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勇者vsゴロツキ(冒険者)

 それはとある町の裏通り。

 そこに、それは、いた。

 ―――――――――――――――――――――――

 この町の警備隊の一員である俺らはいつも仕事が終わると酒を飲む。定位置はカウンターの奥で今日は二人で飲んでいた

「あぁー!今日も働いた!仕事の後は酒がうめえ!」

「全くだ!最近は何かと物騒だからな・・・!ゴク、ンク、プハッ!ッアー!俺らも色んな所に駆り出されてるしな!」

 ジョッキを傾けて馬鹿なことを言い合いながら、時間ギリギリまで話したり飲んだりする。最近は町がざわざわしてどこか忙しない。んー、この時期なんか行事あったか?

 いや!今は飲もう!ゴクッゴクッ!

 店は俺らみたいに酒好き、話好きがたくさんいる。気兼ねなく話して飲める最近の溜まり場になっている。

 しばらく馬鹿話をしてると突然騒いでいた声が止んだ。ん?何だ・・・?

 ギィッ!ギシッ・・・ギシッ・・・!

 扉を開けた音、足音らしき音だけが響く・・・

 何だ・・・?なぜ皆黙っているんだ?

 うっ、何だこの匂い。肉を焼いたような、焦げくさい匂い・・・。

 ギシッ・・・ギシッ!

 止まった・・・?

「――――――?」

 ボトッ!   ギシッ・・・ギシッ!

 何かが落ちた音と同時に、また木の床を踏むかのような音が店内を支配している。

 それ以外聞こえない。そんな音が店内を動き回りこちらの方に近づいてきた。

 目の前の同僚が口を開けている。

 おいおい、すごい顔だな・・・。けど何て言ってるか聞こえねえぞ?

「―――――!」

「――――――――!」

 だから何てイッテンダ?

 と口に出した。

 え・・・?どうなってるんだ?

 俺らがこうしてるうちにも、音は、あの音だけは変わらず響いている。

「―――――――――!」

 後ろを指さし顔を青ざめて口を開け閉めしている同僚。

 瞬間、背筋が凍った。心臓を握られたかのような圧倒的な殺気。

 匂いが一段と強くなった、だが鼻はその匂いを求める。

 振り向いてはいけない、だが本能は確認することを求める。

 体が俺の後ろにいる存在に興味を示している・・!

 俺は・・・遂に振り向いてしまった・・・!

 目の前の存在を俺は見てしまった。

 俺は目の前の存在に見られてしまった。

 失敗、後悔、憔悴、絶望

 あらゆる負の感情が溢れて吐きそうだ。

 そこにいたのは・・・

「汝ィ・・・勇者ァ・・・カ?」

 焼け堕ちた翼を背に

「汝ィ・・・違ウゥ?デハァ・・・勇者ァ何処ォ?」

 魔族のようなモノが立っていた。

「ヒィィィィィィィィ!や、止めろ!やめてください!殺さないでぇぇ!助けてくれぇ!」

 質問の意味が分からない。

 勇者?俺が?馬鹿か!人違いに決まってんだろ!?

「おい!お前ら聞いてんのか?!!助けてくれよぉぉ!」

 何で?どうして?そんなことが頭を巡る。

 まさか・・・聞こえてないのか?

「汝ィ・・・」

「ヒィッ!ヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテ!コロサナイデクダサイィィ」

 匂いがまた強くなった

 次の瞬間

 視界が浮いた。あれ?なんでお前ら逆さに・・・

「死ネェ」

「ぁ・・・」

 あ、首を斬られたのか

 冷静に理解した俺は・・・。


 

