ユーザー登録をして二か月くらいの作者が思ったこと。「こうしたら、読んでもらえるのかもしれない」
八月十五日にユーザー登録をしました、朱雪藍です。
そして今は十月五日。
あと少しで二か月たちます。
まあそんなことは置いておいて、ここでは自分なりに読んでもらえる方法とか、何個か書いて思ったことをグダグダ書いていきます。もしかしたら、他の人と被る内容もあるかもしれませんので、あしからず。
まず、自分が初めて一番最初に抱いた感情は「絶望」です。書いても、評価が入らない、感想が来ない、etc.
本当に辛かったです。でも、「まだ一か月もたってないのに終わるのは勿体ない」と思って書き続けました。何度書いても、初めはダメでした。
でも、ある日感想が来たんです。
ホーム画面に表示される「感想が書かれました」という赤い文字を見たとたん、我が家に代々伝わる(嘘です)歓喜の踊りを踊ってしまいました。
「感想が書かれることは、こんなにうれしいのか!」と思った自分は、単純なので「よっしゃ、これからもっと感想が書かれる作品を書いてやる!」
そう考えました。そして、また現実にぶちのめされます。
ランキング一位の人のアクセス数って物凄いじゃないですか。それに比べて、自分はとてもさみしいことになっていました。頑張って投稿した作品ほど、読まれないんですよね。本当に。今はやりのもの(異世界転生もの、チート、etc.)を書くのが何となく嫌で、正統派のものばかり投稿していました。
正直言ってホント、つらかったです。
入らない評価、書かれない感想、読んでもらえないという「事実」。
そしてここから僕は変わり始めます。
ある日、自棄になったのかどうだか、「くぁwせdrftgyふじこlp;」というエッセイを投稿しました。いきなり評価が付きました。
それからだいぶたってから、「誰か俺の作品を読んでくれぇ!」という自暴自棄でしかない作品を投稿しました。評価どころか感想もいくつか来ました。
そして数日前、「稚拙な文で「戦争」について訴えるのと、くそ真面目に「鼻毛」について語るのでは、どちらが心に響くのだろう。」という実験的作品を投稿しました。(今現在、87pt、13件の感想が来ています。この数字がすごいわけではないんですけど、ランキング一位の作品とかに比べれば。でも自分のなかでは信じられない数字なんです)
このあたりでは正統派のほかの作品を読んでくれる人も増えてきましたが、この時すでに僕は気づいていました。
当たり前のことだと思うかもしれません。でもきっとこれが一番手っ取り早いです。
「読んでもらうためには、タイトルを普通でないものにする」
これが僕の思う方法です。これを読んでいるあなただって、「こうしたら、読んでもらえるのかもしれない」ということばに惹かれたのではありませんか?
特に短編では、すぐに新しい作品が投稿されていき、トップページから名前が消えます。その中で読者を獲得しようと思ったら、タイトルで勝負するのがきっと一番手っ取り早いです。
「くぁwせdrftgyふじこlp;」
「誰か俺の作品を読んでくれぇ!」
「稚拙な文で「戦争」について訴えるのと、くそ真面目に「鼻毛」について語るのでは、どちらが心に響くのだろう。」
こんなタイトル、なんじゃそりゃ、と思いませんか?人は気になるものに関心を示します。じゃあタイトルで決めればいい。
卑怯かもしれません。真面目に書いた作品で勝負しろと思うかもしれません。でも、このサイトでは「真面目に書いた奴は読まれないのに、ふざけて書いた奴は読まれる。読んでほしいのはそっちじゃないんだけどな……」ということが起きるんです。僕もその一人でした。
限られた時間で読者を獲得したい人はやってみてください。でも、周りも変なタイトルばっかりだと効果はありません。
そんな小技なんて使わないで勝負してやるという方、どうかその情熱を失くさないでください。
僕はもしかしたらどこかに置いてきてしまったかもしれないので。
変な作品をたくさん投稿した後、友人の勧めで恋愛ものを生まれて初めて書きました。いつの間にか文を書く力が無くなってしまったようで、自分で見てもひどい作品でした。いや、もともとひどい作品しかなかったのかもしれない。
自分と向き合って小説を書くのか、とりあえず評価が欲しいのか、自分はどっちなのかもう一度考えてください。評価が欲しい人にはお勧めします。でも、自分の力で勝負するのが一番です。
僕には、出来ませんでしたから。
僕は、どうすればいいんでしょうか?