家
俺は相沢さんを連れて、家のドアをあけた
まぁ、俺の家というより、前、親戚が住んでいた古い家を、安値で買ったらしい
見た目はあまりよくないのだが、中は俺一人では広いくらいの広さだ。
二階建てだけど、入学まで掃除が二階まで終わってなかったので、俺は正直、使う気はなかった
しかし、この際、掃除をして、狭い二階も自分の部屋用にして、相沢さんは下の一階を使わせることにした。
「えーと、相沢さん」
相沢さんはソファに腰をかけて、何かようですか?みたいな顔をしていたので、説明をする前に二階の掃除を終わらせることにした
「俺は二階の掃除をするから、ちょっと、なにもないけど、待っててくれない?」
さすがに一人じゃあ、結構、時間はかかりそうだけど、頑張ることにした
「わかりました。でも、掃除でしたら、私も手伝います」
女の子に掃除を任せていいのかわからなかったけど、今までの行動を見てると、俺一人にやるといっても、ついてきそうと俺は考えた
「じゃあ、少しだけで手伝ってもらえるとありがたいけど、いい?」
相沢さんは机に鞄を置いて、立ち上がった
「わかりました、そして、私は、なにをすればいいでしょうか?」
まあ、やること1つしかない
「二階の荷物整理を手伝ってくれ」
表情を変えずに相沢さんは
「わかりました」
とつげた
少しして、半分片づけが終わった
携帯を取り出して時間をみる
携帯の機械の時計は7時30分と表示している
俺と相沢さんが掃除を始めたのは6時半過ぎだったから、約一時間程度、やっていたことになる
しかし、俺はダンボールの中の本を少し見ていたりするから、大体は相沢さんがやったことになる
相沢さんには私服だけ、このタンスに入れてくれ、それ以外は俺の所に持ってきてくれと言ったので、俺は大体さぼっていたので、そろそろ休憩をすることにした
「相沢さん」
相沢さんは手を止めて、こちらに顔を向けて
「なんでしょうか?」
と淡々と言った
「7時半を過ぎているけど、そろそろ飯にしないか?」
相沢さんはコクリとうなずいた
「よし、じゃあ、ちょっとまっててくれ」
俺はよいしょと立ち上がり、相沢さんを残して、弁当を買いに部屋からでた
投稿遅れてスミマセン
前にあげてたと思っていたのがあがっていませんでした・・・
次回は7から9あたりにあげたいと思います