 裏通りの酒場が燃えている。

「勇者ァ・・・何処だァ・・・」

 だがそんなことはどうでもいい。

「骸頭に襤褸の外套で体が骸骨・・・。聞いてた特徴と一致しているな」

 そのモノと対峙するは長身の二刀流の剣士。

「汝ィ・・・勇者ァ・・・?」

 骸骨がカタカタと器用に、威圧的に笑う。

「勇者狙いの噂も本当か・・・。俺も難儀な奴に好かれたもんだ」

 すると理解が及んだのか、笑うのを止めて代わりに

「勇者ァアアアアAAAAAA !!」

 劫ッ!叫びに呼応するかのように辺りに炎が撒き散らされる。

「威勢がいいな!!糞骸骨。だがな、いくら【灰塵】の焔でも燃やし尽くせないものがあると知れ!」

 炎を斬る。それは剣の達人のその先に到達することで行える化物のような領域。

 つまり、ここには化物が二人いるということ。

 勇者は炎を切り裂きながら肉薄する。

 その間4、5メートル。それを一息で駆け抜ける。

「疾ッ!」

 その勢いのまま、骸骨を斬りつける。

「ヌゥッ!」

 剣を、剣で受けた骸骨はその剣を燃やそうと

激しく炎を噴き出した。

「チイッ!予想以上に面倒な炎だな・・・!自由自在に動き回って自動で主人を守るってか?」

 災害級の魔物【灰塵】のビフロンス。

 その実力は町一つ簡単に燃やすって書いてあったけど、これは町一つぐらい余裕だろ。

「カカカッ!死ネェ!・・・勇者ァ!!」

 炎を纏った剣で斬りつけてくる骸骨。

「グッ!」

 重い攻撃を受け流し反撃するが、効果はあまりないみたいだな。

 相手の意表を突くように剣の間合いから体を引く。

「?・・・逃ガサンッ!勇者ァ!?」

「逃げねえよ、むしろてめえが逃げんなよ?!」

 大きく横に俺を逃がさないように剣を振った骸骨。

「甘ぇんだよ?!馬鹿が!」

 対する俺は体を引いた反動を利用して奴の真下に潜り込んだ。

「ナッ!勇者ァ?!」

「これで終わりだ!消えろ!」

 二刀を交差させるようにしてビフロンスを切り裂いた。

「ゴハッ!ゆ、勇者ァアアァァァァアァアァア!!」

「大人しく死ね」

 首を斬ったら大人しくなったな。

「ふぅ、やっと終わった。・・・町がボロボロだな。どう収拾付けようか・・・」

 なにはともあれ終わった。取りあえず報告、そのあと寝よう・・・。


 ――――――――――――――――――――――― ――ヨシノの家・書斎――

「―――これがこの町の始まりの話ですね。この半壊した町からフウランの町ができた、と聞いています、祖先の日記にも同じようなことが書いてあるようですね」

「つまり、この町を建てる時に勇者が関わってたってことか?」

 なんでこの話をしてるかというと

「勇者の具体的な仕事ってなんだ?」

 朝、早起きして暇してた俺は、ヨシノにこんな質問をした。

 情けないことに魔王と戦うのが、魔物を倒すのが勇者の仕事って言われてたせいでこういう平和な状況に置かれると少し困る。

 だから昔の勇者は何をしたのか聞いたって訳だ。 

「そういうことですね。あっ・・・長々と話してしまってすいません。そろそろ店がやってる時間ですよ?」

「おっと、もうそんな時間か・・・。話してくれてありがとな。取りあえず目の前のことに集中してみるわ」

 さて、昨日はあまり町を見てなかったからな。

 散策しながら冒険者ギルドを目指すか・・・。

 

