 この独白は誰に向けてのものでもない。ただの卑屈っぽい男のカッコつけたエゴだ。でも、このことを誰かに知ってもらえることで俺の行動理念やこれから起こっていくことを理解してもらえるんじゃないかなと思う。


 これから始まっていくのはどこにでもいそうなただの男子高校生のお話。SFな要素や展開なんてものはなく、ただ主人公の日常や心情などを書き連ねていくだけの物語。

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