勇者の仲間たち
っと、その前に俺ら勇者一行の紹介がまだだったな。
俺ら勇者一行は勇者、魔法使い、聖女、武鬪家の四人で構成されている。しかし、俺を含めて簡単に補足を入れなければならない。
まず俺は多分、異世界から転生している。俗に言う転生勇者ってやつだ。ただし生まれも育ちもこの世界デグダルだがな。物心付いたときから前世の記憶、それもこの世界ではあり得ない記憶があるから、転生したと思っているんだが。
どんな記憶かって?こっちではあり得ないぐらい進歩していて平和だったな。
「勇者様~?誰と話してるんです?」
コイツは聖女として活動している、アルト=フィリア。まぁ分かると思うが、のほほんとしていて隙だらけだ。ただ、勘が妙な所で鋭い時がある。今みたいにな。
「ん?独り言だ、気にするな。」
「ねぇねえ、もう帰ろうよ!流石に何日も見てたら飽きちゃうよ。」
この子は魔法使い兼剣士だ。名前はウィズダム=エリエス、天才と馬鹿は紙一重を地で行く天然娘だ。本人が言うには魔法剣士ではなく魔法使いらしい。どっちゃでもいいがな!。
「勇者様帰っちゃうのか・・・。寂しくなるね。」
この子は相変わらず感情の起伏が激しいな。
「まだ分からんさ、とりあえず会議終わんねーかな・・・。」
「これはもはや会議ではなくなってるかもしれんな・・・。」
この苦笑している男が武鬪家でありウチの料理人のヴァイク。この一行の生命線であり、頭脳である。
さて、そろそろ行動に移すか・・・