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授業2
鳥の巣頭の他にはヘラヘラしていることが特徴の海谷。
(と言ったらキレられるだろうけど)
だからこそさっきの視線が気になって頭から離れなかった。
まるで何かの覚悟を決めたかのような…
考えすぎか。
俺は教室を後にすると、次の歴史の授業に遅れないように小走りで向かった。
「おい、新田〜」
「ん?なんだ岡部か」
「君のレポート読ませて貰いました。これは傑作です。僕はそう思う」
…ふざけてるのか。
珍しい。乗ってやるか。
「そうかそうか。んじゃ、生徒会の力で学院新聞にでも載せといてくれよ」
「…善処します」
「うんお願いな」
そんな他愛もない会話をしている間も、
何故か視線を感じるような気がしてならなかった。
次、他キャラ視点です