ペンダント
まだまだ、初心者ですのでうまく構成できてないところもありますが、読んでいただけるとありがたいです
そうして、ボスは手を差し出してきたので、俺は、胸で手を拭き、握手した
ボスは、顔の表情を変えずに
「そういえば、部下を紹介してなかったね まず、僕の横にいるのは、遠藤 太郎
名前があんまり好きじゃないみたいだから、下の名前では呼ばないで欲しいらしい」
名前に何かあるのか思いつつ、説明が終わると遠藤さんは
「自分は遠藤 太郎! 遠藤と呼んでください」
とどこかの自衛隊みたいな言い方だった はあといいつつ、俺は頭を下げ
「遠藤さん、よろしくお願いします」
と軽く挨拶をした
「挨拶が終わったとこで、Archiveの紹介をしよう」
と笑顔で俺のところを向いた
「Archiveは、少人数で行動する部隊だ 正式のメンバーは君を合わせて、40人 ここの部隊では、君が5人目 ほかのメンバーは鷹のいる所の基地で調査している」
おいおい、ちょっと待て 俺たちArchiveの正式のメンバー40人に対して、目標の鷹は人口の今は8000万人 単純計算で、200倍もいる
「じゃあ、鷹とどうやって、戦っているんていうですか!人数では圧倒されるじゃないですか・・・
それに向こうはアクエリアス、パワーのランクの人がいるじゃないですか、これじゃあ、まったく、相手にならないと思うのですけど。」
パワーランク、7段階の中で2位 頂点のランク:アクエリアスの下のランク 要するにこの夢町の最高ランカーと博打みたいにこっちが負ける率100%ってこと
普通なら勝てないところに勝負を仕掛けていると同じじゃないか
「確かに人数では勝てないが、こちらは人数より、質だ! 今いる、Archiveのメンバーは君を除いて、アクエリアスの一人、二人ならこちらは、相手に対して、3人組みで倒せる」
俺はその言葉にえっ!という言葉を出してしまった
だってそうだろ、最強を誇る、アクエリアスをたった、3人だけで、倒せるなんて聞いたことがない
しかし、もしも、それで、アクエリアスを倒したとしても、まだ向こうにはパワード・スタンダードのランカーがいる それでも、勝算は1%も満ちてない
「それでも、まだ、こちらが・・・」
と俺が言葉を出そうとしかけたとき、相沢さんに俺の言葉が拒まれた
「では、今ここでは、5人しかいないArchiveでは、どうやって、分けるんですか?」
と真剣な目でボスに話しかけた
「それを今から言おうとしていたんだが」
とその言葉を発した時に、相沢さんははっとし、
「すみませんでした、口が走ってしまいました」
ボスは笑顔でいいよ、いいよといいつつ
「では、発表する!
今から内田一真は相沢楓と2組みのパートナーだ どんなときも、行動を一緒にし、友情を深め、そして、敵に遭遇したときに備えよ!相沢楓、君にとっては護衛の任務だ! 以上!」
とボスから口に出たのは予想にもしない言葉だった
俺と相沢さんがパートナー? 今日、まあ、一晩寝込んでるから、昨日か、出会ったの他人と!?
どうやら、相沢さんも驚いていたようだっだ
「返事は!」
とキリッとし、相沢さんは
「了解です!今日からパートナーを承りました」
と相沢さんがいったのを後から俺も言った
失礼しましたとドアを閉め、本部を後にした
歩きながら、相沢さんは
「本当によかったんですか?」
と俺に質問してきた
「本当によかったんですか? 私がすれてきたせいでArchiveに入ることになってしまったことです」
俺はそのことかと手をぽんとして
「あー、そこコトね 大丈夫、なんとかなるって」
と俺は馬鹿丸出しにそういった
「まあ、はっきりいって、よくはないんだけど・・・ だけど、相沢さんみたいな女性が戦っているとこを見ていると、自分がなにもしない、できないと思うより、行動してみれば何か変わるかなーって思ったり」
と曖昧な答えに相沢さんは
「ふふふ、内田さんはお人良しなんですね、でも、何かあったときは私が守ります」
と素敵な笑顔を俺のほうに向けてきた
正直いって、かわいいです これはやばい、直視できないくらいにかわいい
とっさに俺は目を背けてしまった
「どうしたんですか?」
と相沢さんは不思議そうに聞いてきた
「な、な、なんでもないよ! ただ・・・
「ただ・・・?」
相沢さんがこちらに迫ってきたので俺は、わわわと後ろに倒れてしまった
相沢さんは大丈夫ですかといって、手をさし伸ばしてくれた
「あ、ありがとう」
と俺はぎこちなくそういった
俺たちはそこから、出口までどうして、Archiveに入ったの?とか、通信方法など淡々と話していた
俺はその時間がずっと続いていればいいと思った
だけど、楽しい時間もいつか終わりは来る、あっという間に出口についてしまった
外はもう、夜だった 幸いには俺はマンションの一人暮らしなの、夜遅く帰っても、怒られることはない
すると、相沢さんが
「内田さん、今日は早く睡眠に入ったほうがいいですよ?まだ、体の傷も癒えてないと思いますので」
といってきたので、俺はじゃあ、またと言おうとした時に
「これ、受け取ってください」
と俺に渡してきたのはペンダントだった 半分しかない、丸円盤に青い宝石の半分みたいのがはまっている、いかにも高そうなペンダントだ しかも、それは、たった今まで、相沢さんが首に付けていた物だ
「そんな高価なものは受け取れません、大事にしてるじゃないですか」
と手を前にして、いいですいいですといってると、
「これは母の形見にです」
と相沢さんはいった
やっぱり、大切なものじゃないか そんなもの受け取れないよ
「でも、母は、いつか、大切なで守る人ができたら、このペンダントその人に渡せって言われました これはお守りみたいなもので、今、私がつけているペンダントと一緒につけるより、一つを自分がもう一つがその大切な人にって」
相沢さんが、首にかけていたのは、さっき俺に渡してきた、もう半分のペンダントだった しかし違うのはカバーがついていることだった
ただ分かったことは、相沢さんは真剣だったことだ
俺はそれはなにか違うと思いつつ、その相沢さんの母親の形見のペンダントとそのカバーを受け取った
「わかったよ、受け取るよ」
と言葉を発すると、相沢さんは
「ありがとうございます、それはどんな時もちゃんとつけていないといけないらしいです お守り代わりだって、それに、これ二つを合わせると一つです それには、どんなときでも再会できるような、願いが詰まっているらしいです」
とうれしそうにこちらに話してきた
俺はそのうれしそうにする顔を見ただけで考えてることが吹っ飛んでいった気がする
俺はそこでカバーを付け、ペンダントをつけた そして、じゃあ、またといってその場から愛しき、家に帰った
ご愛読ありがとうございました
そのペンダントのには確かな願いがこもっていた
なんかいいですね
次回は1月16日くらいに上げたと思います