 ―――――――――――――――――――――――

 ――フウランの町・中央部――

 迷った・・・。地図もらっとけばよかったな。

「ったく、ここはどこだ?中央部らしき看板はさっき見たんだが・・・肝心のギルドが見当たらねえな」

 面倒だが人に聞くか。ちょうどいいところに屋台のおっちゃん発見。

「鳥串二つ」

「あいよ。二つで銅貨四枚だ」

「五枚払うからギルドの行き方教えてくれ」

 すると怪訝な顔をしたおっちゃんは

「なんだ坊主、この町は初めてか?」

「いや、かなーり前に来たことあるんだが・・・。その時は寄っただけだったから、中央まで来てないんだ」

 すると納得したのか

「そうか。ならお代は四枚でいい、俺からの歓迎だ。この通りを南に進んで左側に、交差した剣と盾の看板が立っているところが、お前さんの行きたいところだ」

 ふむふむ、なんとなく分かった。しかし鳥串うまいな。モグモグしながら聞いてると

「良い食いっぷりだな。一つサービスしといてやろう。今後ともウチの店を、ご贔屓にな」

「ありがとう!おっちゃん。また、近くに来たら寄るぜ」

 人柄が良いなこの町は・・・。

 よし!冒険者ギルドに向かいますか!


 ――フウランの町・冒険者ギルド――

「ここが冒険者ギルドか・・・」

 雰囲気を一言で表すなら雑多、だろう。

 中に設営されてる酒場には昼間から飲んでる冒険者。

 依頼書の前でウンウン唸ってるパーティ。

 受付の人に話しかけてる冒険者。

 などなど。

 典型的な冒険者ギルドって感じの場所。

「典型的?なんか・・・見たことあるような・・・?」

 なんて考えてると

 ギルド職員から話しかけてきた。

「ここの冒険者ギルドは初めてですか?」

「いや、初めてじゃないです。だけどまだ、登録してないから登録をお願いします」

 なに言ってんだ?ここに来るのは初めてだろう?

「これは失礼しました。その、見た目で判断してしまって」

 分からんでもない。事実、俺の身長は高いほうじゃない。

「気にしないでください。よく言われますから」

 と、笑いながら流しておいた。

「それでは登録をしますのでカードを提出してもらってよろしいですか?」

 すっ。無言でカードを提出する。

 少し待っていると

「お待たせしましたシノギさん。こちらが冒険者用のカードになります。えーと称号の方は公開しないほうがいいんですか?公開したほうが良い依頼がシノギさん宛てに入ってくることになりますが・・・」

「気遣いありがとうございます。称号の方は非公開の方向でお願いします」

「それではランクFのブロンズカードをお渡しします。誰しも最初はブロンズからです。頑張ってランクAになってくださいね!」

 受付から戻って次はどうするか考えていると

 ドンッ!と男が俺にぶつかってきた。

「おっと、わりーわりー坊主。小さすぎて見えなかったぜ?ギャハハハ!」

 おっと流石に道のど真ん中で考え事は不味かったな。

 軽く会釈してそっと脇にずれると

「あ?なに澄ましてんだ?迷惑料払ってくれよ、このランクDパーティ【獣の爪牙】の邪魔したんだから」

 と下品な笑いをしながらそんな要求をしてきた。

 他のパーティ面子も下品な笑いを浮かべている。

 チラッと視線を他の人たちに向けると、諦めろみたいな視線を向けてきた。

 はぁっ。しょうがない、道を止めてたのは事実だしな。ここは下手に

「分かりました。迷惑をかけてたのは謝ります。それで幾ら払えば良いんですか?」

「物分かりがいいガキじゃねえか!?・・・そうだな今持ってる有り金全部で許してやってもいいゲバッ!?」

 別にコイツの語尾がゲバッになったわけではない。

 コイツの喋りが終わる前に殴っただけだ。

「有り金全部だぁ?こっちが下手に出てるからって調子にのりやがって。俺の身長が小さすぎて見えないぃ?てめえらこそ何処に目つけてんだ?!」

 突如激昂した俺に呆然とする一同。

「リーダーッ!大丈夫か?!」

「グゥッ!てめえクソガキ!やりやがったな!?」

 俺を囲もうとする【獣の爪牙】

「おう!やってやったぞ!!」

 これじゃどっちがゴロツキか分からんな。思わず心のなかで笑う。

 さて囲まれたがこっからどうすっかな・・・。相手は四人、こっちは一人。多勢に無勢か。

 咄嗟にムラマサを腰だめに構えてしまった。

(なんだコイツ・・・!囲まれてるのに冷静すぎる!)

