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空の声  作者: 夢路雪乃
2/12

プロローグ

少し修正して再開しております。

またよろしくお願いします

ここはライブ会場。

沢山の人が集まる中、主役は口を開いた。

「みんなー、今日は来てくれてありがとうー!」

歓声が上がる。

「歌姫ー!」「レティー!」

呼ばれたステージ上の女の子は手を挙げてそれに応える。

「みんな、最後にお知らせがあるの!静かに聞いてほしいなーー!」

その言葉を聞いて、少しずつ静かになっていく。

完全に静かになって、少し悲しい顔をして話す。

「みんなに、言わなくちゃいけないことがあるの。…今日この『Sky』のライブは最後のライブなの。…待って、騒がないで。少し活動を休止する、だけなの。多分。もし、これから先。まだ私たちの歌が届けられるようならまた届けに来るから。待ってても、待ってなくても良いからね。少し、ううん。長いお休みをいただきます。いきなりだけど、ほんとごめんね」

そう告げて、歌姫と呼ばれた少女は居なくなる。この時、歌姫は12歳である。


そして一年。

待ち続けた。まだ帰ってこない。

みんなはまだ時間がかかるのだろうと言いあった。


更に一年。

それでも帰ってこない。

みんなはもう活動しないのだろうかとネットで話し合った。


そして三年目。

みんなは忘れ始めた。

空を渡り、遠くへ歌声を届けていた女の子を。その空も覚えている者も少なくなり始めた。


そんなこととは全く関係ないとばかりに無気力な高校生が、とある高校へ入った。

そこそこ頭も良く、そして自由な学校。

部活も人数が集まれば申請すると出来上がる高校。

そんな学校に芹沢せりざわ すばるは入学した。

そんな高校生の物語。

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