夜明け 2
投稿遅れてすみません
ちょっと短めです。いろいろありまして・・・
横になって倒れて目を閉じていると玄関から呼び出し音が聞こえた
ああ、そうか、あいつが来てくれたんだな、そうあいつが。
俺は今になって気づいた。
相沢さんが今、家にいるって事は、ばったり会ってしまうこともあるかもしれない
そう考えるとやばい、急いで俺は家に戻った。
「ういッス!かっずま~いるかい?」
少女の明るい声が家に響いた。
俺は玄関まで行くと満面の笑顔で少女はお出ましだ。
「美知乃、いつになったら、人の家の鍵を返してくれるんだ?」
美知乃、こいつの名前だ、如月 美知乃 小学校の頃からの幼馴染だ。中学はこいつが上京し、東京にいったが、通うのが面倒と理由で、戻ってきて、高校でクラスが一緒になったというわけだ。これも腐れ縁ってやつだろう。
「おお、冷たいぞ、一真。これも小さいときは一緒に寝た仲じゃないの。後、そうそう、それと私の事は小さい時みたいに「みっちー」でいいからね」
こいつの家とは親同士でも仲がよかったので、俺と美知乃は小さい時から何をする時も一緒だった。一緒に寝たというのも小さいときだ。それもこいつが上京して終わりかと思ったら、まだ、続いてんだから・・・
「みっちーなんか、誰が呼ぶか!高校生になってら恥ずかしいわ!」
美知乃は頭に手を付いて小さくため息をついた
「チッチチー、まったく、わかってないね、一真は。あの時みたいに新鮮になれるのだよ?」
人差し指を左右に動かしてそういった。
個人的に、美知乃には早く帰ってもらいたいのだが、さてどうするものか・・・
「で?今日はなにしにきたんだ?」
俺は手に持ったタオルを肩にかけた。ちょっと汗を拭いたタオルなので少し湿っている。だが、そのおかげでほのかに冷たく気持ちよく感じる。
美知乃は靴を脱ぎ、靴をそろえた。
「いつも通りにご飯を作りにきたにきまってんじゃん」
そう、こいつが平日は毎日、朝・晩、飯をつくりにきてくれるんだ。昨日は風邪を引いたらしくこれなかったらしいけど。正直、ありがたいが、今はそういうことを考えてる場合じゃない。
トン、トン、階段から人が降りてくる音が聞こえる
ご愛読ありがとうございました。
主ははじめての小説なので指摘がありましたら、どうぞお願いします