 この勝負動けない・・・!動いたやつを犠牲にすれば勝てるが、誰が最初に死に逝くというのか。

「「「「「・・・・・・・」」」」」

 五人分の沈黙が下りる。

 その沈黙を破ったのは――!

「弱いもの虐めは感心しないなー?君」

 扉の方から聞こえた若い女の声だった。



「あぁ?!なんだアマぁ?俺たちは今からコイツをボコろうと、し、て?」

 その女は【獣の爪牙】の面々を無視して俺のところへ来た。隙がねぇな、この女。

「――誰だ?」

「そう殺気をぶつけないでほしいんだけどな―――本気にしちゃうよ?」

 コイツ・・・予想以上だ。

「おい!無視して話すな!?俺たちを誰だと「悪いんだけど・・・」」

 女はリーダーの言葉を遮ると

「君たちのことなんて興味ないし、話を交わす必要も感じないな。その程度でランクDパーティだなんて笑わせないでほしい。冒険者ギルドの品位が問われちゃうでしょ?」

 コイツ・・・かなり性格悪いな。

 ほらぁ、【獣の爪牙】の人たちが青筋たってるじゃないですか・・・。

「てめえ!言わせておけば!?野郎共!フクロにしちまうぞ!」

「ヘイ!リーダー!」

 おいおい大丈夫か、コイツら?殺されるぞ・・・。

「私、これでも有名人なんだけどな――まぁいいや。それじゃ三割で相手をしてあげるよ?」

 あ、一人行った。おぉ、剣を横薙ぎに!

「お前が誰かなんて知るグバァ!」

「甘いよ」

 おぉ、膝が股関にクリーンヒット。あれはしばらく動けんだろうな。

 こっちはすぐ決着着くだろう。さ、依頼受けるかな。

「騒動を起こして悪かった。だけど相手も悪いと思うんだけど、どう?」

「どう?と言われしても・・・。基本的に冒険者同士のイザコザには首を突っ込んではいけないんですよ。なので先程も助けには行けなくて、すいません。ですから重大な事件に発展しない限り、責任を問われることも無いので安心してください」

 そうか、なら安心だな。

「んじゃ、討伐依頼の紙を見せてくれるか?最近暴れてる虎の情報を教えてくれるといいんだけど?」

「!虎というと【刀剣】の情報ですか?アレは最近出没し始めたばかりであやふやな情報が多いんですよ」

 あやふや、ねぇ。

「出没地域だけでも教えてもらえないか?」

「地域でしたら、すぐ最近にこの町の周囲で徘徊してるのを見たらしいですよ。ですが、その、なんでも業物と言われる武器を持ってると出てくるなんて話もあって、会えない可能性もあるとだけは頭に入れといてください」

 業物か・・・。この刀は多分業物に分類されると思うんだけどな。

「それなら大丈夫。彼の剣は業物なんて目じゃないから」

 横から女が入ってきた。

「横入りは止めてくれよ?強いからってルールを守らなくて良いなんてこと無いよな?」

 そんなことを言うとキョトンとして、何が面白いのか笑いながら

「君、やっぱ面白いね。私にそんなこと言う人いなかったから。ますます興味が湧いてきたよ」

「そりゃ可哀想な人生だったんだな。これを機にルールを守ることを覚えてくれ。そういうわけで後ろに並んでくれるか?」

「いやいや、さっきも言ったけど君に話があるんだってば!だから並ばなくていいんだよー」

 俺に話が?んじゃ【獣の爪牙】は関係なかったのか・・・。俺としては面倒事を解決してくれてありがたかったが。御愁傷様。

「俺は話なんて無いしな。考えてもみろいきなり知らない人に、君に興味があるなんて言われたら怖いだろ?俺は怖い」

「むう・・・。じゃあどうすればいいの?」

 どんだけ話したいんだコイツは・・・?

「後でまた聞きに来ます。

 取りあえずこっちで話そう。ここは邪魔になる」

 受付の人に了解を取って女を酒場側の席に連れてく。

「どうすればいい?だったか?まずは自己紹介してくれ。女って呼ぶのは嫌だしな」

「それじゃ自己紹介するね。名前はメイブ=アルニス。メイブって呼んでほしいな」

「おーけー。メイブは何の用があって俺に話しかけたんだ?」

 そこが問題だな。取りあえずは虎を見つけて倒さないとダメだしな。

「そうそう!その・・・魔族のことってどう思う?」

 どうしたいきなり?質問を質問で返すとは・・・!

「どうもこうも、うーん難しい質問だな。どう思う、か・・・」

 俺の答えに興味津々て顔だな。

「そりゃ憎いし敵だと思ってるけど、それは個人の問題だな。アイツが嫌いだから人間も嫌いってならんだろ?つまり、俺に好印象持ってる奴は嫌いにならないと思うし、腹立つことすればソイツ相手には怒るだろうよ。こんな感じの答えでいいか?」

 俺が喋る度にコロコロ顔を変えるから正解が分からん。ちなみに今は喜びの顔。何故かは分からん。

「そう?!だったら、その、わた、私は」

 おおう、いきなりキョドり出したぞコイツ。大丈夫か?

「落ち着け。ゆっくり話せ、聞いてやるから。はい!深呼吸!スー、ハー」

「スー、ハー・・・。ありがとう少し落ち着いたよ。」

 続けて

「その、私はま、魔族なんだけど、しばらく前にここに来てて人間を殺せって命令が降ってたの。だけど私は人間を殺したくなくて、けど命令だからやらないとって思って――」

 色々突っ込みたいが取りあえず聞いておこう。

「それで昨日の夜、知ってる気配があったから、まさか仲間が来たのかって思って――」

 ヨシノの家の時だな。魔族は同類の気配を感じとれるのか・・・。

「人間と一緒に行動してたから、少し驚いたけど彼女は楽しそうな気配だった・・・。それでどんな人と行動してるんだろ?って思ってここまで尾いてきた」

 そうかそうか、ストーキングされていたか・・・俺は。あまりの情けなさに思わずorzの姿勢をとってしまう。

「それで全てか?」

「うん。これが理由。それで私を君のグループにいれてほしいなーって」 

「しかし、魔族か・・・。正直なかなか可愛い女に見えるぞ?魔族の特徴の耳も尖ってないし」

 そう、正直言って可愛い。綺麗なブロンドのショートの髪。バトルドレスに身を包んでいても尚、存在感を出す胸。スタイル抜群で顔も良い。

 だが魔族だ!

「それは、多分私がハーフだからじゃないかな。特徴もあまりでない代わりに、魔族としての力は十分に使えない。よく故郷では混ざりものとか言われて蔑まれてたよ」

 重い・・・!何がって話が!

「そうか、それでメイブは俺らのグループ・・・?思ったけどグループなんて作ってないぞ?俺ら」

「えっ?そうなの?」

「基本来る者拒まず、去るもの追わずが俺の信条だからな」

 これは今決めた。

「一緒に来ても構わんけど、さっきの話でもあったけど今の俺は【刀剣】を倒そうとしてるからゆっくり出来ないぞ?」

「あら?私は戦闘関係は自信あるんだ。さっきも言ったけど、そこそこの有名人なんだよ?私」

「そうか、覚えておくよ。メイブ、俺の名前はシノギだ。君って呼ぶなよ?」

「分かったよシノギ。これからよろしく!楽しくなりそうだねっ!」

 嬉しそうだな、メイブは。

「よし!話も纏まったし受付の人に聞きにいくか!」

 思わぬ仲間が入ったが大丈夫だろう。

 若干の不安は残るが・・・。


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